ローファットな生活

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• 火山灰とは

  朝、芽がではじめていた鉢に水をあげようかと窓を開けたら、ベランダが一面白くなっていた。霜かと思って水やりをやめて、お昼過ぎに行くとまだ白い。ルッコラの葉にも白いものがついていたので、水を持って出てみると、ベランダ一面、ざらざらとした砂のようなものがついている。黄砂？と思って、プランターとベランダの床に水をまいて流してから、外に出たら、車も家の前のフェンスもみんな白くなっていたので、また水撒きをした。気になって、ネットでニュースを見ていたら、浅間山が噴火したという。浅間山の噴煙て、こっちに流れてくるのね。風向きによって、よく栃木の実家のほうで、火山灰を見ていたんだけど、東京で火山灰対策が必要とは。とりあえず、灰は洗い流したけど、せっかくの野菜に灰がついてしまったのは残念である。でも、食べる。火山灰、少しだったから。

  2009年02月02日

• あたま

  毛が伸びてくると、いろんな見え方になりますが、最近はチューリップと言われます。タコのときもありました。

  2009年01月18日

• あけましておめでとうございます

  年末年始は、ジュリアを連れて実家に行ってきました。妹が姪っ子たちを連れて戻っていた他には、特別変わったことはありませんでしたが、久しぶりに大勢で囲む食卓は楽しかったです。ジュリアは、新調したケージの中でちょっと寒そうだったので、発売りではなくて初売りでペット用のヒーターを手に入れました。北関東、Ａ市の冬は乾燥していて、石畳にたまった粉塵で、ジュリアは黒と灰色の犬になりました。東京に帰る日、東北自動車道に向かう途中で、日光の方角にきれいな山が見えました。東北道に乗ると、遠くに富士山が見えました。以前のようなひどい渋滞もなく、このままゆるやかに経済が減速していったらいいのにと思いました。

  2009年01月05日

• 

  もうすぐクリスマス

  クレマチスの支柱に、クリスマスの飾りをつけましたブックカバー、うずまきと魚のようなもの

  2008年12月22日

• ぶっくかばー

  平面なので刺しやすかったです。クリスマスに間に合いました。

  2008年12月14日

• くろねこ

  アップするの忘れてました。

  2008年12月07日

• すぱんこーる

  無印で見つけたフェルトのペンケースに、スパンコールとビーズを刺繍しました。クリスマスまでにフェルトのブックカバーにも刺繍します。

  2008年12月07日

• れもん

  クロスステッチ用の生地がおわってしまった

  2008年11月22日

• 洋なし

  ジャム瓶にかけるカバーです

  2008年11月17日

• 桂米団治

  襲名披露公演に行ってきました。 襲名披露口上の司会は吉弥。米朝、花緑、志の輔、南光という豪華な顔触れでした。

  2008年10月17日

• 紙とえんぴつ

  思い立って、紙とえんぴつを手にしてました。アナログっていいなぁ。パソコン開く時間ももったいなくて、ＴＶもつけずに過ごしてました。しばらくは、あまり戻って来ないかも（笑）いろいろあるんですよ。この年頃は。

  2008年10月15日

• おたくのお嬢さん

  すぐ食べ物に釣られますよ。気をつけないといけません。 お散歩から帰っても玄関に張り付いているものだから、ついおいもジャーキーをあげてしまいました。 もうわたしの前を動きません。（笑）

  2008年10月10日

• 帯にレヴィ＝ストロースの言葉が

  ル・クレジオ、二冊本棚にありましたが写真の『メキシコの夢』は小説ではありません。帯にレヴィ＝ストロースの言葉が書かれています。マヤ文明の研究もしているんですね。

  2008年10月09日

• 文学である理由

  村上春樹がノーベル文学賞を取るかもしれないそうである。何を指して文学と呼べばいいのだろう？と考えさせられてしまう。過去の文学作品だとか、小説だとか、数は少ないがそれなりに読んできた途中で、当然村上作品も知人にすすめられて読んでみたことがある。だが、つまらなかったのだ。何がつまらないと感じたかというと、お話がきっちりと落としどころに落とされて終わってしまっていたからだ。読み終わったあとに、話に落ちがついていたことしかわからなかった。他に何も感じなかったことが、もやもやとしていまだに残っているだけなのである。短編集を選んだ私が悪かったのだろうか？でも、書店で単行本をぱらぱらめくってみても、一度として買う決心がつかなかったことをどう考えたらいいのだろう。記憶にある字面を思い出してみると、ぱらぱらと登場人物の名前が浮かび、書き割りのような背景の中に浮かんでいたような気がする。文体のうねりが感じ取れない。単なる活字の列を見たいだけなら、新聞の株式欄でよいのだ。別に、感動を誘うような物語を望んでいるわけではない。活字が、活字から離れて、別の何かを語りだすのを見たいだけだ。確かに、一人の作家が、秀作ばかり残すと限らないが、どうしてあんなに違和感を感じるかがわからない。もしかしたらそれは、村上春樹的なものに対する敵意かもしれない。万人に受け入れられるサイズの幸せ（あるいは不幸）より、波立ってしまった人生が、あの書き割りのような背景を拒絶するのかもしれない。

