政府与党はマニフェストに掲げた内容を完遂する如く、
無駄遣いの洗い出しに懸命です。
個人的には手伝ってあげたいぐらいですが、やらない方が効果的でしょう。
連日の報道で今まで全然知らなかった公共工事を知ることになりました。
見て聞いてほぼ無駄と言いたくなる様な工事も少なくありません。
しかしながら当事者はそうは思ってないでしょうから複雑になります。
地元は人間関係も含めての話になりますので
やる・やらないに限らず怨嗟が渦巻く中で生活するのもキツイ話です。
中止の対象の公共工事は事業遂行自体が目的のようで、
事業による利益は業者と票を預かる政党のためのような気がします。
この事は山口県も顕著で従来型の公共工事を切望する風潮が見て取れます。
利用価値が時代にずれて造っては見たものの、
メンテナンスや維持管理費用ばかりかさむ事も全国で恒常的に存在します。
公的というのが役人のための事であることにも気づかされました。
今まで営々と築いてきて当たり前になってる事を、
それでは今月から変えると言って変えられる方がオカシイかも知れません。
公共工事に限りませんが、頭では理解できても、
イザ自分の身に降り掛かると抵抗勢力になってしまいます。
この事を越えられない限り無駄遣いは減らないでしょうし、
無駄遣いをしないシステムの構築も困難を極める事は必至です。
今までの決まったらやる!から決まっても中止!の考え方は進歩と言えるでしょう。
数々の公共工事を見ると一方的に自然の中に人口建造物を造るだけに見えます。
もちろんお叱りを受けるのでしょうが、
この先、萎んでゆく国に全ての工事が必要とは思えません。
優先順位をつけて予算の振り分けが可能になれば、
工事のための公共工事を廃して誰もが必要不可欠な物から大車輪で行うべきです。
食糧・教育・災害予防、国土の保全の公共工事であって欲しいものです。
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