戦後初の与野党逆転の選挙を経ての首相指名選挙を中継で見ました。
右翼に民主党議員が陣取り実に歴史的な瞬間です。
この先大変でしょうが、前回の富裕層のための改革では困りますので、
選挙のときの約束どおり庶民の目線での政権運営を願いたいものです。
昨日は映画俳優のパトリック・スエッジさんが逝去されたニュースがありました。
あの「ゴースト・ニューヨークの幻」が瞬間思い出されたのは私だけでは無いでしょう。
ウーピー・ゴールドバーグの怪演とアンチェインド・メロディが思い出されます。
当時20代半ばの私も甘酸っぱい時代の思い出に浸ってしまいました。
少し前のニュース番組の特集で元金融会社のSFCGのその後を報じてました。
この会社もリーマンショックの直撃で吹っ飛んだ訳ですが、
社長をやっていた大島氏は街金融を体現する卑劣極まりない人物です。
グレーゾン金利の返還をしないためのあの手この手はヤミ金真っ青です。
違法行為は前身の商工ファンド時代と変らず、
高利を貸付け早期に引っぺがし次を探していくやり方です。
商工ファンド時代なんども電話が有りましたが、
日栄同様、手形を持たない商売なのが分って相手にされなくなりました。
この大島氏の資産隠しと破産処理に隠れての蓄財を追ったルポでした。
この番組を見た人は日本の法律が正義の実現に役立たないのが分った事でしょう。
悲しいかなこの手の資産隠しは止める手立てが無いのが実情です。
自由経済というのはキチンとしたルールの上に成り立つもので、
挙げられなければ何をやっても良いということにはなりません。
悪質な資産隠しが判明した時点で振り出しに戻るようなルールが必要です。
いみじくも番組内で大島氏が
「金持ちから金を儲けるのは困難だが、貧乏人からは簡単だ」と言っていました。
趣旨は生活保護や年金を巻き上げろと言う事なのですが、
けだし名言でして、固い金持ちの懐から引っ張れるのは国しか有りません。
現時点で大島氏は破産状態ですので路傍の石状態ですが、
この石ころが饒舌で狡猾ですので見ていて気分が悪くなります。
自分は必ず復活すると言ってますが、
大島氏の言う復活はキチンと後始末しての復活では無さそうで、
隠し資産を誰にも手を出させないような状態の事を言うようです。
新しい金融担当の亀井代表にはこういう人物を凹ませる役目を期待します。
貧乏人云々は教育レベルの向上しか方法が有りませんので、
格差の底上げを図るために上の方から巻き上げましょう。
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(C)違いがわかる男