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カテゴリ:ニューヨークにて
私が演奏する楽器はピアノではなくてオルガンなのですが、子供の頃からピアノよりもオルガンの音色が大好きで、1日何時間も練習していたこともありました。特に、両手で演奏しながら、左足でベースラインを弾きながら、右足でペダルを使って強弱をつけて音を表現するという楽器の構造も好きで、日本にいた時からオルガンの巨匠のジミー・スミスを崇拝していました。
オルガン・ジャズのジャンルを作ったのはジミー・スミスなので、後世のオルガニストでジミー・スミスの影響を受けていない人はいません。 鍵盤楽器というとピアノが主流な中、私はピアノよりもオルガンのほうが好きなので、本日は、前から私が注目しているオルガニストを紹介します。 鍵盤楽器の中では、ピアノ人口のほうが大多数ですよね。・・・オルガン人口はすごく少ないと思います。 私の周りでも子供の頃からピアノを習っている人はのもすごく多かったですが、オルガンを習っている子供はほとんどいなくてすごく少なくて、私は音楽の面ではいつも孤独でした~。・・・学校ではジミー・スミスが好きな子供が1人もいなかったし、私は歌謡曲は聴かなかったですし、学校では全く音楽の話が合わなかったからいつも音楽の話になると黙っていました~。 昔は、学校でも、同じクラスで生徒45人くらいのうち15人位は、3分の1の生徒はピアノを習っていたような割合で、けっこういましたね。お母様が昔子供の頃からピアノを習っていた友人多かったですし、お母様がピアノ教師の友人達も結構周りでいましたよ。女子達はもちろんのこと、クラスの男子達も大勢、ピアノを習っている子が多かったです。(・・・もしかして近所に宝塚歌劇団があったし、1軒家が多いベッドタウンの宝塚市だったからかな?地域の環境の影響かな?日本全国では一般的ではないのかな???) その中でごく一部の方々が音大へ進みましたが、ほとんどは普通の大学の学部へ進学していて、音楽は趣味でやっている感じでした。 もしかして今思うと、その頃は、親が子供に文化的な習い事をさせていたご家庭が多かった良い時代だったのかもしれないですね。 ・・・ですから、日本ではオルガン音楽にはあまりなじみが無いかとお察ししますので、現代のニューヨークの素晴らしいオルガニストを紹介しますね☆ 私が前から注目しているのは、ニューヨークのブルックリン出身の世界的オルガニスト(オルガン奏者)のCory Henry(コリー・ヘンリー)です。 彼の演奏は本当に楽しそうで、全身がオルガンと一体化していて、神とつながって演奏しているのが良く感じられるような神々しいオルガン演奏です。もともと、ブルックリンの教会で毎週ゴスペル音楽のオルガン伴奏をして育ってきたそうです。 彼をオルガニストとしてとても尊敬しています☆ 彼のとっても楽しそうな神々しい演奏の影響で、私も再び、オルガンを演奏したいな~という思いが募って、また演奏と練習を再開するようになりました。(ニューヨークの自宅なので家具みたいな巨大なオルガンではなくて(笑)、キーボードと右足強弱ペダルと両手だけで演奏していますが。) 前に書きましたが、私の師匠である世界的ジャズ・ピアニストのウィル・ブールウェアがコロナの影響でメイシオ・パーカーの世界ツアーが全てキャンセルになって時間がたっぷりできたから、そのお陰様で教えていただいています。 私の人生で音楽もあったことは、世界が広がりましたし、音楽をきかっけに友人も増えましたし、精神衛生上も気分転換できるからとてもよかったです。私の日常生活と仕事にも音楽は活力を与えてくれて、ありがたいものでした。音楽好きすぎるので(笑)、私にとって音楽は人生で切り離せない大切なものです。 素晴らしいオルガニストのコリー・ヘンリーの演奏をいくつか、動画をはりつけますね~! 日本の皆さんにも、オルガンの良さを知っていただけたらいいなと思います。 リフレッシュにどうぞ☆☆☆ 彼は神とつながっていて神々しい演奏です☆演奏の波動が最高に良いです☆☆ この演奏のお手本を見ると、ピアノとオルガンは全く別ものであること、演奏のコツが違うことが分かると思います。ピアノからオルガンへ転向するのはなかなか難しいです。鍵盤の押さえ方や強弱ペダルの使い方が全く違うからなのです。 オルガニストは鍵盤を指を全部スライディングして、次の音を鳴らすまでなるべく音を切らないように押し続けながら、指を移動して鳴らす感じが多いですよ。音を切ったらダメなのです。わざと音を短く切るところもありますが、ほとんど、音を切らさないようにつないで鳴らしていきます。だからオルガンはピアノとは弾き方のコツが全然違います。 私はオルガンが大好きなので、楽器はオルガンを選んでよかったな~と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月08日 01時16分24秒
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