まだ抜糸が終わっていない傷口が痒くてたまりませんで、
早いとこ抜糸して平常モードになりたいものです。
景気が底打ちした業種も有るのでしょうが、
感じとしてマダマダ言い知れない景況感にさいなまれます。
政治の変化もお祭り騒ぎで終わらないように願いたいもので、
キチンとした仕組みの構築でこの国の行方が定まります。
日経オンラインの記事に「小選挙区制は日本に合わない」とした、
アメリカコロンビア大学の教授の談話が載っていました。
全く持って大きなお世話ですし、国の土壌が違います。
アメリカが過去に行ったレッドパージのような極端な事はおきませんし、
固定された左右両極の選択肢しかないアメリカよりも
少数政党が存在して活動が出来る日本の現状がより民主的な気がします。
とりあえず難癖をつけて他国に武力行使を続ける国が、
殊更に民主主義のパイオニアのような振る舞いも正してからの話でしょう。
自国の銃規制などを本気で考えた方が良いのでは無いかと考えます。
現在の小選挙区比例代表並立制は中選挙区の陰を残す考え方で、
比例復活などマダマダ甘いと思わざるをえない内容ですので、
与野党共に追い風、向かい風と言った形容がまかり通って、
選挙がその時点の雰囲気で変るなどといった事が気に入らないようですが、
戦後内戦も無く流血による政情不安の無い国では当たり前だと思います。
確かにアメリカとの対等な関係と言った際に、
アメリカのやってる事に尽く同等に付き合うと言う感覚でなら無理な話です。
多分民主党の言いたい事は何時までも占領軍の気分を改めて欲しい程度でしょう。
いわゆる日米地位協定の偏った制度などは冷戦時代そのもので、
安保体制はソビエトの脅威が前提ですので現状が行き過ぎです。
北朝鮮の問題も確かに有るにせよ戦力としては問題になりません。
UYOKUの方々の話を聞くにつけ、まるで攻めてきて欲しいような感じを受けます。
話を元に戻しまして、選挙制度を中選挙区に戻すと言うのは、
アメリカにとって良い事かも知れませんが、日本にとって正しいとは言い難い気がします。
世論は常に流動的で雰囲気に流されますし、平和な国の現象です。
それよりも金が掛かりすぎる現行の選挙制度をポスター掲示まで考えて、
人件費も含めコストダウンに注力するような考えが出てこないのが不満です。
選挙のたびに700億円ではあまりに無能な国に思えてなりません。