人気アイドルグループの総選挙とやらでTV中継までやる始末でして、
つくずくこの国の平和加減が良くわかりますが、悪いと言うことではありません。
見聞きする事で自分が世の中と、どの程度の距離感なのか実感できます。
先週は株価と為替の乱高下に振り回された感がありますが、
どうやら簡単に収まるような事でも無さそうで、
市場はネガティブな材料に敏感に反応し、円安、株高は動きが重いようです。
輸入品は軒並み値上げにシフトしエネルギー関連が生活にのしかかります。
ようやく景気が上向くかと雰囲気が良くなった矢先の円高・株安ですので、
政権与党も良い流れで参議院選挙になだれ込みたかったのでしょうが、
文字通り冷水を浴びせられたような形で思惑の修正を余儀なくされます。
自由市場なので、政策の可否を上昇下降で判断した形になりました。
残る政策発表は法人税減税が注目されます。
赤字の企業は全く払わなくて良いという決まりをコントロールし、
課税標準額を引き下げるのが落としどころのような気がします。
長く低迷が続きようやく好転の兆しが見えてただけに、
もう一伸び欲しかったのでしょうがなりませんでしたので、
この一週間が政府与党にとって市場の評価が気になる事になりそうです。