毎月17日は節目の日として地元KRYラジオでは
防災関連のトピックや番組を組みます。
東北大震災後は11日も折に触れ災害への備えをアナウンスします。
毎月の17日もとうとう18年になり、
阪神大震災も節目の日に話題になるぐらいになりました。
18年前の大地震では原発の問題は起きませんでしたので、
復旧、復興も放射線障害を気にする必要がありませんでした。
それだけに東北大震災の原発事故は地震の被害を拡大し、
計り知れないダメージを残す結果になってしまいました。
この事をまともに受け止めていないかのような政権は本当に不安です。
結局、利権を温存したまま我が国の電力は、
インチキコストを真に受けて原発ありきの政策から脱却できません。
阪神後の東北でもあのていたらくですので、
この次の大規模災害では国として持たなくなりそうな気がします。
いつ来るか分からないのが大災害ですが、
日時が分からないだけで、必ず来るのが大災害です。
大災害の度に住民は可能な限り我慢を強いられますが、
世界に冠たる国民性もほころぶ頃かも知れませんので、
せめて一つぐらい安心できる原発廃止に舵が切れないものかと考えます。
想定外であろうがなかろうが、
起きてしまっては誰にもどうする事も出来ないような物があって良いはずはなく、
自家発電や再生可能エネルギーは復旧・復興の要になるはずです。
電力を取り巻く利権や不当な介入などを排することも防災になりそうです。
実に情けない話ですが我が国の現状ですし、
選んだのは我々、国民である事を承知しなければならないようです。