多趣味な男の秘密基地

[政治の事] カテゴリの記事

全174件 (174件中 1-50件目)

1 2 3 4 >

• 

  選択肢のゆくえ

  夜中にシンシンと雪が降り一夜で30ｃｍは積もってしまいまして、毎年の事ですが山間部の面目躍如で、スキー場以外は我慢が続きます。東京都の都知事選挙が面白くなりそうで、有権者ではありませんが、我が国のＧＤＰの稼ぎ頭ですので、目には見えなくても少なからず影響は考えられます。マスコミの格好のネタですし、決まるまで当落予想は尽きません。前の前が爺さんですので特に体力は必要とされないでしょうが、国とすればやりやすい与党候補が望ましいのは中学生でも分かります。どうしても知名度が優先されますので、聞いた事のある人やライフワークのような方も見受けられますし、報道に上がってこない泡沫候補の存在も民主選挙の彩りになります。山口県も知事選挙がそれほど変わらない時期に行なわれますが、やはりローカルの取り扱いになってしまうような気がします。ともあれどちらの選挙も投票率が有権者の有り様を語りますので、義務はこなして言いたい事を言いましょう。 

  2014年01月10日

  コメント(2)

• 

  寒い感覚

  代車の軽トラがスタッドレスを履いていないので、いつ雪が積もるかと気が気ではないのですが、何とかスタッドレス装備のレンタカーが来るまで降らないよう祈るのみです。私が購読している日経は原発必須の立場でして、従来の誤魔化しのコストを前面に繰り広げます。読売や産経も原発があることを是認し、反対の言論を封殺するのが社風です。で産経にあった記事が自民党の代議士で、小泉政権の側近のような立場の、細田博之幹事長代理のコメントが載っていました。 よくこんな事が公に話せるなと笑いたくなるような低レベルの記事です。百歩譲って自分の選挙区に廃棄処理場を建設するのなら見直しますが、原発行政のもっとも卑劣な事は産業の無い場所に資金投下し、身動きの出来ないぐらいにズブズブに原発体質に変えてしまう事です。細田のおっさんの話では中学生でも騙せません。原発の横に自民党本部を置いて自らが安全を担保し、積みあがってゆく放射性廃棄物に囲まれて過ごして見せる事が出来てからです。資源の無い国としてあらゆる可能性を無視して、原発にまい進してきたツケを先送りにし続ける極めて劣悪な行政感覚です。トルコに原発を建設するプロジェクトを受注する際に、放射性廃棄物の引き受けを決めてるようですので、原発と心中するような国家運営は支持できるわけがありません。 秘密保護法を畳み込むように決めたのも、原発に関する案件を保護法の名の下に遮断するためかもと邪推したくなります。 

  2013年12月14日

  コメント(4)

• 

  資質

  職場区域内で民家の火事があり、年の瀬に気の毒ですが人的被害はありませんで、暖房を使う季節なので注意しすぎるぐらいで問題ありません。予定通り、江田議員は渡辺代表と袂を分かつ事になり、野党再編の最終ステージになりそうな局面になりました。どちらにも言い分があるでしょうが、結成の頃から見ていますので、せめて渡辺代表には自らの不徳の致すところと言うコメントを期待しましたが、自分には何一つ非が無くて、他者をを責める言い方には人的資質を垣間見る気分です。首相の記者会見では秘密保護法の説明が足りなかったと今更な話で、司法から憲法違反とされた格差にはほとんど言及が無く、やはり、頂点に立ってしまうと、その場所を守る事に汲々とするようです。江田氏にどれほどの資質があるのか分かりませんが、少なくとも現状で一番勢いがあり、世代交代が期待できそうです。激務と言ってる世界に不思議なくらいご老体を見ますので、ご老人が介在しない政党を期待してよさそうな展開になりそうです。二世議員が多く、議員が家業になりつつありますので、格差是正の良いタイミングで見直しを進める必要があり、本来、真っ先にやるべき案件でした。 

  2013年12月09日

  コメント(4)

• 

  離合集散

  12月8日はジョン・レノンの命日で、太平洋戦争の開戦の日でもあり、特定秘密法案が成立したのも因縁めいた気がしなくもありません。この法律は皆さんが危惧したとおりに、絶対なりますが、99％の一般人には特に問題が起きないであろう事も予想されます。何しろ自民党が安定政権を取った以上、容易に想像できる展開ですので、国民が革命を起こさない程度の負担と不自由の中で生活は続いていきます。みんなの党を割って出た江田氏のように戦後民主主義を体現できる人物でも、長くはびこった利権や特権階級の是正などは思うように行かないでしょうから、懸命に国民のために働くと、政治家として破産する可能性との戦いです。実際、渡辺代表の変節には呆れるばかりで、自民党を離党した際の劇団一人と言われた初心は何処かに捨てたようで、渡辺代表を見ていると人間が思い上がり、堕落して行く様が良くわかります。秘密の多い政党や団体、組織はほぼ例外なく腐敗しますので、自民党も中国共産党もあまり変わらないような時代になるでしょう。選挙の前の年になれば、ばら撒き政策が派手に行われ、何一つ変わらないような政治が続くのも、有権者が望んだ結果にされます。仮に政権が変わったにしても、秘密保護法を無くすとは言わないでしょうし、場合によっては、それどころでは無い様な事態になる日が来るかも知れません。 

  2013年12月08日

  コメント(4)

• 

  思考も依存へ

  本日の新聞各紙一面編集欄は、アンパンマンに対する思い入れが書いてある紙面が多く、日経の春秋に至ってはキャラクターの性格分析に及んでいたりして、この人も子供と一緒に楽しんだ人なんだな～って分かるような記事でした。産経新聞のネット版に載ってた記事ですので、たぶん紙面にも載ってると思いますが、小泉元首相の脱原発に関しての調子に乗った質疑の話です。調子に乗ったと言うにしても実に低次元過ぎるので些か驚きましたし、この期に及んで新党などと言ってる事が既に時代遅れです。脱原発はもはや当たり前であり、原発がとんでもない高コストな物なのは誰の目にも明らかです。小泉氏自身が震災前、在任中に言えば値打ちも違っていましたが、今となっては当たり前の事を並べているだけで、立場が政権側の重要人物というバイアスの掛かった記事に成ってるに過ぎません。しかし、このバイアスが日本人の多くが好むところであり、事前の選挙予測に雪崩を打って投票する行動に現れています。千利休の時代からブランドが大好きな民族ですので、自分たちの安全や治安、教育、文化に至るまで、誰か有名な人に決めてもらうのが一番安心で、失敗しても選んだ相手が悪くて自分の責任ではないと言うパターンで、しかるにキッチリ負担は払わされるという事を自覚しましょう。とはいえ生活する上で様々なしがらみがあるのも当然で、様々なものを飲み込んで行くのが社会人なのかも知れません。現政権が次の国政選挙まで３年ありますし、衆議院はいつ解散するか分かりません。３年を待たずに現政権が行き詰る事も十分ある話ですので、そうなったときにキチンと思考が保てるように生活していたいと思います。 

  2013年10月16日

  コメント(2)

• 

  禁断の・・・

  いよいよ消費増税が決定になるでしょうから、世の中のすう勢は駆け込みと不景気になった場合の政局に関心が集まります。不景気の最大要因と思われるのがデフレでして、過去あらゆる政権が退治を試みましたが返り討ちに遭っています。日経の一面にデフレ対策の様々な案が載っていまして、仕方の無い事ですが、過去の対策と結果を検証しています。現在進行中のデフレはデジタル産業と情報産業のメリットの裏返しでして、昭和初期の大蔵大臣の高橋是清までご登場願っていますが、現代のグローバル時代では日本だけ頑張っても始まりませんで、産業が一方的に広く早く情報を撒き散らしますので、あの頃考えられないような規模な犯罪も横行していますので、手法だけ真似たところで何の役にも立ちません。かといって何も出来ないでは集中砲火を浴びて又体調を崩しますので、禁断の手法を用いてデフレ退治を画策しています。その禁じ手が商品価格の売値を指定し、販売店はメーカーの指定した価格以上で売らなければならないやり方です。当然、独占禁止法などの改正が必要ですし、あの手この手で骨抜きになる事は目に見えていますので、メーカーの言うとおりにした販売店はさっぱり売れないだけになります。こう言った事が自民党を始めとした政治家家業の方々には理解出来ないのではなく、知っていても自分たちは何ら被害を被らないので簡単に言います。結論から言って何をやっても一時的ですので、ＴＰＰの真反対でグローバルから日本を切り離さない限り無理です。言うなれば鎖国をする訳で、一次産業は活況を呈します。食糧の値段が上がりますのでイキナリインフレになるはずで、田舎は一気に人口が増えることは請合います。荒唐無稽な事は分かっていますが、自民党のやろうとしてることは、格差を広げ、アメリカのような下層階級を作るだけになり、それでも皆さんは頑張りますので、アメリカの悪性腫瘍が転移した国になります。

  2013年09月29日

  コメント(4)

• 

  踏み込むために

  猛暑になる予報ですので、たぶんその通りになるのでしょう。今でも十分厳しい日中ですが、山口線の橋が二箇所落ちて、津和野の転車台が必須のＳＬが当分の間走りませんので、この先当分、なんだか気が抜けてしまったような週末になりそうです。選挙後、初の臨時国会が間もなく始まります。与野党共に馴れ合いのような国会になりそうですし、よっぽどの事が無い限り国政選挙は３年後ですので、それまでの間、与党のやりたい放題になりそうです。一番やりたいのが憲法の改正でしょうから、改正されるとなれば我が国始まって以来の国民投票が行われますので、歴史的な瞬間を見届ける事にもなりそうです。個人的な思いとすれば改正案次第では賛成しても良いと思いまして、要するに何が何でも改憲はダメだと言う考え方も間違っています。この国が良くなるのであれば反対する意義がありませんし、三分の二にこだわらず、ドンドン改正案を提示するべきです。この案で行くと決めれば、国民投票で否決されれば改憲議員は辞職するぐらいの気構えで、改憲に賛成となれば否決に回った議員が辞職するのも趣旨は正しいはずで、そのぐらいの覚悟で望むのなら二分の一でも良いと考えます。ですので、賛成・反対、どちらも腹をくくるには至りませんで、そこまでの事には考えが及ばない議員のレクリエーションみたいな感じです。レクリエーションのとばっちりは有権者に回ってきますし、国土と国民の負担が歪な形でツケになりそうです。とは言え国民投票に臨む事は少し楽しみな気もします。

