良く行く給油所の隣の空き地に太陽光パネルがズラーッと並んでいました。
まだ、本格的に発電はしていないようですが、
このシステムは働いてガンガン発電しても全く音や光が出ません。
光を出そうと思えばさほど難しい話ではありませんが、
他に周囲に迷惑を掛けずに仕事をする発電システムはありませんので、
国や電力会社が力を入れないことがとても不思議です。
何故かというのは明白でして、今更述べるまでもありませんで、
儲からない事はやらないと言うのが維新に始まり戦後加速し国是になりました。
しかしながら、原発は儲からないはずですし、
電力会社が全て負うシステムにすれば簡単にゼロになるはずです。
毎日新聞に連載中の小説「アトミック・ボックス」に
原子力の恐怖は爆弾よりも発電の方が、よりリスクが高いとあり、
爆弾は使わない限り何の問題も無いが、
発電は常時、臨界させる訳だから、非常にタチが悪いとありました。
確かに言われるとおりでして、
我が国のように安定した岩盤を持たない国にはリスクしか無い気がします。
メリットしかない太陽光を邪険に扱い、
始末が出来ないシステムにまい進する事自体が完全に間違いです。
実に不思議な人たちですし、
現在、我が国に居住できない地区が存在する事の反省も置き去りで、
早く、再稼動し、始末できないゴミを増やしたがる人たちが増えつつあります。
再稼動が将来のゼロに繋がる担保になるなら意味がありますが、
政府自民党の基本理念は未来永劫昭和40年のような気がします。
美しい国の見方と考え方が全く違う事に気が付かないと同じ不幸を量産しそうです。