河豚の取引で有名な下関の南風泊(はえどまり)市場での初セリがありました。
ふぐ限定の独特な袋セリのニュースが流れると山口県は冬モードに入ります。
高嶺の花の河豚を福にかけて下関ではフクと呼んでいます。
今年は豊漁と不景気で去年より1Kgあたり¥5000-程度安くなってるそうです。
金の値段が一直線で上昇してるようです。
いわゆる投機マネーが流入しているようですが、
石油のように生活に直撃では有りませんので実感は全く有りません。
問題が出てくる頃には投機マネーは引き上げてしまう事でしょう。
有事の際の金市場と言われて久しくいですが、有事が起きませんように。
新政権の亀井郵政、金融担当大臣が言い放った、
借入金の一斉返済猶予の法案が発火点で、銀行金融株が軒並み下落しています。
あおりなのか消費者金融大手のアイフルが国の援助を申請して、
自社の株価はストップ安になっています。
あらゆる銀行株は下げが顕著になっています。
昔のような高利の貸し借りは最早不可能なようで次々に会社が撤退しています。
で、新しい金融担当大臣の亀井さんは、
民間活力の底上げとして債務負担の厳しい会社には、
数ヶ月の支払猶予を行おうではないかとイカにも亀井さんらしい案ですが、
直ちに金融担当をクビにした方が良さそうです。
もっともご本人の話では3党合意の案件だとのことで、
野党からの格好の攻撃の的になりそうです。
本当に猶予が必要な案件と必要でもない案件とが存在する可能性があります。
一律(モラトリアム)ではなく理解可能なハードルは設けるのが政治の仕組みでしょう。
社説にもこの問題に関して記事が載せてありました。
破産、倒産ならまだしも、猶予してやれと言うのは『徳政令』だとの記事です。
借りたものは返すと言うモラルが崩壊すると危惧するのも当然で、
資本主義経済の根幹を成す約束事が分らない人物では困ります。
正しい金融のあり方として個人の連帯保証人制度の撤廃などを論じましょう。
この事は金融業界からは絶対に出てこない話でして、
何かあればこの話をするのが最早私のライフワークになっています。
金融業の有るべき姿に必要有りませんし、
長きに渡ってこの制度に慣れ親しみ利用してきた業界が成長できません。
本来の銀行業の姿と国の規制が金融業を鍛え、業界を引っ張ります。
担保を取るのは問題ありませんし、不動産価値も上昇するでしょう。
製造業も、60年代のようなイケイケの時代では有りませんが、
新たに環境と言うマーケットが出てきましたので、
政府との両輪で国際間の約束を華麗にクリア出来るエンジンとして期待します。
アオサギ飛来する posted by
(C)違いがわかる男