いよいよ、11月の霜月となり、秋が急ぎ足で行過ぎるような気がします。
もう直ぐ彗星が地球から確認できるようになるはずで、
パンスターズが話しにならなかったので楽しみな宇宙の来訪者です。
日経は一面にその他の紙面でも社会面に載っていましたが、
教育審議会が大学入試の共通一次試験の見直しの提言を出しました。
直ぐに見直される訳では有りませんし、
このような前例否定は我が国ではキチンと機能することが少なく、
前例・既成に順ずるような中途半端な形になる事になると思われます。
欧米化に習うと言う事になりそうで、
入試のハードルを下げ、卒業の門を狭めるやり方で、
数学者の藤原さんもそうするべきだと言っていました。
機能し確立した仕組みを変えるのは本当に大変で、
変化を嫌う空気が漂うとまずもって、不可能かもしれません。
変えたいと言う事は少なからず現行制度に良くない事象がある訳で、
学歴偏重はもう何十年も前から言われてきた事ですので、
少子化で大学経営が思うに任せない所があったり、
大手術でバッサリ切るべき所を切る覚悟が出来つつあるのかも知れません。
既に社会に蔓延した格差のあり方は解消されないでしょうし、
現政権は最も遠い存在であり続け富裕層は保守勢力を支えます。
教育は成人した立派な社会人でも学ぶべきであり、
資格や昇進の為ではなく、人間性の追及として終わる事のない人類の宿題です。
我が国では女子が勉強して生命の危険があると言う事など有りませんので、
勉学と言うのは何もないところほど昇華し国づくりの根底をなす存在です。
一律の点数による判断から人物としての評価を重要視するそうなのですが、
試行錯誤も含め、国家の形を成す事をキッチリ自覚し、
特定の特権階級が固定されないような国家改革に繋がる制度を模索しましょう。