  2008年10月09日

• トウキョウソナタ

  『トウキョウソナタ』という映画を見てきました。ある一家に訪れた、たいへん苦しそうな日々を描いているのですが、それはまるで、日本のどこかで誰かに起きていても不思議ではないことが重なって起きているのです。夜、寝るときにこわくなりました。明日、今日と同じ生活が保障されているわけではない毎日が。土曜日は、癌研病院で、乳房再建の研修会、その後銀座の画廊で染色の作品展を見て、少し興奮していたので、余計にいろいろなことを考えてしまったのかもしれません。衣替えをするのも忘れていました。家の中、暖かいからいいんですけど。いつまでも夏物ばかりでは、困りますよね。

  2008年10月06日

• クロスステッチ

  ヨーロッパ版には日本語表記が無いから、糸の本数を間違えてしまいました。だから、仕上げのホルベインステッチは省略です。でも、デザインがかわいいので、これでよしとしましょう！先日買ったグラデーションの糸を使ったら、ちょっと雰囲気が変わって面白かったです。もう一つ色違いのデザインがあるので、そちらは、クロスステッチ２本取り、ホルベインステッチ付きで刺してみたいと思います。

  2008年09月26日

• 

  日本の行く道

  日本の行く道橋本治さんです。いじめによる自殺について社会を１９６０年代前半に戻して地球温暖化を乗り切る方法人力エネルギーの話などなかなか面白い話が綴られていますが、読みはじめが長かった。たつる先生も書いていたけど、核家族化、個人消費の増大が、経済の拡大に貢献したそうだけど、その中で、何もかもビジネスになって、日本人は自分の手を動かすことができなくなってしまった。一旦、なんらかの形でお金を得ないと、他人によるサービスを受けられなくなってしまった。昔の農村の共同作業みたいなものが、ぜんぶお金でやり取りされるようになってしまったから、お金が得られないと何も動かせなくなる。そういえば、新聞サイトの記事で知ったのだが、働きたいと望むがん患者の３人に１人が失職の憂き目に合っているのだそうだ。治療中だと、仕事も思うように出来ないとは思うが、治療にはお金もかかるから、働けるだけ働きたい人は多いはずなのに。www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/gantowatashi/20080825-OYT8T00329.htmせめて、人手が足りないところで、仕事の無い人が働けるような世の中になってもらいたいなと思う。

  2008年09月26日

• 気が滅入る話

  働くことはいいことだ。そう単純に信じられる世の中ではないことは、（仕事を持っていなくても）夫の顔色を眺めているとよくわかる。だって、企業同士が競争する社会では、購買力以上の量の商品が生産され、市場に投入されてしまうのだから。売れ残った商品は、処分しなければならない。リサイクルやリユースできるならまだいいけれど、廃棄処分にしないといけないものも多いらしい。よくわからないけど、法律がエコの邪魔をしていると、夫がぼやいていた。作り過ぎたものとその処分のために、二重に二酸化炭素を増やしているとするなら、生産量を少し減らせば、二酸化炭素排出量は二箇所で削減出来ることになる。しかし、社会は競争しているのだ。少なく見積もって売る機会を失えば、企業としては損をするという収益至上主義。捨てなければならないかもしれないものを、「わが社につくらせてください」と言わなければならない、裏返せば卑屈な仕事。こんな状況が連鎖する世の中で、嬉々として社会的成功を誇る人は、人間としてはどんなものかと思う。かといって、食べていくための収入は、なんとか確保してもらわなければならないことも事実なのだが。