  2013年08月02日

  コメント(2)

• 

  国益のゆくえ

  東北の日本海側では雨模様らしく、気象予報士がヒッパリダコで分かり易く教えてくれますし、昔に比べ天気予報がより身近にエンターティメンとかしてる気がします。悪いことではありませんのでドンドンやっていただきたいものですが、どんなに進歩しても予想・予報以上の事は人類には出来ません。前政権時代からの懸案事項の一つであるTPPへの我が国の参加が決りました。これからは守秘義務などで思うような情報開示がないと思われますが、政府与党は国益を損なうような条約は結ばないとしていますが、国益はその時の政府の思惑と諸外国の圧力でどうにでもなります。この事はもはや当たり前であり議論の余地はないのですが、必至でロビー活動をする、主に一次産業からの突き上げが厳しくて、最終的には補助金で国内の農林水産業を支える事になりそうです。通貨統合を行ってるEUですら農業の完全自由化は困難で、農業国であるフランスの国家予算に占める補助金額は相当なものです。もちろんTPPが有利に働くような農業のあり方もあるでしょうし、本来なら先に自立できる農家の育成に努めるべきでしたが、今も継続中の減反政策で農業行政は疲弊させる事しか出来ませんでした。長きに渡り農業政策が機能せず、無能状態の政府を支えたのは他ならぬ従事者だったりします。JAが阻止のためにあの手この手で触れ回っていますが、悪い方の予想なら大体合う事が多く実に簡単ですが、よい事の予想は非常に困難で、参加して当面厳しい環境が続きそうです。

  2013年07月24日

  コメント(2)

• 

  行きますね。

  海の日は良い天気に恵まれたようで、陽射しを浴びた人たちは、しっかり真っ黒に焼けた事でしょう。スタッフブログに今週のテーマとして、「選挙に行きますか」が上がってました。次の日曜日の参議院議員選挙の事と思われます。投票が義務で罰則もある国があるのですが、面白い事に、その国でも投票率は100％ではありませんで、罰金を払ってでも自らの意思を押し通すのですから立派です。しかし、我が国は選挙の度に投票率が下がる一方で、祭りのような騒ぎになると幾分上がりますが、先進国中でも最下位に近いはずです。高ければ良くて低ければ悪いという結論には至りませんが、投票用紙など、無駄の多い事が残念であり、人件費の消耗だけが続きます。選挙制度や議員数などの取り決めはテーマになりやすいのですが、投票や選挙その物のコストカット意識が極めて希薄で、民主主義の本質からすれば、もっと精査し度ごとの反省があってしかるべきです。ネットでの選挙活動を認めたので、次回、国政選挙から掲示板の数を減らし、投票率との推移を見定めて投票所以外の場所の撤去も考えるべきです。今時、ポスター掲示なんて単なるお飾りのような物に等しい存在でして、コスト意識を高める事で、本丸の人件費の削減も論じ易くなります。今回の選挙では立会人ではありませんので、一有権者として意思表示として投じて参ります。

  2013年07月15日

  コメント(2)

• 

  簡単な予想

  九州北部並びに山口県は梅雨明けしました。まーそうだろーなーって言うぐらい酷暑になりまして、平年より１１日早いそうです。水分補給をしていてもトイレに行く回数がかなり減りましたので、つまるところ汗になってる訳ですので循環器はフル回転でして、フル回転できなくなると熱中症になるので上手に慣らして行かなければ。来るべき参議院議員選挙の概ねの予想があちらこちらで出ています。まあ全て与党候補の圧勝の予想ですし間違いなくそうなるでしょう。民主党にとっては山高ければ谷深しを地で行く結果になり、まあ・ゼロでなければオッケーぐらいの結果になりそうです。今回からインターネットを使った選挙運動が可能になりましたので、既に色々な問題が発生していますが、多くは予想されていた事ですし、始まったばかりですのでこの先のためにも、先進国らしさを発揮し今の時代、絶好の広報媒体ですので個性豊かな広報に期待します。与党が勝ますので経済政策もソコソコに憲法改正にひた走ります。良いか悪いかは直ぐには分かりませんしするしないの同時進行が出来ません。少しずつこの国が変わってゆくのを自覚しながら生活をして行くしかありませんので、日本人である続けるコストが跳ね上がることもありそうですが、国民の選択は国民自身が責を負うことも忘れるわけには行きません。唯、原発にまつわるコストのイカサマだけは、国家的な詐欺と言われても仕方ありませんし、国の責任で最終処分の目処をつけてからの再稼動であるべきです。

  2013年07月08日

  コメント(2)

• 

  決まり文句

  ちょっと夕焼け茜雲でしたが、ま・晴れ渡るような事にはなりそうにありません。倉庫の床は例によって浸水していましたので、地面は相当水が溜まっています。隣の空き地は選挙期間中は候補者・政党の格好の演説の場所になります。自民党の候補者が演説をする際は近所からゾロゾロ集まります。今回の都議会議員選挙において日本共産党の躍進振りが際立っていまして、その事に勢いを得たかのようにまるで第一党になったかのような演説でした。中道から左派の政党は歴史的役目を終えたかなと思っていましたので、今回の都議会での議席数の大幅増加はエンディングをチョイ伸ばしました。この事が反って政党と支持層にとって不運な事になりそうな気がします。紙面にも３候補が並んで載っていまして、自民党の候補は選挙費用の節約に勤しむ事は間違いありません。たぶん開票速報の一発目に当選確実が出そうです。その当確候補の演説の中に、「農産漁業の振興を命がけで遂行致します」と言う事なのですが、この決まり文句は左右どちらの候補にとっても常套句です。たぶん全国でも似たような話です。ですので国民のほとんどは半世紀近くウソに付き合ってきた訳です。この先も同じような事が繰り返され、最後の一人になるまで変わらないでしょう。この事に気が付けば何も政治家だけが悪い訳ではなくて、先ごろ逝去された弁護士の中坊公平さんの言っていた、「観客・民主主義」という事が実によく分かります。自分の事でありながら、誰かが上手に自分たちの思うような事をやってくれるはずだと言う事です。デモをする必要はありませんがキチンと論じる風土が既に失われ、マスコミ誘導のような選挙が繰り返され、民主主義の形がゆがんでいきます。

  2013年07月05日

  コメント(2)

• 

  ネジレ終了の先

  天気ばかりが気になりますが、特に何か出来る訳でもないので、予報をみて被害が出ないよう願うしかありません。今月21日に投票、即日開票される参議院議員選挙が告示されました。既に終ってる感は否めませんし、報道各所の予想がそれほど間違いでは無いと思われますので、与党の圧勝で日本共産党が野党の中では躍進するでしょう。ですので、民意を得たと言う事で、安倍政権のやりたい放題が始まりそうです。結果に従うのが聡明な在民を有する先進国のあり方ですので、重税と社会負担がのしかかり、原発の不安はなくならず、災害は風化に任せ、アメリカに連れ添うように沖縄の負担が増えます。この程度は予想にもなりませんで、毎日の報道や今までの国の進み方を見れば中学生でも分かります。で、大見得を切った150万円の所得アップは、昭和40年にタイムスリップしないと不可能ですので頓挫します。で、責任は自分たち与党は関係ないと言います。150万円どころではない所得アップの層がより発言力が増し、多くの一般市民は富裕層のために働き、搾取され続け、選挙の度に嬉々として自民党に投票を続けます。国民生活は困窮を極め、富裕層の所得は増え続け見合う税収が上がりません。そんな国であってもクーデターや内戦、飢餓とは無縁のはずですので、最悪よりははるかにマシと思って生活を続ける事になりそうです。

  2013年07月04日

  コメント(2)

• 

  蚊帳の外

  日経オンラインの記事によると衆参Ｗ選挙は見送られたとの事です。全く可能性がゼロではないのですが、まあ、無いと考えるのが妥当のようです。首相はなんとしてでも憲法改正がしたくて仕方ないのでしょうから、参議院議員選挙で勝てると見込んで改正に着手するとなりそうです。そうなれば世は憲法の行方に世論は真っ二つになり、戦後初の国民投票となるやも知れません。毎日新聞に永六輔さんが寄稿していたのが、憲法改正が間違いだというつもりはありませんが、今、足元の震災からの復興を終らせてからでも遅くないでしょう・・と言うコラムでした。首相を頭に改正急進派・原理主義の方からすれば、憲法こそ、キッチリ固めて改正後の正しい形で国づくりをするべきだと言うでしょう。この事は、この問題に限らず、左右どちらの原理主義も同じでして、自分たちの主張こそが真っ先に叶えられるべきで、その結果が、国と国民にとって一番正しいという主張になります。そんな感じで、前に進まずに改正されずに７０年近く運用されてきましたが、皆さんご承知の通り、取り立てて問題は無いように思われます。あるんだという主張は当然でしょうが、同時進行できませんので、結果が分からない方は主張を引っ込めなくて済んでいます。それにしても未曾有の震災を経て、一部人が住めない国土になっても、その元凶を無くす努力と被害に遭った方々は蚊帳の外になります。この事が更なる不幸を招かなければ良いのか、ちょっと心配です。

  2013年06月14日

  コメント(2)

