本日の新聞各紙一面編集欄は、
アンパンマンに対する思い入れが書いてある紙面が多く、
日経の春秋に至ってはキャラクターの性格分析に及んでいたりして、
この人も子供と一緒に楽しんだ人なんだな~って分かるような記事でした。
産経新聞のネット版に載ってた記事ですので、
たぶん紙面にも載ってると思いますが、
小泉元首相の脱原発に関しての調子に乗った質疑の話です。
調子に乗ったと言うにしても実に低次元過ぎるので些か驚きましたし、
この期に及んで新党などと言ってる事が既に時代遅れです。
脱原発はもはや当たり前であり、
原発がとんでもない高コストな物なのは誰の目にも明らかです。
小泉氏自身が震災前、在任中に言えば値打ちも違っていましたが、
今となっては当たり前の事を並べているだけで、
立場が政権側の重要人物というバイアスの掛かった記事に成ってるに過ぎません。
しかし、このバイアスが日本人の多くが好むところであり、
事前の選挙予測に雪崩を打って投票する行動に現れています。
千利休の時代からブランドが大好きな民族ですので、
自分たちの安全や治安、教育、文化に至るまで、
誰か有名な人に決めてもらうのが一番安心で、
失敗しても選んだ相手が悪くて自分の責任ではないと言うパターンで、
しかるにキッチリ負担は払わされるという事を自覚しましょう。
とはいえ生活する上で様々なしがらみがあるのも当然で、
様々なものを飲み込んで行くのが社会人なのかも知れません。
現政権が次の国政選挙まで3年ありますし、
衆議院はいつ解散するか分かりません。
3年を待たずに現政権が行き詰る事も十分ある話ですので、
そうなったときにキチンと思考が保てるように生活していたいと思います。