夏至や冬至と同じく日にちは前後しますが、本日は二十四節季で雨水になります。
雨が雪にならない訳でして、この日に雛人形を出すのが慣わしなのだそうで、
誰が始めたか分かりませんが四季を六つでうつろう自然現象を漢字二字で表します。
実に見事で美しさの極みであり我が国の文化の奥深さを感じざるを得ません。
毎日新聞の3面の特集記事に連帯保証人の個人保証が特集されていました。
数年前から銀行筋では契約者本人以外の保証はとらない方針だそうで、
世論の高まりにメリットが見出せなかったのでしょう。
担保の無い銀行筋以外は未だに個人補償を行っていますが、
この先はハードルが高くなるか、
連帯保証人を追い込むのが容易にならないかも知れません。
我が国の連帯保証人制度は欧米ではドイツを除いてありえない制度でして、
ドイツは他国に比べて断トツに個人レベルの小規模経営が少ないようでして、
連帯保証人のリスクが良くわかってらっしゃると見えます。
連帯保証人制度は民主党政権時代に葬ってしまうべきでして、
自民党政権では全く期待する方が間違っています。
多分、7月の選挙をにらんでのイメージ戦略と思われますが、
なんにせよ、無くなってしまうに越した事はありませんし、
悲劇を拡散、量産するばかりで何のメリットもありません。
明治より続く経済と民衆のためにならない制度ですので、
どのような政権でもこの際、根絶やしにするような改革が必要で、
それから自由市場において適正なルールと懲罰でコントロールするべきです。
金融市場における再起不能になるようなペナルティの掛け方と併せ、
市場原理と直接関係のない存在と住み分けが必要です。