• 

  更なる矢を待つ

  人気アイドルグループの総選挙とやらでＴＶ中継までやる始末でして、つくずくこの国の平和加減が良くわかりますが、悪いと言うことではありません。見聞きする事で自分が世の中と、どの程度の距離感なのか実感できます。先週は株価と為替の乱高下に振り回された感がありますが、どうやら簡単に収まるような事でも無さそうで、市場はネガティブな材料に敏感に反応し、円安、株高は動きが重いようです。輸入品は軒並み値上げにシフトしエネルギー関連が生活にのしかかります。ようやく景気が上向くかと雰囲気が良くなった矢先の円高・株安ですので、政権与党も良い流れで参議院選挙になだれ込みたかったのでしょうが、文字通り冷水を浴びせられたような形で思惑の修正を余儀なくされます。自由市場なので、政策の可否を上昇下降で判断した形になりました。残る政策発表は法人税減税が注目されます。赤字の企業は全く払わなくて良いという決まりをコントロールし、課税標準額を引き下げるのが落としどころのような気がします。長く低迷が続きようやく好転の兆しが見えてただけに、もう一伸び欲しかったのでしょうがなりませんでしたので、この一週間が政府与党にとって市場の評価が気になる事になりそうです。

  2013年06月08日

  コメント(2)

• 

  いつもの感じ

  毎日新聞の見開きのオピニオンコラム「時代の風」で、憲法改正条項の改正と題して執筆されていました。読んでもらえれば直ぐに分かりますが、安倍政権の目標である憲法改正をより強く進めるための第一歩です。９６条の改正条項である全議員の三分の二を二分の一にしようと言う事です。なるほど、そうなれば過半数さえ確保できたらサクサク進むぞとなります。主な問題としてはコラムの中西氏の書かれているとおりでして、とても心配しておられますが、ほとんどの事は既に手遅れですので、有権者は乗せられることにすっかり慣れていますので、旗振り役の言われる内容に疑うことなく投票し過半数を超えることでしょう。実際、原発の考え方と言い、都合の良い事しか並べませんので、だまされた、失敗した、　などと後悔する事は確実ですが、０増５減の案に見られるようにやるべき事は先送りです。まず自らの憲法違反の状況からの打破であり、自ら痛みを伴う事は他党のせいにして、全く仕事をしていません。この事だけでも、立派な欠格ですので優先順位はハッキリしています。与党自民党だけではなく改正に賛成する議員は少なくないはずですので、首相の考える有るべき姿を堂々と提示して訴えるべきです。こういったやり方がいかにも危ういと感じさせた時点で既にアウトなのですが、まあ・今回はかなり自信をお持ちのようなので突破してみせるつもりでしょう。有権者も有るべき姿は持っておく必要が大いにあります。

  2013年05月01日

  コメント(4)

• 

  リスクの肌感覚

  円安がもう少し進むと1ドル100円なのですが、不思議なまでに乗り越えられませんで99円で行きつ戻りつの展開です。特に100円になって欲しい理由などは有りませんが、やはり計算し易い感覚は否めませんで、ユーロは120円レベルです。毎日新聞の政治面に7月の参議院選挙から法改正で導入予定である、インターネットを使っての選挙運動骨子が揺れに揺れています。要するにネットの匿名性を背景に、誹謗中傷、なりすまし、詐欺などの被害から、どうやって身を守るかと言う事なのですが、こういった問題は今始まった訳ではありませんで、ネットの認証問題を放置したままで、自分たちには火の粉が掛からなかっただけで、一般人は本当に厳しい環境にさらされてた訳ですので、何分の一かでも苦労が分かれば意味があったと言う事になりそうです。このネット解禁はしなければ成らないという事ではないので、恐怖に駆られてまで行う必要はありませんから、ツイッターだのフェイスブックだのも気にせず自分のスタイルを貫けば良いだけです。もっとも何かに付けてリスクを取らないと成長など出来ないなどと言えなくなりますが。アメリカ同様いずれ個人献金もネットを通じて行われるようになるでしょうし、献金のみ門戸を開けるって議員が出るのも不思議では無いと思われますが、キチンと有意義に利用できたら実に使いでの有るツールなのも事実です。考えてみれば所詮、道具な訳でして、切れ味抜群の刀のようなもので、上手に使えば見事な結果を残してくれるでしょうが、闇雲に振り回して自らも傷つくような体たらくでは代表には程遠いとも思えます。この機会に議員の先生方にはしっかりネット環境を整備して、不届き者が足跡を残せないようなシステムの構築に尽力しましょう。この法改正前と後でこんなに変わったんだと思うような法改正に期待します。山口宇部空港の中庭です。

  2013年04月24日

  コメント(2)

• 

  悲願ほどでもないか

  FM山口の人気プログラムモーニングストリートの９時頭のコメントの際に、都道府県民の意識と傾向のアンケート調査の結果の話があり、山口県民は保守的の筆頭なのだそうで、社会信用度も申し分ないそうですが、何しろイメージですので例外を多く知っていても気にしなくて良さそうです。土曜日は、いよいよコンピューターとプロ棋士との最終戦で、現役Ａ級棋士の三浦八段との対戦で、勝って欲しいとは思いますが、歴史的な結果も致し方ないかも知れませんし、今度は人類がコンピューターの弱点を見つける時代なのかも知れません。今国会でようやく選挙活動においてのネットの利用が出来るようになりそうです。といっても票の行方を左右するような事にはならないでしょうし、現状と変わらない確信があっての法案成立なのだと思われます。今まで抵抗していたのがどのような勢力なのか分かりませんが、正確に事象を捉え考察し、成否を決める能力を持たない事は間違いありません。ネットを利用することによって選挙ポスター掲示の大幅な縮小や、投票要望の手紙の配布、選挙運動の日数を減らしたりなど、運用次第では経費を減らせる可能性も大いに有りますので、明治から続く選挙スタイルを変える時代になったと自覚するのも政治家の仕事です。従来からの手法を変えられると戸惑うのが旧態勢力で、悲しいかな変化を受け入れると消えてしまうかのような感覚が支配し、有意義な改革を頓挫させる事が我が国では黒歴史のように存在します。私は現職候補者は選挙運動をしてはならないぐらいに変えて欲しい気がします。保守系のぞろぞろ列を成す選挙運動も何時までたっても変わりませんので、現職候補者はネットやラジオ、ＴＶでの政見放送、陳述に留めるべきだと考えます。もちろん有権者はキチンと投票上に向かい、自らの意思を伝える唯一の手段であり民主主義の根幹ですので、自覚と責任を持って粛々と票を投じましょう。

  2013年04月19日

  コメント(2)

• 

  再チャレンジの異夢

  今週から毎週土曜日にコンピューターVS現役プロ棋士の対決が行われます。５週連続でコンピューターソフトを換えて全くのハンデ無しで行われます。昨年、故米長永世棋聖が負かされた事はセンセーショナルで、今回の対決もプレッシャーと結構な賞金でやる気満々なはずです。本日行われた第一回は安部四段が鮮やかに勝ってまずは１勝です。四段ですので地獄の奨励会を勝ち抜いてプロになったばかりでして、今をときめくタイトルホルダーも四段の時点で頭角を現していました。ですので、現役九段と会い見えても十分な戦力を持っています。＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿毎日新聞の中ほどの記事に安倍総理夫人の昭恵さんのインタビュー記事がありまして、記事の中で夫人は原発廃止を望むようなくだりがあります。誠にもって当たり前のことなのですが、ご主人は再稼動にご執心ですので簡単では無いでしょうし、安倍総理自身は夫人の意見をなんとも思ってないでしょう。大切な事は最終処分までキッチリ詰めていないことであり、手に負えない事を先送りにして益々解決が困難になってる所です。前回の政権時も国民の事はさておいて自民党を支える勢力のための政権でした。革新政党やその支持団体が言ってる事は間違いで、自民党の政策が正しいというのが根幹にあり実に鼻持ちなりません。なりませんが、違憲状態とはいえ曲がりなりにも民主選挙の結果ですので、選挙によってのみ意思を伝えるのがルールになっています。世界で唯一核物質の最終処分場を持っているフィンランドは、何度も国民投票が行われ負担を納得して行われました。民主主義の本質が良くわかる一例で、その意味のフィルターで言えば中国とそれほど変わらないグループになります。再稼動し事故が無いのが当然ですが、核廃棄物の行方は全く変わりません。自民党の本質が何も変わらない事が良くわかる一例です。野党よりも昭恵さんを応援したいぐらいです。

  2013年03月23日

  コメント(2)

• 

  かすむ自給

  三寒四温がピッタリの季節感の今時ですが、山口県の最低気温の指標になる場所柄でして、夜明け前にまだ、マイナス4度を記録したと地元ラジオ局が言ってました。雪が積もらないので寒くても問題なく移動できますし、仕事場が中々温かくなりませんが車での移動が実に快適でして、足元に温風を出すようにすればコタツ感覚で快適です。滑り込むように確定申告を間に合わせて一安心でして、後はパンスターズ彗星をコメットハントすれば言う事なしですが、この彗星はどうにも相性が良くないかのようで、中国からの大気汚染の影響のようなもやった雲に邪魔されています。政府自民党はTPP参加に決めたようで、それに呼応するかのように、我が国の農産物が２兆円規模で減る可能性の試算が発表されました。この発表もエクスキューズがありまして、今直ちに輸入農産物に掛けてある税金を取っ払った場合の話だそうです。親切なのか嫌がらせなのか分かりかねる大雑把な試算でして、農業（特に米）は聖域そのものでしょうから、700％のような関税がいきなりゼロになりはずも有りませんが、１０年以内に撤廃すると言うのがTPPの優先項目ですので、覚悟しましょうねって言う縛りのような取り決めを今からしようと言う事です。それでも農家の多くはがんばるでしょうし、様々な方法で成功する農家も出るはずですが、農業に見切りをつける農家も少なくないでしょうし大半かも知れません。とは言え必要以上に怖れる必要もありませんしバラ色の将来像も描きにくい事実も間違いでは有りません。多分、小の虫を捨てると言う判断に落ち着くと思われますので、食糧を輸入に頼るリスクも考えておかなければなりません。

  2013年03月15日

  コメント(6)

