毎日新聞の見開きのオピニオンコラム「時代の風」で、
憲法改正条項の改正と題して執筆されていました。
読んでもらえれば直ぐに分かりますが、
安倍政権の目標である憲法改正をより強く進めるための第一歩です。
96条の改正条項である全議員の三分の二を二分の一にしようと言う事です。
なるほど、そうなれば過半数さえ確保できたらサクサク進むぞとなります。
主な問題としてはコラムの中西氏の書かれているとおりでして、
とても心配しておられますが、ほとんどの事は既に手遅れですので、
有権者は乗せられることにすっかり慣れていますので、
旗振り役の言われる内容に疑うことなく投票し過半数を超えることでしょう。
実際、原発の考え方と言い、都合の良い事しか並べませんので、
だまされた、失敗した、 などと後悔する事は確実ですが、
0増5減の案に見られるようにやるべき事は先送りです。
まず自らの憲法違反の状況からの打破であり、
自ら痛みを伴う事は他党のせいにして、全く仕事をしていません。
この事だけでも、立派な欠格ですので優先順位はハッキリしています。
与党自民党だけではなく改正に賛成する議員は少なくないはずですので、
首相の考える有るべき姿を堂々と提示して訴えるべきです。
こういったやり方がいかにも危ういと感じさせた時点で既にアウトなのですが、
まあ・今回はかなり自信をお持ちのようなので突破してみせるつもりでしょう。
有権者も有るべき姿は持っておく必要が大いにあります。