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カテゴリ:ニューヨークにて
さて、いつも肖像画集の男前カレンダーを楽しみにしてくださってお問い合わせをたくさんいただいています。
ありがとうございます。 楽しみにしてくださっていて嬉しいです。 感謝いたします☆☆☆ 今年は新型コロナの問題があり、モデルを頼んで肖像画を描かせていただくことが遅れております。 11月中に印刷所に発注したら12月発売となってしまいすごく遅いかな~と思っています。いっそのこと、カレンダーは2021年用は飛ばして、2022年用にするほうが良いかもしれません。 あとモデルを3名頼むと仕上がりますが、どうしようかな~。 そのうち残る2人はダンサーなのですが、1人はオンライン・クラスを開講していてコロナ前よりも比べ物にならないくらい大繁盛していて超多忙で無理そうですし、もう1人はコロナの停滞をチャンスに手術をして体の修理を行って今はリハビリ中ですし。あと1人はまだ決まっていません。 あとの3枚は微妙です~。 この残り3枚は、仕切りなおして2022年用に向けてゆっくり描いたほうがいいかなあ~。 私が描くのはクラシック絵画なので、肖像画モデルは4時間かかるから、モデルをするほうも大変だろうとお察しします。 時間をかけて製作するクラシック絵画は現代の時代に逆行しています☆ 時々休憩をしますが、クラシックのモデルはしんどいかもしれないですよね。 でもモデルを協力してくださる方々の中には、このような修行が厳しいクラシック絵画の肖像画を尊敬していてぜひ今年もやりたい!と楽しみにしてくれている方々もいます。 特に、極真空手をもう27年とか続けている黒帯のアメリカ人の方は過去に世界大会にも出ているような屈強な男性ですが、この肖像画モデルをやるのをすごく楽しみにして下さっていて、いつも私が描くところをとても興味深そうに観察していらっしゃいます。 「このような肖像画が描けるなんて尊敬しています!またこのモデルをやるのを楽しみにしていたのです!また次もやりたい!」などと喜んでくれています。 極真空手が分かれた時に黒人の師匠のほうへついていってそこで修行を続けた方なのですが、毎日1時間くらいは普段から鍛錬をずっと続けているそうです。レンガ5枚とか割れます。道場には週3回くらい通い続けていたそうですが、今はコロナ以降はそれもなくなったのでしょう。 普段は別のお仕事(医師で救急隊員)に就いていらっしゃって、空手は趣味で続けていらっしゃいます。この方はやろうと思えば空手の先生も出来ますよね。 極真空手の修行と鍛錬は厳しいしきついので、何事もそういう鍛錬を積み続けて乗り越えてきた方々は、この私の肖像画の背景にある鍛錬のことが想像つくので敬意を持ってくれるのでしょうし、意気投合しますね~。 私も、極真の黒帯って聞いただけでも、うわ~その鍛錬はすごい厳しかっただろうな~とすぐ分かりますものね。 何事も鍛錬を毎日積み続けてきた同士というものは、言葉を交わさなくても、一歩一歩、一段一段何かを乗り越えてきて到達を成し遂げてきた経験にお互いに共感して、敬意を持って、意気投合するものです。 毎日、やめずに鍛錬を続けることは、自分の中に確固たる軸を作ることになりますね。 その軸が出来てくると、鍛錬を続けてきた者同士は共通の言語のような感じで理解し合えることが早いです。 私のバンドメンバーでありジャズピアノ(ジャズオルガン)の師匠のウィル・ブールウェアもそういう、極真の鍛錬みたいな、究極の世界頂点のレベルまで到達して保ち続けているという長く深い鍛錬が、誰も他の並のプロのピアニストが追いつけないことだから、尊敬しています。 あのレベルのジャズピアノは、他のピアニストの誰も真似できないし到底追いつけないですよ。彼の取り組む姿勢が根本的に他のプロのピアニストとは違いますし、厳しいです。 極真空手を創った空手家が自然石を割るまで修行し続けたエピソードを思い出しました。ウィルのジャズピアノは自然石割りみたいなものだと思います。 このような素晴らしい尊敬できるピアニストの師匠を与えてくださった神に感謝いたします。 前回シェアしました記事の、バレエダンサーのゴンサロ・ガルシアも、同じく厳しい鍛錬を積み続けて世界頂点のレベルまで到達して、君臨し続けている現役の方なので、すごく意気投合しましたし、尊敬しますし価値感や取り組む姿勢が勉強になります。 そういう鍛錬を積み続けた究極のレベルに到達した人々に肖像画のモデルをしてもらって打ち解けるのは、お話も興味深いですし、肖像画プロジェクトは楽しい企画で気に入っています。 海外での合言葉は、「何かの鍛錬を積み続けてきて乗り越えて世界水準の究極レベルに到達したことがある」です。 「自分に厳しく。」それも合言葉です。 鍛錬を乗り越えて積み続けてきた者同士は、その努力に共感、共鳴するからお互いに打ち解けて意気投合できるのだと実感しました。 肖像画プロジェクトでそのような興味深い人々と交流できるので、これもありがたいですし楽しいですし、神に感謝いたします☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月03日 04時42分17秒
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