• 

  ネット解禁

  今更ながらの話ですが、インターネットを使った選挙運動が合法化されるようです。従来の公職選挙法ではインターネットに絡む記述がありませんで、本来の仕事なら無い事を恥じ、時代に則した制度にするのが政治の仕事です。消費税や社会保障の制度に関しては、やたらと欧米に準じたような話を展開するのですが、こと、自分たちの始末については老害の極みで、従来からの習慣に浸りきり、そこから出る事を拒みます。今回の選挙の結果を見るにしても、ネットによる選挙活動を解禁したところで、その事が票の行方を激しく左右するとは思えません。PCが全く使えない爺さん議員でも秘書や党の関係者を動員して、驚くべきHPを開設するのは容易に想像できますし、HP専用秘書を雇う事も雇用の拡大として歓迎されて当然です。実際、ネットでの広報活動は議員が行う必要は全く無く、優秀な担当者が居ればいいですし、ネットインフラやセキュリティの進化に加速がついて、こんな便利な事なら早くからやれば良かったと言う始末になるはずです。爺さんたちが何故か腰が引ける誹謗中傷も当然考えられますが、自分たちが選挙運動中にマイクで言ってる様に、「皆さんと同じ気持ちで国政に励みます」の気持ちで、被害に遭えば国民の気持ちが理解できて嬉しいはずです。まあ・自民党ですので過度の期待は出来ませんが、夏の参議院選挙に向けてポイント稼ぎのためにも、しっかり解禁に向けて欧米並みの制度の構築に励んで頂きましょう。

  2013年01月30日

  コメント(2)

• 

  ハードルは続く

  全国的にも一年の総括のような流れが体感できて、年の瀬の日本列島です。来週は既に年が変わりますので、なんだか又一年が終わったなって感じです。今年は最後の最後に政局を迎えて政権が交代しました。新政権の顔ぶれがドンドン発表され、来年の参議院議員選挙までの我が国の政権が出来上がります。参院選で勝っても負けても内閣改造を行うはずですので、この寒さの中、想像しにくいことは事実ですが、夏にこの国の最終的な政権の形が出来上がり、舵取りを担います。国民の選択であり、義務を果たすべく生活をして行かなければなりません。政権は超安全運転に徹する事は間違いありませんが、政権を揺さぶるような事が往々にして起きるものですから、安全運転のつもりで止まっては非難が厳しくなるのも仕方ありません。民主党もこれから野党暮らしが続きますので、しっかりと安心して政権批判が出来る環境に安住できそうです。どのような政権になろうとも夢のような世の中にはなりませんし、悪夢のような事にならないようにするのが精一杯なところまで来ています。領土問題・景気の底上げ・エネルギー政策・住民サービスの低下など、どっさり難問は待ち構えていますし、多分、どれも解決を見ることは出来そうに無い事は明白です。先の選挙の投票率を見る限りでは、政治に対する国民の関心は別のところにありそうです。ですので悪化して文句は言うけど投票率は上がらない様な気がします。特に領土問題は困難な局面を迎えそうです。こればっかりは待ってくれそうに有りませんので対応を見守るしかありません。

  2012年12月25日

  コメント(2)

• 

  責任とツケの行方

  ２０数年ぶりに投票所の立会人を勤めた衆議院議員選挙が終わりました。最終的に投票箱を集計所まで持っていく作業も行いまして、都合、６時半から19時４０分までの立会人業務でした。夜明け前の真っ暗なうちから、夜半に至る様子を、同じ場所で座って眺める事は多分始めての事だと思われます。暇をもてあます事は分かっていましたので、本を３冊持ち込みましたが、足りませんでした。3冊の内、新訳の「星の王子様」が新鮮に感じられ、それもそのはずで、手元にあるのはこの一冊だけでして遥か昔に借りて読んで以来でした。投票所に来られる予定の有権者数の半分を少し上回ったレベルの投票者数でして、概ね、今回の選挙の平均値に似たような結果に終わった選挙でした。大方の予想の通りで、自民党の政権返り咲きが決定しそうです。ねじれ国会云々の話はあろうと思いますが、何を言っても責任とツケは国民が払う決まりでして、如何なる国も時代も関係なく選挙の結果はそうした物だと考えましょう。ですので、この先、何があろうが甘受しなければなりませんし、いかな愚かな政権であろうとも内戦や飢餓とは無縁ですので、安心して舵取りを任せる気にならなければなりません。とはいえ、中国がプレッシャーを掛けてくる事はミエミエですので、野党時代に言っていた事を政府自民党がどこまで出来るかと言う事です。従来の暗黒政治が復活する事は想像に難くありませんが、政府自民党がウキウキ時代のような国の形がもはやありませんので、いつか政界再編制というような事になると思われますので、その時には又責任を取らされツケを払わされる事になりそうです。

  2012年12月16日

  コメント(2)

• 

  第４６回１２３年目

  明日は久しぶりの選挙の立会人を務めなければなりません。当たり前ですが遅刻しないように６時半から１８時半までのお勤めです。毎日新聞の編集欄「余禄」に中々興味深い出来上がりになっていまして、今回の衆議院議員選挙は一回目の１２３年前から数えて４６回で、戦後の現行の民主選挙になって２３回目だそうです。戦前までの選挙では投票権は高額納税者の男子に限定で、そのルールだと我が家では一票も参政権がありません。そう考えれば普通選挙というのは民主主義の根幹で、納税額や氏育ちは関係ないと言うことで、今となっては物凄く当たり前の事なんですが、この当たり前の事のために世界中で夥しい犠牲が繰り返され、今でも苦しみ圧政と闘い普通選挙を願う民族が少なからず存在します。ですので、あだや疎かにするようなことはあってはならない訳です。しかし、そんなこととは全く意に返さないような国になってしまいまして、このことも有権者の責任と言う訳でして、国が腐ってゆくのを見守る事になります。世の中のほとんどの事は何もしなければ間違いなく悪化していきます。食い止めるにはエネルギーや資本が必要になりますが、悪化はそのエネルギーを無駄遣いすることで加速します。食い止めることが出来るぞっていってる人物を選ぶ４６回目がやってきました。暇つぶしに３冊の本を持って１２時間のお勤めをこなす所存です。

  2012年12月15日

  コメント(2)

• 

  行かなきゃのこころ

  本格的に雪のシーズンに突入しまして、随分静かな夜になったな～と思えば雪が降り積もっていたりします。銀世界に変わって師走の喧騒がヒートしてきます。ざっと見た限りでは、毎日、読売、朝日、日経の４紙の本日の新聞紙面の1面編集コラムの欄は故小沢昭一さんの思い出を綴っていました。新聞の一面の記事が揃うようでは一大事と言うのが世の常ですが、小沢昭一さんに関しては皆さん一過言あり、どれも人柄が偲ばれるモノばかりです。朝日新聞の天声人語には「千の風にはならない・・・」と言うくだりが有りました。小沢さんらしいし、誇り高い稀代の偏屈ジジイであり温かい人だったんだと分かります。今回の選挙でも相変わらず比例との重複立候補が可能であり、世襲も全くといって良いほど代わり映えしません。激務だというのに、リタイヤ世代の候補が少なからず存在します。多分、各方面の調査の通りの結果になり、自民党の政権復活で今年は暮れて行く事でしょう。我が国が抱える問題のほとんどは解決できないまま劣化を続けます。仕方ありませんし、止める覚悟が誰にもありません。間違いなく言えることは国に払うお金が増えて、生活困窮は極まれる事になり、不満は鬱積し政府の責任を問われます。この国の仕組みを変えない限り前進できませんし、仮にどこかの政党の言う通りに仕組みを変えても保証できる話ではありません。しかし、選挙に行かないと言う理由にはなりませんし、投票する党や人物が居ないと言うことも忌避の理由にはなりません。ですので一例を挙げますと坂本竜馬・海援隊でも構いません。批判票という立派な投票活動になります。ただ、当日は最高裁判事の国民審査があります。この事は投票前までには書きたいと考えています。小沢さんなら、１６日は必ず投票に行くのこころだ～って感じですかな。

  2012年12月11日

  コメント(4)

• 

  変らない存在

  雪がちらついてタイヤを履き替える車が一斉に増えました。この週末は荒れ模様の天候になりそうです。告示された衆議院議員選挙ですが、前回からの宿題でインターネットによる選挙活動が今回も見送られまして、定数是正の区割りの問題同様、本来やるべき案件をサボっています。もっともこんな事は今に始まった事では無いのですが、ネットに関するあれこれは極端に苦手でアレルギーなジイさんや、負の側面を良くご存知の方々のこのままが良い空気にやられた感じです。ネットを起こせばネットにまつわる問題が身を持って分かるはずで、法整備やインフラのあり方、グローバルな視点など、遅きに失した感は否めませんが、行えば国家にとっても有益で、存在そのものが不要であり社会の害の存在も理解して、国民目線と肌感覚を養うにはとてもいい機会で、若く、資金に乏しい人材の発掘にも大いに役立つはずだし、自分で行えない場合は雇用も創出できて、良い事ずくめな気がします。毎日新聞の読者の広場に選挙ポスターの掲示を再考せよとありました。まったく持ってその通りでして昭和20年後半から変っていません。あらゆる選挙でワンパターンで、かかる経費もべらぼうですので、この先ドンドン減らして方向付けぐらいは出していい筈で、経費を掛けて仕事をしたアリバイ作りのような存在の代表です。仮にポスター掲示がなくなっても当選結果に変りは無いでしょうし、ネット選挙になれば知名度を出せる候補は出てくる可能性は考えられます。そう考えると選挙におけるネット規制の抵抗勢力が見えてきますし、それらの多くが利権にまみれ国家を謀った輩に他なりません。

  2012年12月04日

  コメント(2)