  2008年09月25日

• 

  戦利品

  小さな壷。南半球の香りがするような気がする。ワニ。細い線で模様が描かれていて、きれい。アヒル？口に何かを銜えている。不思議なフォルムが捨て難くて。バッファロー。つるんとしていてかわいい。ダチョウの卵。存在感があるので、本棚の上に置こうと思う。ジュリアさん。お手伝いがんばったね。お疲れさま。そして、昨日は大量のキャンバスを解体しました。木枠を５０ｃｍに切って束ねるために工具を買いました。展示品しかなかったので、千円引きで購入。ついてました。処分する額縁は、３０枚くらいあったので、これが無かったら、仕事にならなかったと思います。キャンプファイアーができそうなくらい木枠の束ができました。電動のジグソーは、刃を取り替えるといろいろな用途に使えるそうなので、引越しが終わったら、うちでもらって木工に使いたいと思います。しかし、私はアルミの額縁を外すのを少し手伝っただけなのに、何故か今朝から筋肉痛です（汗）

  2008年09月24日

• ダッチオーブンでスモーク

  生協で注文した豚のブロック肉が届いたので、キッチンで燻製をしました。具材が大きかったので、スモーカーは使わずにダッチオーブンを使いました。でも、スモーカーについていた桜のチップを有効利用。キャンプのときは、おがくずを固めたタイプのチップを使ったので、木を砕いたタイプのチップははじめてです。うまく煙が出てくれるか心配でしたが、火をつけてしばらくすると、チップから煙が出てきました。そのまま４０分ほど、ゆで卵といっしょにスモークしました。厚みがあったので、火の通り具合が心配でしたが、夫が大丈夫だよというので、アルミホイルで包んで、寝かせることにしました。燻製をつくった後の鍋は、煤がついてきれいに黒くなっていました。洗剤を使わず洗って、火にかけて乾かして、熱いうちに油をぬって手入れも終了。キッチンダッチオーブン、とても楽しいです。次は何を作ろうかな。

  2008年09月22日

• もらい物

  夫の実家を義弟が建て直すことになった。現在、解体前の片づけの最中である。きのうは、夫の持ち物を整理するというので付いていった。古いレコードを整理したら、売れそうなものがだいぶ出てきた。もちろん、JAZZや現代音楽は大事にとっておくそうだ。不用品をまとめていた義母から、何か欲しいものはない？と聞かれたので、置物を幾つかもらってきた。夫の亡父は、漁船保険の仕事をしていたとき、世界中に出張していたらしい。そのため、夫の実家には、日本のものではない置物があちこちに置かれていた。工芸品が大好きな私は、訪ねる度にうらやましく思っていたのだが、新しく住む家には不要なのだそうだ。そこで、レスキュー隊は、木彫のワニとイルカ、南半球系の小さな壷、陶器のバッファローとアヒル、だちょうの卵を保護してきた。他にも、義母が買ったけど使わなかったというスモーカーを頂戴した。この夏のキャンプで燻製作りに目覚めたので、とてもタイミングのいい貰い物になった。義弟のつれあいが、燻製が苦手だそうなので、我が家で作ってみんなにふるまうのがいいということになった。あとは、亡義父の残した大量の油彩画が残っている。素人なんだけど、生前画廊で個展を開いたこともあり（そのときの展示したものは、ほとんど売れてしまったそうだ）かなり上手いので、捨てるに捨てられないので、また何枚か引き取ることになるんだろうな。（というか、欲しい絵はたくさんある）飾る場所は無いんだけど。

  2008年09月22日

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  きょうの買物

  内田樹（たつる）の本を探しに行ったのだけど、１軒目にあったのはラグビー関係の方との対談と、すでに読んだ新書だけしか見つからず。２軒目は時代小説の専門店なので、やはり無く、３軒目のヴィレッジバンガードにも養老先生との共著しかなかった。しかし、本棚を眺めていたら、翻訳本の棚に柴田元幸と書いてあり、そこに授業で習った名前を見つけたので一冊買ってみた。２件目の隣のＣＤショップに立ち寄ったら、バンドスコアも見つけた。ベンチャーズ・ベスト改訂版高校生の頃、エレキギターで練習した曲があるので、夫とコピーをすることに。タブ譜があると、楽だなぁ。そして、楽曲をよく知らない夫のためにＣＤも買いました。懐かしい音です。

  2008年09月20日

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  こんな日本でよかったね

  内田樹（たつる）を読みました。笑っているうちに、読み終わってしまって、もっと読みたくなりました。最近、ちょっと硬めの日記を書いたりするのも、「私家版・ユダヤ文化論」とこの本と続けて２冊も読んでしまったからだと思います。なんとなく、自分もペンを取ってみたくなるような文章なんです。でもそれは、私だから言えることなので、アフィリは貼りましたが、普段、大学の文科系の先生の、哲学現代思想寄りの本を読んでいない方には（ためになるとは思いますが）面白いかどうかは保障の限りではありません。でも私は楽しかった。明日また次の本を探しに行きます。

