いつもなら各地で盆祭りの日なのですが、
各地が軒並み水害被害で祭りの機運が盛り上がりませんで、
比較的被害が少なかった地区一箇所のみ例年通り行いまして、
例年通り花火が上がりまして、夏の一時を楽しめました。
日が落ちると涼しくて屋台が並んだいつものお盆の風景で、
帰省した友人知人と楽しい一時を過ごす賑やかな夏祭りになりました。
ワールドニュースのトピックで、
ドイツでの介護事情が紹介されていました。
先進国に共通する社会事情にもれずに、
少子高齢化が進み介護に携わる人材が極端に不足しているゆえ、
他国からの移民労働力に期待する話でして、
主に中国からの労働者を自国の介護士として迎え入れる話でした。
ココまでは良くある話ですが、
ドイツがさすがと思えるのが移民労働者に対して、
試験を受け易くする努力が当たり前のように行われている事で、
考えてみれば当たり前の事でして、
来て貰ってる方々に自国のルールを押し付けてハードルを上げる事は、
言ってる事と行いが矛盾する話であり、国として恥ずかしい気持ちになります。
隣国と地続きの国であることも少なからず影響があり、
キリスト教の国と言うのも関係していると考えてもよさそうです。
しかしながら、我が国の移民労働者に対する仕打ちのような扱いは、
とても先進国として誇れるような話ではありませんので、
介護や看護が末端の現場から崩壊するような憂き目に遭う前に善処するべきです。
ドイツのトピックでも語られていましたが、現場の職員の報酬をもっと見直して、
社会的にもステータスを感じられる仕事や職場であるべきだと言ってました。
全くその通りでして、納税の姿勢などを見ても社会の熟成度に差がありそうです。