• 

  虫のいい話

  いよいよ師走に突入で、残すところ一ヶ月になりました。日々の移ろいは本当に早く感じまして、皆々様も同様な気持ちで師走を迎えられている事と存じます。様々な政党が選挙運動に声を枯らす毎日でして、あと１６日後の総選挙まで選挙の喧騒が列島を包みます。既に自民党は勝った気でいますし、民主党は現有死守に必死です。第三極だと存在感の押し売りのジイサンもさもありなんで、皆さん世相にマッチした選挙の話で盛り上がります。この国を疲弊させた自民党に幻想を持っても始まりませんので、自民党と言う選択肢は私は持っていませんしこの先もありえません。TPPは国益に叶わない物は反対すると言うのは詭弁の極みであり、賛否のどちらよりもずるく、過去の行いからしても国益を放り出します。我が国の利益はそのまま他国の不利益になるのですから、最初から合意などが出来るはずなど無く、寝言に等しい感覚です。自国に有利な条件で条約を締結すると言うのは、黒船時代のように武力をバックにするか、お互いの貿易損益がトントンで成立する話です。多分、開票後には国民の選択が間違いであったかのような意見を申す者が出ます。その昔、横山やすしが風の会から立候補し、一人も当選しなかった時も言いました。立候補した会の代表者が首相になれば全て解決すると言いましたので、投票しなかった方は胸をなでおろすような気持ちになったと思われます。簡単に国が変る事はありえませんし、戦前とは違い変るようなシステムになっていませんので、幸福の追求よりも不公正の是正が最優先です。原発行政のように国を挙げてイカサマのような制度がまかり通っています。国の建て直しは教育からが原理原則ですので、子供だけではなく国民総学習なのだと選挙の度に考えます。

  2012年11月30日

  コメント(2)

• 

  立ち会うこと

  １２月１６日に行われる衆議院議員選挙の投票所の立会人になりました。誰が読んでも「たちあいにん」になりますが、役所は「りっかいにん」になります。私のＰＣでは変換で出てきません。タイトル戦などでも全て、たちあいにんですので、役所の考え方は実に面白くガラパゴスな感覚です。朝、６時から丸１２時間のお勤めになりますが、２０年以上前に一度務めた事がありますので、どの様なモノかは分かっています。立会いと言っても座ったままで、特に難しくも疲労困憊することもありませんで、粛々と投票に来た方に挨拶をするだけですが、これも憲法で保証されたルールですので、投票同様、民主主義の基本ルールであり、しきたりです。解散総選挙と何かに付けて言う方がいますが、国政選挙はざっと７００億円掛かるとされていまして、そのほとんどが人件費であり立会人の費用も含まれます。役所の方々の報酬がべらぼうでして、こういった場合はその県の最低賃金で算出されるべきだと考えますが、そのような殊勝な事はまずありませんで、選挙管理委員会のお歴歴も含め選挙の度に普通自動車の税金がゆうに払えます。ですので、立会人としては文句の一つも言いたくなりますし、言い分としては間違って無いとして、公器に働く事の本質を問いたくなります。しかし、有権者の一人としては行政に携わる・関与する機会ですので、キチンと与えられた責務を果たし報酬も得る事で得心するのが常道です。いちいち持って回った言い方をするなと言われそうですが、感覚を失ってはなりませんので、選挙の人件費世界トップレベルなら、報酬に見合う責任と公に准ずる感覚を持つべきです。

  2012年11月19日

  コメント(4)

• 

  悲喜こもごも

  マスコミは当分の間ネタには困らない環境が続きそうで、選挙の前後は寝る間もない位、忙しくなることは必至です。当落、離合集散、予想と現実、評論家の方々の書き入れ時です。それでも尚、この国は国としてやっていけるので実に良く出来たパッケージです。で、第三極を我がものにするために、マスコミを利用するのが効率が良く、記者会見に継ぐ記者会見ですが、力と勢いが実に良く分かります。勢いがあれば間違っていない訳では有りませんし、少数党で、コミュニティのような政党でも無所属と言う詐欺よりマシです。多分、どの政党が第一党になっても理想的な結果にはなりません。ですのでどの党を選ぶにしても票集めのメニューの品は出てきません。この事は既に学習済みでしょうから、前回のようにはなりませんし、前々回のようにもならないはずで、更に混沌としてきます。で、選挙に行っても仕方がない＝意味が無いという事にはなりません。本来は選挙よりもしなければ成らない事だらけですが、しなくても何の問題も起きることなく暮らしていけます。この事が良く出来たパッケージの効果であり、税金が消えていく仕組みです。我が国のオペレーションシステムは昭和４０年を対象にしていて、完全に時代遅れで弊害ばかりなのですが、様々なマジックを駆使して何とか繋いできましたが、かなり厳しい状況になりつつありますが、石原慎太郎氏の言う「この国はもたない・・」と言う事とは違います。氏のこのままではと言うのは自分が考える理想の事であり、迷惑なまでの時代錯誤であり、自分たちの世代の仕事の結果に他なりません。ダラダラと劣化を続けて先ぼそるような将来像でしか無い様に思われます。それでもGNPは世界第三位ですので不思議な国として君臨するでしょう。

  2012年11月17日

  コメント(4)

• 

  信を問う

  いよいよ衆議院が解散し、総選挙が行われる事になりました。する以上は現政権より良い政権を選びたいモノですが、多分、少し劣化が進んで今までと似たような堂々巡りになると思われます。政権交代で一番良くわかった事が、有権者の努力が足りない事です。投票すること以上の努力はしませんが、享受は降る様に欲しいパターンです。ですので、支持率アンケートの結果が仕事のようなマスコミに准ずるだけで、評論家ばかりが増えて有権者の意識が高いかの錯覚に酔っています。酔っていられるのは内戦や飢餓が無い事であり、より良くあるための努力は誰かがしてくれる、選んだ人物に丸投げです。教育は地に落ちて久しく、あらゆる格差は広がっていますが、劣化は社会全体を覆うように存在し、抜け出せる解は見つからず、いつの間にかその事に慣れてしまい劣化が進んでゆきます。サライという雑誌に脚本家の山田太一さんのインタビュー記事があり、夢を追い成功者となるには日本社会は困難極まる時代になり、運や、もって生まれた環境が固定化されると考ええた方がわかり易い。と述べておられました。昭和中期の熱血大好き人間には受け入れられないでしょうが、山田氏の言いたい事の方が概ね事実なのも理解できます。立派な政府や人物が国を引っ張るには理想かも知れませんが、本来の理想はより多くの有権者が司法・立法・行政に関与し続ける事です。ボランティアと言う感覚ではなく関与は自分も含めた未来への確かな礎であり、より安全で豊かな生活をなしえるためのものです。豊かと言うのが物質の過多ではなく精神の在り様を言います。簡単では有りませんし、むしろ正反対に動く可能性もありますが、個人的には我が国はそのような国であり、その他の選択肢がありません。ゆえに如何なる結果も受け入れて重税にあえぐ事になりそうです。信を問うた結果、信が都合よくねじ曲げられる事も歴史が証明しています。

  2012年11月15日

  コメント(2)

• 

  第三極だから

  日曜日は紙面もTVも概ね政治一色で、特に近くあるであろう衆議院の解散総選挙に集中します。既に興味のほとんどは石原前都知事が中心の第三極グループの事で、あのジイサンは既に１００議席ゲットと言う景気の良い話をしています。理想どおりになれば自分の主義主張が錦の御旗とでも言いそうで、ボロボロに届かなければ有権者の意識の責任にしそうです。今の世の中、特に我が国は一気に良くなる事などありえません。悪化は加速するのに大したエネルギーは要りませんが、良くなる事は本当にエネルギーが継続的に必要になります。そんな事はもはや当たり前であり、簡単に現有システムを無くすような話は詐欺の類です。不思議な事に政治に関しては詐欺は成立しませんで、それゆえに絵に描いた餅のリアリティを競う事になります。前知事が受け取る予定の退職金や付随する年金などは、全て現有システムで決められた事に準ずる金額のはずで、この事は否定したりしないでしょうから前知事に限らず国を変えると言う主張の持ち主の多くは、自分たちの分け前については思想の外に置き去りです。何時の時代も直ぐに悪くなっても良くなる事は非常に困難です。良い波の後は何時まで続く引き潮かと思うことでしょう。政治のリアリティの本質はこんな所であり、覚悟が無い民族は常に結果を疎んじる事しか出来ません。それでも世界のトップレベルであり続けているのですから、我が国のポテンシャルは相当な物と言って良いでしょう。ちょとずつ悪化しているのが分かりにくいだけです。

  2012年11月04日

  コメント(2)

• 

  そのうち・近いうち

  地区で行われる運動会に参加しまして、やはり年の差は歴然としていて、脚が付いていかない状態でした。勝敗よりも自分の体を心配しなければなりませんで、当然問題なく終わりましたので一安心といったところです。日経に一票の格差が国政選挙の衆参両方が違憲状態であり、選挙を行っても無効という判断が出る可能性を示唆する記事がありました。法治国家である以上、違憲状態で行われて良いはずなど無く、近いうちの解散よりも近いうちに是正しなければと誰も言いません。特に、野党筋は言いませんし選挙に持ち込めば、その先は、なんとでもなると思っているのが良く分かります。無効になったことは未だかつて有りませんので、差し迫ってる解散総選挙を違憲状態で乗り切り、選挙が無効になる事など無いと疑うことなく進んでいます。早く是正しなければならない事を放っておいて、この国を何とかしなければと言っても値打ちの無い事は与野党同じです。ですので、この国の政治家の言う事を真に受けても始まりませんで、ねじれた領土問題も長引くだけで解決を望むのも無理だと思いましょう。非常に困った話であり、この国の現状に全く希望が持てません。持てませんが、やっていけるので誰もが負担を先送りにする訳です。そのうち、やって行けなくなると、どうなるのかが、近いうちかもです。

  2012年10月21日

  コメント(2)

• 

  元の木阿弥に

  ゆるキャラグランプリの山口県代表のちょるる本部長のランキングは急上昇で、見始めた頃は５８位でしたが、現在２４位でマダマダ伸びそうです。先日、自民党総裁選が行われ、安倍元首相が返り咲きました。多くを語る必要は無そうで、中韓関係が一層ギクシャクしそうです。前回、政権を放り出した事は良い反省材料にするしかありませんので、安倍氏に限りませんが本来なら総理経験者がいつまでも政治の舞台に、こびり付いているのも新陳代謝が後退します。政界のプリンスと呼ばれた人物の所作として厳しい評価に晒されますが、次回の選挙で自民党がキッチリ勝てるとは思えませんし、気の短い世論に翻弄される事は十分考えられますので、この国の収縮と後退が避けられそうにありません。解散総選挙が何時になるのか全く分かりませんが、民主党が負けて議席を大きく減らす事だけは間違いありません。勝手な世論に振り回されて肝心の大鉈は何時までたっても振れませんので、少しずつ劣化が進んでGDPをはじめ様々な指標が表すとおり沈んで行きそうです。失われた２０年はこの先も続きそうな気配です。

