12月の衆議院議員選挙以来、
3回連続の選挙投票所の立会人と書いてリッカイニンの役目が終りました。
今回も含め全て雨が降らず実に良い天気でしたが、
私の担当の投票所での投票率は40%程度でして、
結果は開票後直ちに出まして自民党公認候補がぶっちぎりました。
結果そのものは予想の通りですので驚くには至りませんし、
山口県の風土とすれば至極当たり前の結果になりました。
言うまでも無く、候補者の力量不足でさもありなんですが、
負けるとマスコミ批判は如何なる党でも同じで感心できません。
ま、当面よっぽどのことが無い限り自民党の圧勝でしょうし、
その間、外交政策などで揺さぶられてチョンボすると風向きが変わります。
しかし、変わったところで民意は「誰かが上手にやってくれる」ですので、
この先、日本経済が、どん底に落ちたとしても政治の責任で、
選挙の度に投票率は下がり、組織票が幅を利かせ民主主義が歪みます。
歪んだところで目には見えませんし自分の範疇でしか判断出来ません。
ですので、自分たちの暮らし向きが悪化すれば政府が悪く、
もっと上手にやってくれそうな人物や党を探すだけで、
探す相手はTVでコメンテーターが分かり易く説明します。
かくして我が国の地盤沈下は止まらず、民意は迷走し、
出来もしない約束や理想を掲げ政党や候補者が乱立します。
それでも内戦や飢餓にはならない国ですので、
本当に痛い目に遭う日までこの状態が続くような気がします。