突破されると感慨も無く4年ぶりに1ドル=100円に突入しました。
物凄く計算し易いので、このままで全くかまいませんが、
市場が許してくれませんので120円台の安定基調を狙っての思惑になりそうです。
主にアメリカの好景気が後押ししているので、
我が国の輸出産業は一息つけそうですが、業績が上がれば円高になりますので、
急激な変動を気にしつつ円安のトレンドが続くと考えるのが妥当のようです。
少し前の円高の頃、70円台、50円台もあると思うべきとある人が言いましたが、
この先よっぽどの事が無い限り50円台の円高基調は考えられません。
言うまでも無くよっぽどの事が起きたら無事では済みません。
一番困るのは円安にとても敏感で速攻値上げの石油製品です。
特に、ガソリン、軽油は景気浮揚が実感できない層には生活に打撃を伴いまして、
迫ってくる消費増税が追い打ちをかける事が容易に考えられます。
この際ですので、為替レートと石油製品の完全連動システムの実現を期待したいです。
まあ、無理なんでしょうけど、どの程度でどのくらいと言う指標は欲しい気がします。
灯油は最需要期は過ぎましたが、安くなって困る人は居ませんので、
上げる理由が逆ポジションになれば下がるのは誰もが当然と思うはずですので、
我が国の流通に何処か不健全な箇所があるのではと勘ぐりたくなります。