  2008年09月19日

• 軽くなった食

  米はかつて特定の業者を通じてしか手に入らない食品だった。知らない人も多いかもしれないが、私の父は米穀の卸問屋に勤めていたので、父からよく話を聞かされた。公社のような組織が解体され、民間企業が米を扱うようになると、食品は商品となっていって、父の会社も、食品だけでなく、食に関するあらゆる商品（パン焼き器まで）を扱うようになった。ストレスで十二指腸潰瘍になりながら、やっとの思いで職場に通っていた父だが、米に対する愛情は人一倍ある。定年後も、朝の散歩には、山間の田んぼをまわって、実りの時期が近づくと稲が甘く香るのを楽しんでいる。本来人間が生きるために必要なものは、大切に扱わなければならない。食品と、食用に出来ない商品を同じ業者が扱うということ自体、私から見るとすごく不自然なことに思える。企業からすれば、リスク分散という意味でも多角経営は致し方ないのかもしれないが、良心も分散されては消費者はたまったものではない。まして、国民を守るために税金によって成り立っている組織が、国内に不要な商品を大量に流入させているのは、国民への背任行為ではないのだろうか。

  2008年09月19日

• 安心、安全はただではない

  昨今の食品不祥事の報道を見ていると、日本は安全な国ではなくなったのだと実感します。誰が悪いのかというと、「ほとんどの商品、ほとんどのサービスが貨幣価値に変換される世の中が悪い」としか、思いつきません。農水省の官僚は言いました。「自分たちに責任があるとは思わない」おそらく農水省の官僚には、「事故米がどんな経路で流通して、どんな形で消費されるか最後まで追跡しなさい！」という具体的な命令が下っていなかったのでしょう。だから、形式的な調査が行われていたという事実を盾に自分たちの仕事はしていると言い張るのです。官僚に命令を下すはずの、農水大臣への報告も、左の耳から入って右の耳に抜けた程度のことだったのではないかと想像します。具体的な命令が増えると仕事が増えますが、それが給料に反映されることは残業代以外は考えられないのに、強く上からの指示を望むものでしょうか。或いは、輸入枠の決まった外国産米の消費という観点から、処理できるものなら、穏便に片付けてしまいたいということだったのかもしれません。社会保険事務所の改ざんもそうです。社会保険事務所の業務が滞ってはいないとみなされれば、社会保険事務所の職員としての彼らの給与は保障されるからです。議員、公務員は、ある意味、サラリーマンであってはいけない職業です。彼らがサラリーの大小で仕事の質を変化させたら、それは不正や事故の温床になるとわかっています。いい学校を出て、いい職場に就けば、他人よりいい生活が待っている。そんな幻想の対象が、公務員というのも、おかしな話です。公務員というのは、本来、国民の下僕です。はいつくばって仕えなさいというのではありません。「国民がそれぞれの自由勝手に決められない社会のルールの根本をしっかりと整備して監視しなさい」という仕事です。それなのに、公務員としての個人が数字を変化させ結果を出したことにすれば、給与や昇進が保障されてしまうのです。ここでもやはり、目標の達成が彼らの不誠実な活動の動機となり得ます。何もかもがお金を基準に動く社会では、公務員といえども拝金主義から逃れることは出来ないのだと思います。或いは、人口が増え、大きくなり続けた組織の中で、自分の仕事をこなし、欲求を満たすだけで精一杯なのかもしれません。ただし、一つだけはっきりしていることは、社会の基盤を安定させることが出来なかったら、彼らには存在意義はありません。国のため、人のために働くという場所、地位は、それを全うしようという熱意のある人に明け渡してもらいたいものだと思います。

  2008年09月18日

• クロスステッチ

  義妹がドイツから買ってきてくれた本を見ながらクロスステッチを刺しています。手間がかかりますが、絵ができてくると楽しいですね。

  2008年09月17日

• だるいらしい

  生理がはじまったジュリアは、毎日だるそうにしています。昼間は、ケージから出してあげても、部屋の隅のベッドでぐったりしています。でも、散歩に出ると、リードをぐいぐい引っ張って、地面をくんくん嗅ぎまわります。他の子に会わないように、さっさと散歩を済ませないといけません。急ぎ足で歩くと、さすがのジュリアもお腹が空くらしく、なんとか餌を食べてくれます。でも、どんなに食べてもいつもの半分の量だから、少し痩せるかもしれませんね。