  2012年09月27日

  コメント(2)

• 

  新旧乱舞

  月曜日は休刊日ですので、右へならへで各紙はお休みです。配る方のことを考えたら当然ですが、一斉というのが健康的ではありません。日曜日に新聞の編集作業をしないとのことですが、そんなはずはありませんで、特に週明け以降、与野党の党首争いが本格化しますので、休める人など居ないでしょう。民主・自民両党にとって抜き差しなら無い党首選挙なのですが、言ってる事と実際の行動にかなりの幅があることはいつものことで、いつもの事を繰り返しながら磨り減っていくような我が国の政治です。それでも治安は諸国に比べれば保たれている訳で、暴力や武力が横行するような事はありませんし、理想を並べ奉ってもその通りにならない事も多くの国民は自覚しています。考えて見れば実に立派な国ですし、明らかに腐敗した部分と上手に共存できていますし、腐敗も法によって整備され臭いがしなければ気づかないってところです。デフレの時代にあって税や保険料の個人負担は確実に増えています。手当てなどで補填されても、更に巻き上げられる感覚なのです。我が国も世界に冠たる借金財政国家ですが、その費用の多くは民主国家に市民階級を合法的に運用する事に費やされます。このことが全ての元凶なのですが、階級のトップが選挙で選ばれますので、やはり責任の所在は有権者と言う事になり、かくして世界でもトップクラスの特権階級のために働く事になりそうです。少なくとも、首相経験者は順次、完全引退するぐらいの制度にするべきで、そうすれば長く居座るために知恵を絞り仕事をするはずですので。

  2012年09月09日

  コメント(2)

• 

  愚鈍な勢力

  夏休みが終わって2学期になれば行事が目白押しで、先生方も超忙しく行事の下準備や打ち合わせに奔走されています。あっという間に冬になってい夏から秋への山間部です。大阪市の橋下市長が、政党を率いて国政選挙に打って出るのだそうです。有権者としますれば、好きにすればと言う事になるのですが、やってもいないうちから心配をするのではなく批評の雨嵐です。我が国のマスコミの格好のネタになるのですが、なぜ、やってみて、問題が発生してからではならないのかと思います。お断りしておきますと私は橋下市長を支持する勢力ではありませんし、目標の綱領の中に「連帯保証人制度の撤廃」がない事で、従来の政権政党と特に違うとも思えませんし、本質を欠いた単なる世間ウケ狙いですので支持する値打ちがありません。ただ、従来と違うアプローチを行うという事は一見の価値が有りますし、多くの政治家を見ていてもあの年齢で出来る仕事なのだとも証明していますので、橋下氏の年齢なら十分おつりが来るぐらいのはずです。評論家の方々も自分たちの範疇に無い物はとりあえず攻撃するみたいで、前例が無いものに従来の考え方を押し付けるいつものパターンです。橋下氏にとってより信頼の置ける人材を育てるかに全て掛かっています。日本人の交渉事に多く見られるのが決定権の無い人物が交渉に当たる事です。何か起きると持ち帰って検討させてくださいという日本型の愚鈍の典型ですので全権委任できて、結果は必ず従うという構造が出来上がれば無敵の政党です。多分、批判者の多くは橋下プロジェクトが成功すると、従来のパターンに乗ってる自分たちの置き場が無くなる恐怖もあるはずで、こう言った事は政治に限らずあらゆる時代・場所に存在しますし、歴史の歯車が動く際は新しい歯車が回す事が多いはずです。リーダーを渇望しながら、従来のパターン以外は攻撃するいつもの事では、やはり国民のレベルを超える政治家を有する事は出来ないになりそうです。

  2012年09月07日

  コメント(2)

• 

  色々な第一

  それにしても我が国のメダルの獲得はひとえに女性陣のお陰であり、先進国の中でもこれだけ冷遇されて尚がんばってるのですから、見事と言うしかありませんし、国の浮沈まで左右しそうな気がします。内閣不信任決議案が否決されました。毎度お馴染みの造反劇も選挙向けパフォーマンスでして、親分の意向に沿わない行動も自分の選挙が第一に他なりません。１５年からの消費税増税はもはや避けられませんし、解散総選挙になれば色々な新党や駆け引きがクローズアップされ、紙面やニュースのトップを飾る事になりそうです。我が国のバランスシートは既に破綻状態ですが、消費税が上がるたびに、国債の入札利率が下がりまして、財務省筋はこの手合いの話が大好きでして、とにかく国債の利率が下がる事が生きがいになります。何しろ消費税を30％にしても１００年近く掛かる国債残高ですので、ちょっとやそっとの増税では間に合いません。オリンピックが終われば早晩、解散のタイミングで悶着がありそうですが、誰の目にも国民の生活は置いてけぼりになりそうです。

  2012年08月09日

  コメント(2)

• 

  やるべきこと

  終日ニュースは政局の行方を予想してマスコミの格好のネタになっています。それでいて、しっかり増税法案は衆議院を通過しましたので、ほぼ間違いなく2年後からの増税は約束された事になりそうです。政界１の嫌われ者であり、最後のキングメーカーの小沢さんの一つ覚えが、「増税の前にやるべきことがある」と言うお題目ですが、このお題目のやるべき事が何であるのか正確に説明できる人がいません。私の記憶では小沢さんは現行の年金制度を税方式にするべきだと言っていました。この事は一政治家としては誠に正しい見識であり是非成し遂げるべきなのですが、自分の裁判などでいつの間にか、やるべきことだけになりました。で、誰がどう考えても現行の年金制度は破綻していますので、一切やめて各自おのおので何処かと契約するなりするか、国の看板で北欧諸国に見習って税方式にするかしかありません。小沢さんの税方式を行うとすれば単純に消費税は40％程度が必要になります。わが国の国民に限らず税金を払うのを好む民族は存在しませんが、あまりにも税金の使途そのものが不透明で狡猾な仕組みで消えて行きます。狡猾な仕組みはぶら下がる人数も多く、どんな失敗を繰り返しても誰も責任を取りません。いままで凄まじい金額の公共投資をしておきながら、土砂崩れ被害は毎年起きていながら工事の質について論じられません。もはや無駄そのものが風土のような国にあっては、誰であろうが税金を払いたくないのは当然であり、長期に渡り政権担当をして腐敗政治の仕組みを作ってきた政党にこそ責任があります。民主党は遠からず空中分解する運命でしょうから、この先の政局を良く見守って人物と政党を見極めましょう。と言っても口先だけの事に丸め込まれないように学習能力を発揮しましょう。

  2012年06月26日

  コメント(2)

• 

  本末転倒

  確実に桜前線が裾野から頂上に上ってきまして、もう直ぐ住んでる山間部に届きそうでして天気が心配です。政府閣内で何が何でも消費税を上げる法案を通す腹積もりですが、我が国に限らず消費税には、いわゆる逆進性なる問題が付いて周り、所得水準の低い階層により厳しく生活を困窮させます。そこで、と言う訳で、所得水準の低い階層に手当てを配る案が出ています。だったらするなよと言いたくなりますし、税金を取っておいて困ったらお返ししますでは愚かさの極みです。誰が考えても最初から富裕層をターゲットにすれば良いだけで、消費税について回る逆進性の対策にはなりませんで、貰う側も形を変えた生活保護のような物になってしまいます。消費税と言うのは、格付け対策でして、格付け会社は財政均衡の重要なファクターとして消費税を歓迎し、どちらかと言えば富裕層を優遇するのが格付け向上に役立ちます。ですので、財務省筋は国債の金利に一喜一憂するばかりで、我が国の国民性と風土に合った税制を考えようとしません。無駄遣いは一向に減りませんが住民サービスは減る一方です。我が国の借金である国債を減らせる目的なら30％が必要ですし、現行の年金や保険制度の給付水準を維持する事など無理なのも常識ですので、払える階層から徴収するのは極自然な方法だと理解出来るのですが、消費増税のくさびを打つことだけが目的のような税のあり方になっています。とはいえ、掛かるべき負担に対して逃げ回ったり抜け道を探すのではなく、果実ばかり欲しがらずに負担から逃げないような感覚も問われる時代です。

  2012年04月10日

  コメント(2)

• 

  つもり

  降った雪もほとんど見えなくなりまして、年明けは穏やかで２年連続の雪模様の新年にはなりそうにありません。消防団の夜警も本日までで、新年８日の新年礼会が年の始まりです。治療中の年には２件火事があって出動し倒れそうな目に遭いましたが、今年度は火事も自然災害なども無く喜ばしい年になりそうです。既に皆さんご承知の通り、政府民主党のマニフェストは無視されてしまい、一行も述べられていない消費税増税が本決まりになりました。無駄遣いをなくしてからの枠を設けたと言っていますが、信じるほどの値打ちがない事も誰もが承知していますし、その事を他の政党が手柄にするほどの意義もありません。自民党は自分たちの手を汚さずに済みそうですので、原子力行政の責任も何処へやらで選挙しか考えていません。毎日新聞の編集欄の余禄に落語の「だくだく」と言う話が載っていました。落語ならではの話しですが、政治の世界にも映せるような話です。消費税を上げようが下げようが、ユーロが吹っ飛んだらそれっきりです。多分、リーマンとは比べ物にならない可能性もありますし、世界恐慌のような感じで消費税やTPPなどが吹っ飛ぶような事さえ考えられます。景気が良くなるつもりで公共投資、税収が上がれば財政健全化、といったかなり都合のよい昭和４０年代のつもりが横行しています。落語は笑えますが、政治がつもりと違っては犠牲が生じますし、この国にはもう余裕も無いのが実情で、人心も乱れる事は必至です。もちろん増税が何が何でもダメと言う訳ではありませんが、場合によっては徳政令もあるかも知れないこの国にとって、政治家はもとより今までどおりで良い筈が無いと思い知らせる段階に来ています。ギリシャのようになったつもりはつもりでは済まなかったりしそうです。

