新総理の漏らす未知との遭遇は国民としても怖いもの見たさの心境です。
もちろん全て詳らかになるとは思っていませんが、後退する事は無いはずです。
改革の原動力になるはずで前政権の土壌を変える必要が有ります。
ひっくり返すと腐敗土壌が出てきそうで、自民党の大臣以上に仕事が大変です。
アメリカではオバマ大統領が公的保険の創設で苦難の連続です。
社会保障の負担増を敵のように考える保守派から攻撃の的になっています。
民主主義の行き過ぎのような民間保険のみの運営で生活弱者が増えるばかりです。
日本のように公的保険が3種類有るのも弊害ばかりですので、
本来の公的保険は一本で有るべきで、加算分は個人負担にすれば良いのですが、
長きに渡り出来上がったシステムがそう簡単には変らないのも無理は有りません。
一本化する予定のようですので社会保障のレベルが下がらずに、
負担が大きく変らないシステムなら変える価値が有りますし、
医療の規制緩和とあわせてより良くなるのなら反対する必要は有りません。
年金も種類がありすぎで、民間活力を削ぐ形になっています。
とりあえず生活が出来るレベルの公的年金の一本で行うべきで、
その上の積み増し分は個人でコントロールするべきです。
その際に納税者番号のような個人IDの番号登録も必須になりますので、
悪用されない基準が整えば堂々と論じ普及させれば良いだけです。
公共事業や教育、農政、食糧、安全保障など何一つまともに解決できていません。
一年生議員の振る舞いや所作を見る限りでは4年前と随分違います。
どちらが政権与党として相応しいのか良く分る一日でした。
それにしても赤松農林水産大臣の職員の出迎え無用の措置は見事でした。
前例の空虚さがよく分かりますので長妻さんも「その手があったか」でしょう。
なんにせよお手並み拝見ですが足並みのそろい方もいい感じです。
今からの予算委員会は官僚のシナリオが無いそうですので、
与野党共に実力の程が試されますので楽しめそうです。
やっと民主主義国家の輪郭が出来てきたのかもしれません。
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