先日、日経新聞中ほどに国別のGDP比の債務表がありまして、
2位のギリシャを引き離して我が国がトップでした。
表の最下位で最も債務が少ない国はサウジアラビアで236億円でした。
236億円は山口県より少ない額で、税金を払わなくて良い国ですので、
債務と税金の切っても切れない縁が垣間見られるような気がしました。
2位のギリシャは文句無く破綻国家ですが、
我が国も寒い状況には変わりがありませんで、
今後も火種になる事は必至でEUを牽引するドイツの勢いに任せてる状態です。
世界の金融市場に影響を与えるFRB(米連邦準備理事会)の、
お金ジャブジャブ投入してたのをボチボチ止めますと言っただけで、
アメリカはもとより我が国をはじめ株価の下落が止まりません。
やっぱり元通りにするとは言いませんし、
継続中のゼロ金利政策もバーナンキ議長時代は終止符が打てませんでした。
後任は副議長から昇格の初の女性議長になったイエレン氏ですが、
ゼロ金利の解消に前向きですので、市場から資金が減る事になりそうです。
単純に不景気になるか否かは分かりませんが、
景気を上げるためにはかなりな量と時間が掛かりましたが、
その逆はエネルギーは少なくて尚且つ加速しそうです。
我が国の株価も短期間で日経平均で1000円程度下がりましたので、
市場から1兆円の資金が蒸発した事になるのだそうですので、
今後の市場動向が厳しい方向へ転がりそうな気がします。