  2011年12月30日

  コメント(2)

• 

  規定路線

  新聞の中ほど1ページを使っての総理が対談で消費増税の説明をしています。東北大震災が起こっていなければ環境も違っていたでしょうが、現在の状況は四面楚歌でして身内からも攻撃されます。我が国に限った話ではありませんが、行政府の仕組みが高度成長を未来永劫続く想定が前提です。ですのでとっくに破綻していますが、国債を積み重ねる事で凌いで来ました。凌げそうも無くなったので消費税増税となるわけで、よい点悪い点は議論が出尽くしていますので、あえて突っ込みませんが、国民や政治家のどちらも覚悟が足りませんので、一進一退になります。ギリシャやイタリアが明日の我が国ですが、危機感と対極の安心感が同居しているような状態です。ただ、素人目にも誰が政権を取ってもこの状態が続くはずが無く、少しでも速く手を打たないと身動きが取れなくなるのも理解出来ています。試算では２０％にしても国と地方の借金を全て返すのに30年ぐらい掛かるそうです。景気の悪化は関係なく現状程度キチンと収税できての話ですので、机上の空論と言われても仕方ありませんし、頓挫する事は目に見えています。それでも対外的には増税に踏み切らざるを得ませんし、国民も仕方が無いと思っている節も感じられます。今以上に無駄が是正される事も考えにくくズルズル縮小して行きそうです。とは言え革命や内戦に明け暮れる事を考えれば遥かにマシですので、受け入れられない向きの方々は懸命に抗議されると良いでしょう。合法的に抗議する事が出来るのも民主主義の特権ですし、議会制民主主義は良くなることには時間がもの凄く掛かるのが実情です。

  2011年12月05日

  コメント(4)

• 

  構想から創造へ

  今年最後の注目の大阪知事市長のW選挙の結果がでました。既にご存知の通りWで橋下氏の目論見が達成された結果になりました。既成政党を敵に回しての選挙でしたので、見事な結果と評価して良いでしょう。橋下新市長が事実上府知事をコントロールすることになりそうで、次期、府知事選が構想の通り都になれば初代都知事に立候補の予定です。必ずしも橋下氏を支持するつもりはありませんが、彼の考え方は非常に分りやすく、現行制度の不備が分りやすいので、大阪府をひっくり返して良くしようと言うのは間違っていません。もちろん目論見どおりに進むはずはありませんで、役所を中心に既得権力との終わりなき戦いが始ったと言うことです。攻撃は相手が特定されてしまった方が分が悪いのがこの類です。かなり厳しい展開になりそうですが、どっちに転んでも財政が国も地方もトホホの状態ですので、世論の支持率をバックに一気呵成にやるより他無さそうです。当分はマスコミの取材攻勢などで動きが取れないかも知れませんが、上手く行けば大阪がお手本になるような改革が出来ますが、痛みのしわ寄せの行方は良く見ておいたほうが良さそうです。

  2011年11月27日

  コメント(4)

• 

  決まったけれど

  いつもの事ですが大山鳴動して、決まってしまえば潮が引くTPPの話です。肝心の交渉はこれからで、我が国はほとんど準備が出来ていません。アメリカの言い分を呑み続ける事は避けなければなりませんが、多分、基地問題などを絡めて無理難題を押し付けることは想像に難くありません。とは言え多国間交渉なので、アメリカの言い分が簡単に通るとは思えませんし、来年は大統領選挙でオバマ大統領が落選する可能性もありますので、共和党との交渉も相手が折れることなど望んでも無理なことでしょう。温暖化ガス削減条約の京都議定書を共和党政権になって反故にしました。多国間交渉でアメリカの思い通りにならない事は間違いありませんので、少しでも不利な案件があれば、政権交代時は抜ける可能性がぬぐえません。ギリシャとイタリアで首相が代わり、空前絶後の負債とユーロ圏に踏みとどまるための国家経営が続きます。何しろ金利が４％とか７％ですのでとても国家規模の負債とは思えません。７％が危険水域と呼ばれる所以は10年で元本が倍になるので、金利を象徴する数字として７は良く使われます。この両国の問題が落ち着かない限り、世界は安心できません。両国の空前絶後の負債の何倍もあるのが我が国で、飛び火すれば鎮火不能なまでに燃え広がる可能性があります。そうなればTPPなど吹っ飛んでしまうような事になりそうです。交渉参加から批准までかなり掛かりそうですが、根本的な国の行方もしっかり舵取りが必要ですので、１国民としましても成り行きが気になる案件がかなりありますので、政府債務の問題と合わせて大きく国が変る切っ掛けになるかも知れません。

  2011年11月12日

  コメント(4)

• 

  動かざると・・・

  金木犀の匂いもおさまり、すっかり燕も姿が見えなくなりました。コスモスもピークを過ぎた感があり、本格的に秋が深まっていきます。日曜日は朝から世論を背景に政治がらみの番組が朝から多く、ＴＶへの露出で選挙活動の節約をするかのような人物が多く登場します。旧世代と次世代のような感じで昭和中期を引きずって、しがらみがあり過ぎて現状を認めたくないのかも知れませんが、政治家として能力と資質が無いと言うことだけは良く理解できます。増税案と平行して我が国のＴＰＰへの参加の是非が議論の的です。日経新聞の記事の何処を見ても不参加を是とする記事はありません。ＴＰＰに限りませんが、結果を都合よく想像しプレゼンする能力の競争です。両方が言う最悪の結果がそのとおりに成る事は、まずありませんで、それなりに精一杯努力を重ねる方向への話は皆無なのが特徴です。参加して農業が壊滅するとして参加して壊滅しない方法は全く無いのか？参加しなくて我が国の工業生産が壊滅しなくて済む方法は考えられないのか？など、になると思われる、になるはずだ、になった時には・のフレーズが飛び交います。ＪＡなど確実に窮する事が確定のような立場は譲る事が出来ませんし、ＴＰＰに参加してもやっていける気概や見込みがある農家とは縁が無いはずです。自民の頃から続く農政が正しければ農家は減りませんし、第一次産業が疲弊する事も考えれませんので結果は既に出ています。どんな産業も激減しても皆無にはなりませんで、その時代、その国にとって適正な数に落ち着くと考えるべきです。心配なのは、我が国の国力を超えた自体が生じた時に、食糧という国家の根幹が落ちてしまう事を本当に危惧します。短期間なら冷静な判断も可能でしょうが、自然が相手だと予想が立ちません。我が国は四季が巡り、一年ごとにリセットされるような感覚を持ちます。諸外国の７年連続の干ばつなどと聞くと大雪も台風も大切に思えます。今の季節、収穫を迎える頃、各地で祭りが行われ五穀豊穣を感謝します。毎年ですが本当にありがたい事なので、失われないと分らないかもです。参加するにしても見送るにしても、ほとんどの人は、この国で自然と共に暮らしてゆくしかありませんので、溢れるほど必要なく、生きて行き、育てて行ける自給は確保するべきで、自尊心や愛国心も生活の糧を失っては成し得ませんので。

  2011年10月16日

  コメント(4)

• 

  期待・するだけ・・

  昨日からのお家騒動に右往左往の政権ですが、土壇場で収束に向かいそうです。収束して欲しい原発事故はそっちのけでの信任不信任の話です。考えてみればこれだけ揉めてもソコソコに動いているのですから、この国のシステムは中々大したものですし内乱の気配もありません。もちろん内乱などはもってのほかですが、これだけの震災が起きてシステムダウンなどが起きつつも、破綻せずつまづきながらも前進できるのもなかなかの物です。もちろん古今の政治家のお陰などでは一切無く、日本人の特質によるもので、足の引っ張り合いも特質です。多分、劇的に改善されることも無さそうですし、少しずつ劣化していくような想像が難くないのが悲しいです。ともあれ何が何でも原発にフタをして自民党時代からの原発行政を刷新していく方向を見定めるべきです。何もせずに良い国であったのがここに来て限界になりました。この先が本当に困った事になるまでに何とかしなければと思いつつも、限界を緩やかに超えて返れなくなってしまいそうな感覚を覚えます。

  2011年06月02日

  コメント(2)

• 

  ガツンって

  かなり旧聞に属する事でもあり、既にご存じない方もいらっしゃるでしょうが、缶コーヒーのTVCMでガツンと言ってやるとか、格闘技をダメだししながら眺めていて、CMのコーヒーを一口飲んで、その場にイキナリ置かれるというCMが有りました。その時は笑ってみていましたが、政権交代から震災に至り原発事故の収拾に見ると、あらゆる場所でそういった話に出くわします。このあたりもいわば国民性なのでしょうし、政治を筆頭にまるで自分が無限の能力を持ちえたかのような批評が多く、ブランド志向や思い込みなどと、ない交ぜで解決させる感覚です。現政権を擁護する立場ではありませんし、罵倒することで良くなるとも思えません。そういった定義をしたい人にはご自由になさると構いませんが、自動車を乗り換え、服を着替えるような政権批判を繰り返すよりも、民主主義のあるべき姿に一定の負担を享受する姿勢が必要です。国会中継もほとんど、この先必要な事は論じられる事無く長年の責任政党も協力はもとより、そのことに積極的に触れません。国民としては、どう考えても納得いかない場合はそれなりの抗議をするべきで、政権や、行政機関、大企業、など批判されることは仕方が無いにしても、こちらに選択肢がある場合は別の道を選ぶのがベストなのは疑いようがありません。評論家の言うことを妄信することが一番無意味な行動になります。自然淘汰と衰退が目に見えて進む国の現象として考えるには寂しい気がしますし、足を引っ張り合う事が特徴の民族だとも思いたくはありませんので、様々な事柄や事象を注視して行かなければならない事は間違いなさそうです。

  2011年05月24日

  コメント(4)

