今日は夏至でして終日雨模様で長袖でも過ごせるような気温でしたが、
明日は天候が回復するそうで夏日になりそうな予感です。
紙面にも参議院議員選挙の話題が並ぶようになり、
いつもの「絵に描いた餅」コンテストになりそうです。
政府自民党は法人税の大胆な減税を掲げるとのことですが、
大胆と言う表現はそもそも幅がありすぎで、
現行から半分にするとか言えば面白いのですが、
言質を取られるのを嫌ってか、聞こえのよい表現にしました。
過去に中曽根総理時代に、
売上税を「大型間接税ではなく中から小のような物」と言いましたが、
30年経っても税金にまつわる表現の政党色は健在のようです。
現行の法人税は赤字企業は全く払わない欠陥税制の代表格です。
欧米並みにするのは結構ですが、
経営トップの報酬程度は納めても屋台骨は傾かないでしょうし、
なんなら不要に多い役員の報酬にスライドさせるのも一考です。
赤字企業であっても当然報酬は出るのですから、
国に収めるにしても特に問題があるとは思えませんし、
SONYに代表されるように無能と言われても仕方の無いCEOが、
不当と思われるような高額報酬だったりする訳ですので、
上場企業は100%トップ報酬程度は納めるべきだと社会通念は持つべきです。
非上場もみなし上場レベルで課税しても良いはずです。
この先、格差は益々広がるでしょうし、
欧米型の様に搾取に搾取を重ねるような社会構造になると思われます。
収めるべき税金をキチンと図り、
企業も納めることで社会に対して一定の存在を認めてもらえますので、
払い逃れが無いような税務体系を企業の側からも提案するべきです。