朝方、ストーブで湯沸ししてストーブを消しても大丈夫ないい天気でして、
忙しく紅葉して季節の移ろいに合わせるような秋の山間部です。
毎日新聞の政治面にも載っていましたが、
婚外子の相続上の格差を認めなかった最高裁判決にあわせて、
出生届の書面に嫡出子か婚外子かの記載の義務付けを無くす方向だそうで、
この事にイワユル保守と呼ばれる方々が反対してるそうです。
言いたい事は分らなくもありませんが、
詐欺のような論法ですし、生まれてきた子供には関係のない事ですので、
自分たちが望む型に嵌まっていないと落ち着かなくなるのでしょうが、
反対を叫ぶ同じ口で少子化を憂うのはムシが良すぎます。
反対の主な理由は不倫の助長になると言う事ですが、
免罪符のような考え方で形だけ自分たちの主張に合わせるのは、
いつもの事ですが保守の方に限りませんで保革共に滑稽で笑えます。
自分たちが行ってきた社会の形成が失敗したのですから、
素直に認めて少子高齢化に歯止めを掛けるために、
あらゆる可能性を探るのが政治の仕事であり、
環境を整え、法の整備をするのが立法府なのですから、
自分たちのカビの生えた主張を繰り返しても寒いだけです。
保育所を始め仕事の環境も呆れる位何もやっていないのが保守の方々で、
明治憲法下の我が国にはもう戻れないのですから、
国際化の名の下に相応しい柔軟性と人権の本質に根ざす国づくりが基本です。
いつの世にも、どんな国でも価値観の変化は存在し、
好むと好まざるに関わらず世代が変われば意識も変化します。
形だけ残してすがった所で滑稽なだけで生産性がありませんので、
それほど正しく美しい価値観なら自らプレゼンし、
誰もが羨むような生き方の実践者であるべきです。
少子化が進んで負担が増えるのはお断りですので、
まっすぐな命が繋がっていくのなら、どの様な形でも全く構わないと考えます。
この問題は自分で生き方を選ぶ事が出来ない生まれた子供の事なのです。