NHKのラジオ第一放送で午前中にすっぴん と言う番組がありまして、
パーソナリティの松田さんが「中国の鳥人」と言う映画の話をしていまして、
本木雅弘さんと石橋連司さんが出演の映画の話で、
原作の椎名誠氏の表現力にノックアウトされた快感を熱っぽく話されていました。
ラジオですので表現の限界はおのずと知れたものですが、
そこは表現者の方々ですので、実に面白く、
尚且つ始めて見る人においしい所を暴露しないように話されていました。
このご両名が出ていた「遊びの時間は終わらない」と言うコミック映画も、
実に楽しく、石橋さん演じる警察署長のオタオタぶりが魅力の映画でした。
そんな映画とはどうも違っていて、ロードムービーのような流れで、
未踏の地で感じるときめきを解き放つような快感がありそうです。
石橋さんのような悪役の座りの良い方が時折見せるお茶目な雰囲気が、
こわもてと落差があって、つくづくプロの役者さんだな~って思います。
悪役でも重鎮の役だったりしますし、
軍服でスキンヘッドのいでたちの映画を見たときは、
この格好だと日本語が理解できなくても十分伝わる気がしました。
面白い映画は大歓迎ですし、
出演の俳優の方々はこの先の日本映画界を背負って立つ人たちでしょうから、
秋の夜長に未踏の映画の世界を楽しむのも一興でしょう。
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