少し前に秋祭りの日に松茸の欠片入りのうどんをご馳走になって以来、
まだ松茸を見ていませんので今年はよっぽど不作なのでしょう。
海外から輸入されて珍重されるのもお馴染みの風景になりました。
アメリカの国民皆保険の導入の法整備が何とか頓挫せずに進捗しています。
民間保険とのやり取りで保険会社の対応の不備が伝えられていました。
なんでも、帝王切開で出産したので次の出産は契約できない、
など凡そ公的企業の言い分としては余りに一方的で理不尽です。
しかし、アメリカ社会では珍しい事では無いようですので、
やはり公的出資の国民皆保険は必須と言えるでしょう。
更に国内の州ごとに対応が違ったりするので事情は複雑です。
如何なる国でも不景気で税収が上がらなくなると社会負担が増えます。
税収と社会保障は逆カーブで、早く何とかしないと国が破綻します。
我が国の皆保険も分解寸前ですが曲りなりのも何とか持っています。
負担率の見直しなど抜本改正の必要なことの代表ですが、
担当大臣が過労で倒れそうですので、厚生労働省にもタスクフォースが必要で、
年金や保険、労働環境、公衆衛生、少子化などとても一人では無理です。
日経新聞一面に仙谷行政刷新担当相の話として、
子ども家庭・教育雇用・社会保険の3部門に分けるとの案を出しました。
看板はともかく稼動させて担当大臣の持ち味を発揮させるべきです。
早ければ早いほど機能しますし形が見えてきます。
担当大臣の長妻さんが倒れるようなら政権の信用が地に落ちます。
国家戦略室が音頭をとって厚労省の改革に手をつけるべきでしょう。
不正の洗い出しなど仕事は幾らでもありますし、
進まない部署はどんどん切り捨てるような荒療治も必要でしょう。
厚労省の改革が出来ればこの政権は軌道に乗るはずです。
今までの政権では分らなかった事が随分出てきますので、
自民党の議員でも驚くような事が有るはずです。
民間企業が出来れば何の心配も無いでしょうが、
前出のアメリカの例のように自分たちの利益にならない事はしません。
企業の事情に合わせるようでは国の体をなしませんので、
キチンと区別をしてダイナミックに切り込んで欲しいと思います。
収穫を眺めながら posted by
(C)違いがわかる男