気温30度越えの陽気のためか、ツクツクホウシの鳴き声が聞こえました。
夏の幻聴を思わせるような鳴き声でしたが10月だと切なく響きます。
毎日新聞の読者投稿欄の一つに、「男の気持ち・女の気持ち」があります。
私も過去に一度採用された事がありまして3000円の図書券を受け取りました。
29日の女の気持ちは歴史秘話の村でして、実に興味深い内容に驚きました。
私も白虎隊の唯一の生存者である飯沼貞吉のことは存じてましたが、
この山口県とゆかりがあるとは全く知りませんでした。
江戸から明治維新に掛けての敵味方の関係に、
元服間もない飯沼青年との交流は想像しただけでも特別な時間のような気がします。
飯沼青年が昭和の初期まで天寿を全うし、
電信技士として大陸に渡ったことも他で読んだ事がありまして、
その際も、周りの薦める武器や武具を一切持たなかったそうで、
気持ちはいつも会津の隊士であったのでしょう。
美祢市は県中央部であり、ご他聞に漏れず人口流出に悩む自治体で、
西日本でも有数のサーキットがある頃は通った場所ですが、
サーキットが閉鎖になってからは全く訪れる事がなくなりました。
記事に記された場所に行ってみたくなりましたし、
戊辰の戦から100年以上の月日が経って尚、
ドラマや映画のようなシーンを感じさせるとてもステキな記事でした。