• 

  異床異夢

  山口県の防府市で揉めてる市議会の現状について、NHKの全国ニュースで実態を報じていました。合併で増えた市議会議員を減らすべきだという市長とこの数は何の問題も無いという議会との闘いになります。この類の考え方はうんざりするほど聞いていますし、日本の景気が悪く税収が上がらないため浮上するような話です。未来永劫、高度成長時代が続くことになってる構造の国ですので、フォーマットに合わない進捗状況になったとたんに破綻します。ムリである以上現状に合わせるのは当然で、ドンドン縮小してそれでも機能するような仕組みが正しいのですが、表紙だけの民主国家の我が国では機能しないのも当然です。名古屋市で行われている地域委員と言う考え方が解決策の一つです。防府市でも誰一人としてこの考え方を提示しません。名古屋市長の意見に全て賛成するつもりは有りませんがある程度、市民が行政に参加するのは否定されるべきでは有りません。民主主義が民主主義であるためにも主権者自らが一定の負担をすべきです。問題は議員の数でもなく不等な報酬にあります。数が問題ではないとなれば単純に報酬の全体額を半分にすれば良いだけです。儲からないと思った議員は辞めて行きますので、国の労働基準の最低ラインをクリアする額で仕事をするべきです。その為にも住民が意見を交換する場が必要であり、問題を共有する事で無駄が省け、つまるところ議員の存在が自然消滅するのが民主主義の理想です。本来の地方自治のあり方であり議員はパシリに過ぎません。現状はいつまで経っても特権家業に成り下がる議員活動なのです。結局は丸投げして結果に文句を言う有権者の問題なのですが・・・雪景色はマダマダ一杯あります。

  2011年03月03日

  コメント(2)

• 

  二番煎じか

  毎日新聞の一面の余禄の欄に「2人がうまくいっている様に見えるのは1人が耐えているからである」と言うチュニジアのことわざが載っていまして、久しぶりに腑に落ちる言葉を聞いた気がしました。　国家間でも通用しそうな実に含蓄溢れることわざでして、洋の東西、人種、時代を問わず人間って同質なのが良く分ります。予定では3月に事業仕分けの手法で「規制仕分け」をやるそうです。時を同じくしてアメリカでもオバマ大統領が規制の緩和を指示しています。雇用を増やすために立ちはだかる規制や規則を廃止、見直しを命じます。遅すぎるぐらいですが、事業仕分けで問題となった、実行できないとの批判にどう対応するのかが問題になりそうです。大統領とは違って権限が全く無いのが政治ショーと揶揄されます。行えば事業仕分けと同じように、こんな物まで・・と絶句しそうな規制が出そうです。目に見える効果としては表に出る事で我が国の仕組みが良く分ります。多分、事業仕分けの作業中に突き当たった規制が目についたので、政治家の嗅覚としては正しいのですが放置期間が長すぎて、もはや当たり前になっている事もかなりな数があるはずです。自動車関係の仕事をしていますと規制の中で仕事をしている感じです。運用上何の問題も無いはずなのに不思議な規制が多い反面、こんな車を放置していいのかと思うような車が検査をパスしたりします。要するに検査や規則が存在する事で行政法人や協会が存在し、判断基準のために資格が立ち上がり法人が出来上がると言う寸法です。我が国にのみ存在するような団体や規制をまず見てみたい気がします。撮り貯めていますので日付が良く分らなくなりました～

  2011年01月19日

  コメント(4)

• 

  コストの行方

  全国的な寒波に厳しい冬日の毎日です。積雪は全くリセットされませんので積もる一方です。毎年雪は降るのですが今シーズンはスタッドレスと四駆が大活躍です。連日、除雪車が走り回りますが、かなりしつこい降り方です。注目の阿久根市の市長選挙が終わりました。結果からいえば新人の当選で竹原市政が終わりました。乱暴なやり方でしたが票差を見る限りではかなりの支持者がいます。竹原さんの信条も分らないではありませんが、市長の職務と権限を越えたものが多く、これが問題でした。結局、日本全体の仕組みを変えない限り無理な事が多くて、主権在民の国にあっては文句を言う先を間違っています。阿久根市は来月には議会がリコール解散になり、再度、選挙が行われますので、リコールも2回目で、阿久根市は、のべつ選挙と住民投票に明け暮れて、ここ数年間で掛かったコストは1億を越える見通しです。選挙や住民投票のコストの半分以上が人件費でして、竹原さんが忌み嫌う役人の報酬になっている事も知ってるはずです。仕組みを変えなければならない事の元凶が分っていながら何も出来ません。この国の地方行政は中央政府のアリバイ作りに使われていまして、アリバイの本質は議員・首長の選挙のためと言えます。ですので本当の改革が行われれば相当の痛みを伴う事は間違いありません。この痛みが大嫌いなのが我が国の主権者ですので良くなりません。いずれにしても地方行政に一石を投じたことは事実ですが、敗北の弁でマスコミと職員組合を非難したのは間違っています。職員組合は言うに及ばずマスコミは最初からそういう存在であり、コントロールできなかった自分を省みるのが本来の在り方です。正月三が日の二日目の様子です。

  2011年01月17日

  コメント(2)

• 

  棚に置く

  毎日新聞の３面には同日の日付で何年か前のニュースを解説しています。７年前の１月１２日の出来事として鳥インフルエンザの事が載っていました。このニュースは地元でありいつも見ている場所が全国ニュースになりました。終息宣言まで一ヶ月続いて後に列島を震撼させる社会問題に成りました。ニュースの場所は全く変りありませんが人口は激減しました。次の７年後は全く想像もつきませんが、楽観できない事だけは間違い無さそうです。年が変って政治の世界も通常国会開催に向けて、各党、各人いつもの足の引っ張り合いと論いに終始しています。毎日新聞の政治欄に日本の先行きについて森前首相のインタビューがありました。国難の時期に政党間の争いでは無く、オールジャパンで向かうべきだとの事でした。結論から言えば国難である事を何の自覚も無い人物だという事が分りました。国難の責任は自分には全く無いとでも言いたげな話でした。総理体験者としてのキングメーカー気取りがあまりにも醜悪です。オールジャパンでと言う前に引退閑居が早道であり、自分たちが全く後進を育てられなかった事を反省すべきです。もちろん民主主義の精神は主権者である有権者すなわち国民の責任でもあります。考えてみれば我が民族は民主主義が使いこなせていません。真髄である義務を置いておいて権利の無駄使いの挙句に未だ欲しています。この先もあまり変りそうにありませんので、政治や、経済、国民生活も好転するなどとは思わない方が良さそうです。クリスマスには雪が降りませんでしたが、この後降りました。

  2011年01月12日

  コメント(4)

• 

  再始動

  色々な不安要素と期待の入り混じった新体制の政権ですが、今回の人事の有り方にしても、やはりノーサイドが苦手な民族のようです。新しい人事案でとっても期待できそうなのが民間人の片山さんの登用案です。第２次菅内閣の人事の目玉として総務大臣として迎えるようで、９月７日の記事のような感覚を導入するならチョット期待してしまいそうです。その総務省の提言として環境自動車税なるものが浮上してきました。従来の自動車税と重量税を自動車の環境対策効果とのすり合わせで、新たに税額を確定し、地方税として交付させようと言う思惑です。自動車重量税は国税ですので地方に委譲することは良いことですし、本来ならガソリンの揮発油税も軽油のような引き取り税にして、使ってる行政区で税金が消費されるのが分りやすくて良いはずです。国税として国が財源を握って道路建設などに再分配するという、従来型の構造から脱却しなければならないのは疑いようが有りません。この事も含めて元鳥取県知事の片山氏には期待せざるを得ません。簡単に法案が通らないネジレ国会で、従来の如何なる政権にも無かった困難な舵取りになります。誰が考えても反対する事が難しいような法案を作って行く外ありません。予算編成を乗り切る事を目指しての綱渡りのような政権運営が続きます。いずれ増税案も出てくるでしょうが、片山氏の領空侵犯な案を同時期に導入すると国が変ります。　　　　　　　　　　夏を仰ぎ見て posted by (C)違いがわかる男

  2010年09月17日

  コメント(2)

• 

  課題・問題・元凶

  大方の予想以上の差をつけて菅総理が再選を果たしました。またぞろ総理が代わる事にならなくて良かったと言うだけの結果です。各マスコミの取材や見通しも連立に絡んだ憶測が乱れ飛びます。埋没したくないので早くも解散総選挙に話が及びますが、誰一人として総選挙一回７００億円の費用について言及しません。ほとんど人件費のこの問題がこの国の無駄を象徴していますし、人件費を受け取る側は論点になる事を避けるのは当然です。言うまでも無く没収の供託金で賄える金額では有りませんので、選挙のたびに税金を投じている事をもっと自覚しましょう。この制度を改めて、税金を使わない方向が決まれば何度やっても構いません。健全財政を目指すのは当然ですが、分りきった無駄の排除が優先です。選挙に携わる公務員の手当ては立会人と同額（１万円程度）にするべきで、現行の課長クラスの一回４万円程度はあまりにも常軌を逸しています。嫌なら辞めていただく位の決定を政治判断と呼ぶのが相応しいでしょう。今回の代表選挙の結果を受けての話しからは逸脱してしまいましたが、円高は止まらずやはり高値更新を目指して市場が動いているようです。デフレと少子高齢化を増税以外の方法で乗り切れるとは到底思えません。増えていく医療費、社会保障費に絡んで、特権階級や制度を無くしていくのが民主主義を標榜する国家の急務です。昨日発表されたオリンパスの新製品E-5は中々の評判で他社を使うヲタクまでよってたかって叩いているのが国民性なのでしょう。私は買うつもりも無いメーカーや商品には興味が無いので実に不思議でして、非常に不思議なマニアの反応で社会通念からすれば余計なお世話です。ボチボチ、カメラの業界も厳しくなってくる事は間違い無さそうですので、何年か後には非常に懐かしいピークだったな～になると思われます。　　　　　　暁という感じ posted by (C)違いがわかる男

  2010年09月15日

  コメント(4)

全174件 (174件中 1-50件目)

1 2 3 4 >