  2008年09月17日

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  大物！

  おもちゃを抱えてぐっすり。だから大物？おやつをいっぱい食べてペロリと舌なめずりするから、大物？いいえ。大物は、このゴーヤです。知らないうちに育っているのを見つけました。閉じたノートパソコンの奥行きほどあります。

  2008年09月13日

• 原因不明の熱

  昨夜、手足が冷えたように痛くて、体調がおかしいので体温を測ってみたら、３９度の熱がありました。眠ろうとしても、腰も痛くなってきて、夫にさすってもらいながらなんとか寝て、今朝になって診療所に行ってきました。原因がわからずに、消炎剤と抗生物質を出してもらって、血液検査をしてきました。結果は１週間後だそうです。薬が効いて、きょうはゆっくり休めましたが、薬が終わるまでに症状がひいてくれると有難いなと思います。季節の変わり目なので、皆さんもご自愛くださいね。

  2008年09月08日

• ジャグカバー

  刺繍糸が少なくなったとき、ちょっと寄り道。ジャグカバーを編んでみました。簡単な模様なのに、最後のフリンジに手間取りました。

  2008年09月05日

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  夫を迎えに

  DMCカラーバリエーション 刺しゅう糸【DMC新商品】プラスチック刺繍枠12.5cm・MK0081刺繍糸が少なくなったので、夫を迎えに行ったついでに買物。大雨の中、隣の駅まで車を走らせました。刺繍糸と刺繍枠（買ったのは木製です）。あと、ジュリアのご飯。ユーカヌバ1歳～6歳用 健康維持用(メンテナンス) 中型犬種(中粒) 1kgユーカヌバ、メンテナンス中型犬用２ｋｇを買いました。これに、プロプランをブレンドします。失われた時を求めて、文庫２冊目に進んでいます。長い。とにかく長い少年時代をひたすら読み続けています。でもね、フランスの歴史とかちょこちょこ出てくるわけです。この前読んだ、ユダヤ人についての本に出てきた名前を見つけたりして、あぁ、世界は繋がっている。広すぎて、何を読んでいるかはずっとわからないんだろうけど。

  2008年09月05日

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  ブライアン・ブレイド

  ●Brian Blade Fellowship（ブライアン・ブレイド）“シーズン・オブ・チェンジズ”CD（2008/5/7）きのう、東京駅近くのコットンクラブというお店で、ライブを聴いてきました。ブライアン・ブレイドは、いま最も脂ののったジャズドラマーで、彼のバンドとしては初来日です。ステージに登場した姿は、細身でまるで学校の先生タイプなんですけど、いざ演奏に入ると、特にソロでは、前のめりになって叩くスタイルに圧倒されます。だからといって、パワーで押すドラムではなくて、動体視力のいい夫は、一度出した手を引いているのがわかったそうです。つまり、音の配分を感じながら、引き算しながら叩いていたということです。あのスピードで。パット・メセニーとか、ブラッド・メルドーなんかと音の雰囲気は似ているんだけど、ソロを順番にまわしていくような演奏スタイルを避けて、演奏全体で曲を構成させる手法などは、いま一番洗練されたジャズを聴かせてくれるバンドではないかと、夫が言っていました。私もそう思います。きのうは、お気に入りのリバティプリント（花柄）のワンピを着て、めずらしくお化粧して出たんだけど、ステージが終わって控え室に向かう彼らに拍手をしていたら、テナーサックスの人が笑顔を返してくれたのがうれしかった。ブルーノート東京より席数が少ないようなので、熱気がこもるような雰囲気ではなかったけど、客席がゆったりしていて、それはそれでよかったです。でもなぁ、もう少しリーズナブルに音楽を楽しめたら、もっといいのにね。ちなみに、上の写真のアルバムからの演奏が聴けました。ライブは５日までだったと思う。

  2008年09月03日

• 渋滞

  八月最後の週末だから道が混んでるのかと思ったら、前方にでかい中継車が走っていて、その横の歩道をエドはるみが走っていた。そして、この渋滞をぬけると、週末の都心は車が少なかった。東京フォーラムで、菅井君と家族石（本家）のライブを見てきました。チケットもらったんです。

