BSプレミアムで「レオン」を放送していまして、
予約録画していましたので、何回も見て筋も分かっていながら又見ました。
もう20年になる、なんだかオジサンも胸キュンの悲しい映画なのですが、
巨匠リックベンソンの魔法のような映像で満たされた気分になります。
なんといってもスティングのシェイプ・オン・マイ・ハートが包み込むように響いてきまして、
何度見ても同じシーンで同じように胸キュンな魅力たっぷりの映画です。
続編がありえない映画なのでしょうが、
成長したマチルダがニキータの向こうを張るような存在になったみたいな続編を期待したくなり、
勝手に妄想してみたりするのがファンの所以でもあって悪くないと思いますが、
やはり元作との対比になると分が悪い気がしますし、
スタンのような強烈な悪役も対比して見るとかなり存在感のある人物でした。
劇中での識字率の考え方が我が国とは全く違う捉え方で、
私も半世紀、日本人をやって来ましたが、一度もゼロに方にはお目にかかった事がありません。
映画を見るにつけその国の社会風土や人間模様は腕の見せ所でしょうから、
時代、社会背景、小物、音楽、一流のエンターティメントは退屈せずに感動させてくれます。