私個人にとっては過去も未来も、
まずもって関係ないであろうセンター試験が始まりました。
もちろん子供たちにとっては関係がある可能性が今のところ存在しています。
で、いつも思うのが、この季節ですので悪天候に泣かされまして、
受験生はもとより、関係者のご苦労も如何ばかりかと思いますので、
少し前に社会問題にもなった秋入学と言うのが実に優れたシステムに見えます。
もっとも秋入学の推進理由のトップは諸外国に合せるという感覚で、
共通一次と呼ばれた頃から高校入試、現行制度に至るまで、
厳冬期は避けましょうという感覚は皆無に思えます。
今までやってきた事を否定すると言う意識が働きにくいのも、
我が国の風土に根ざした意識の底流なのだと思ってしまいます。
なにもかもグローバルに合せることが是とは限りませんが、
何かと便利である事も事実でしょうし、合理的な事柄も優先されて問題ないはずが、
私も含め変化を嫌う民族なのか、変わっていく気配は感じられません。
山間部にシンシンと降り続く雪を眺めて想いをめぐらせてしまう厳冬期です。