雪に脆弱な都市部に積もると大騒ぎでニュースになりますが、
あの程度であたふたする事が不思議でなりません。
地震と違って冬になれば雪が降るのは当たり前で、
過去に何度も同様の大雪に見舞われてる事からも、
降らない、積もらない事が前提の首都圏生活なのだと気が付きました。
厚生労働省は生活保護費の支給金額を減らす作業に入ったようです。
去年から色々騒動が続いていて毎年、支給総額が更新されています。
同時に、処罰の厳罰化や適応の厳格化、就職への手当てや指導が検討内容です。
いつものように遅きに失した事は否めませんで、
厳罰化は詐欺の強化と一緒に詐欺罪の適応を進めるべきです。
詐欺罪そのものが随分とぬるいので、
不正受給が詐欺に適応されなければ交通違反のような感覚で
何度も繰り返すような輩が出てくる可能性も考えられます。
この問題の急所は本当に必要な人に迅速に支給されなければならない事です。
ですので敷居は低く不正は見逃さない姿勢が問われますし、
支給引き下げの言い訳として出された最低労働賃金の低さも問題です。
経団連や保守派の中に企業保護の意識が強すぎます。
今、論じられてる法人税の減税を問うのなら、
セットで最低賃金のかさ上げや転職をよりし易くするための努力を問うべきです。
女性の働き易い環境改善など全く進んでいない事を恥じるべきです。
生活保護に限りませんが、
本来の使途にそぐわない使われ方を是正するだけで見通しが良くなります。
今回の削減が最低賃金のみの話としたら、
消費税が上がったら5%増やしてくれと言う要求があるかも知れません。
つまるところ社会道徳に起因するので、
教育制度の充実が手遅れかも知れませんが行う事になりそうです。