多趣味な男の秘密基地

日経オンラインの記事によると衆参Ｗ選挙は見送られたとの事です。
全く可能性がゼロではないのですが、まあ、無いと考えるのが妥当のようです。

首相はなんとしてでも憲法改正がしたくて仕方ないのでしょうから、
参議院議員選挙で勝てると見込んで改正に着手するとなりそうです。

そうなれば世は憲法の行方に世論は真っ二つになり、
戦後初の国民投票となるやも知れません。

毎日新聞に永六輔さんが寄稿していたのが、
憲法改正が間違いだというつもりはありませんが、
今、足元の震災からの復興を終らせてからでも遅くないでしょう・・と言うコラムでした。

首相を頭に改正急進派・原理主義の方からすれば、
憲法こそ、キッチリ固めて改正後の正しい形で国づくりをするべきだと言うでしょう。

この事は、この問題に限らず、左右どちらの原理主義も同じでして、
自分たちの主張こそが真っ先に叶えられるべきで、
その結果が、国と国民にとって一番正しいという主張になります。

そんな感じで、前に進まずに改正されずに７０年近く運用されてきましたが、
皆さんご承知の通り、取り立てて問題は無いように思われます。

あるんだという主張は当然でしょうが、同時進行できませんので、
結果が分からない方は主張を引っ込めなくて済んでいます。

それにしても未曾有の震災を経て、一部人が住めない国土になっても、
その元凶を無くす努力と被害に遭った方々は蚊帳の外になります。
この事が更なる不幸を招かなければ良いのか、ちょっと心配です。