12月16日に行われる衆議院議員選挙の投票所の立会人になりました。
誰が読んでも「たちあいにん」になりますが、
役所は「りっかいにん」になります。私のPCでは変換で出てきません。
タイトル戦などでも全て、たちあいにんですので、
役所の考え方は実に面白くガラパゴスな感覚です。
朝、6時から丸12時間のお勤めになりますが、
20年以上前に一度務めた事がありますので、どの様なモノかは分かっています。
立会いと言っても座ったままで、特に難しくも疲労困憊することもありませんで、
粛々と投票に来た方に挨拶をするだけですが、
これも憲法で保証されたルールですので、
投票同様、民主主義の基本ルールであり、しきたりです。
解散総選挙と何かに付けて言う方がいますが、
国政選挙はざっと700億円掛かるとされていまして、
そのほとんどが人件費であり立会人の費用も含まれます。
役所の方々の報酬がべらぼうでして、
こういった場合はその県の最低賃金で算出されるべきだと考えますが、
そのような殊勝な事はまずありませんで、
選挙管理委員会のお歴歴も含め選挙の度に普通自動車の税金がゆうに払えます。
ですので、立会人としては文句の一つも言いたくなりますし、
言い分としては間違って無いとして、公器に働く事の本質を問いたくなります。
しかし、有権者の一人としては行政に携わる・関与する機会ですので、
キチンと与えられた責務を果たし報酬も得る事で得心するのが常道です。
いちいち持って回った言い方をするなと言われそうですが、
感覚を失ってはなりませんので、選挙の人件費世界トップレベルなら、
報酬に見合う責任と公に准ずる感覚を持つべきです。