  2008年08月31日

• 

  ＩＥ直らず

  アンインストールさえ出来なくなっていたＩＥは、手動アンインストールの後も動きません。面倒なのでもう直さないかも。昨日アップした刺繍です。撮り直しました。そして、ヴィーニャさんオーダーの足（笑）ではなくて、魚です。遊びに来た母に見せたら、太いなぁと言われてしまった。ほっといてください。あなた（母）も若い頃の写真は太かったです。

  2008年08月28日

• きょうのちくちく

  二日かかりました。オリーブの鉢です。

  2008年08月27日

• やれやれ

  パソコンのスペックが追い付かないのか？通信回線が遅すぎるのか？ブラウザが仕事をしてくれません。ヘルプやアップデートもすべてウェブ上にあるので何も機能しません。メールは問題ないので助かりますが。 一台しかないパソコンのソフトがいかれると、素人じゃ手の施しようが無いです。やれやれ

  2008年08月27日

• きょうのちくちく

  インターネットエクスプローラーが不調で、きょうも携帯からです。新しいステッチを試しながら刺すのがとても楽しいです。

  2008年08月26日

• 

  ちくちく

  最近また小さなパニックになることがある。きのうも、長時間電車から降りられないので、何か集中できるものをと思い、刺繍の本を持っていった。図案を写すのは、面倒だし、色をあわせるのも無駄が多い。だから、自分で描いた絵をちくちくしようと思ったので、刺繍の基礎の本を買った。本に載っているのは、花の図案が多い。でも私はとりあえず身近なモチーフから、フリーハンドで刺してみた。ロマンスカーの中で顔だけ刺したジュリア。仕上げはきょう、チャコペンで胴体を描いて刺した。携帯写真の中から、書き起こしたデザイン。これは、きょうのぶん。

  2008年08月25日

• また、やっちまったな

  夏休み最後の週末という方も多かったのではないかと思います。きのうは、夫と電車で箱根に行ってきました。何故って、それは生協のチケットサービスでつい、温泉の入浴チケットを注文してしまったからなのです。そのチケットの有効期限が８月３１日というわけで、最後に残った夏の週末を過ごしに箱根へと向かったわけです。行きは町田発９時のロマンスカーで箱根湯元まで、車内では刺繍の本を広げてちくちくして、なんとか乗り物の不安を解消。夫はビール片手にご機嫌（爆）これがやりたかったから、車ではなかったのです。箱根登山鉄道に乗り換えて、小涌谷まで。そこからバスに乗り換えて、５分ほどで、なにやら巨大な温泉施設に到着しました。エントランスでは海洋堂のイベントをやっていて、「ここもオタクの巣窟か？」と夫が言い出す始末。エレベーターで入口に向かうも、お土産売り場のフロアには、すでに入場待ちの長ーい行列ができていました。行列を待つこと４、５０分、ようやく入場できました。広いロッカールームで水着に着替えて、温泉プールへと出かけてみると、親子連れがたくさんいて、とても泳げるという雰囲気ではなかったものの、広いジャグジーみたいでなんだか楽しくなって、あちこちと二人で移動してまわりました。外はあいにくの雨でしたが、水着なので濡れてもいいわけで、ウオータースライダーの下につくられた洞窟や滝のお風呂に入ったり、場所を移動して、コーヒー、ワイン、お茶などの入れられたお湯に漬かってきました。足だけお湯につけながら歩く道があったのですが、下に石がごろごろしていて、足の裏が刺激されてたいへんでした。場内では、チケットと交換に渡されたICチップ入り？のリストバンドで、買物ができます。飲食店にはタオルの替えも用意されていて、濡れた水着のままでも畳の部屋が使えます。夫がイベントの時間だからと言うので、しばし行列に並んで「ドクターフィッシュ」の足湯というのを体験してみました。これってどこか外国の温泉に生息する魚が、人間の皮膚の掃除をしてくれるらしいのですが、４分間の体験でどれほどその感触が味わえるのかと思っていたら、足を湯船につけたとたん、あちこちから魚が集まってきて、足の裏や指の間などをつついてくれました。最近、あまりごしごしと体を洗うと有益な細菌が減ってしまって、体臭が強くなるとＴＶで見たので、なでるようにしか洗っていなかったから、垢でもたまっていたのでしょうか？（汗）どういうわけか、魚は子供より大人にたくさん集まっているように見えました。新陳代謝が落ちて角質が多いからかもしれませんね。写真を撮っていたので１枚買ってきたんですけど、夫がリュックといっしょにしまってしまったので、そのうち出てきたときにでもアップしましょう。ほんとうに魚が足にとりついているから笑えますよ～。その後、ロッカーに着替えを取りに戻って、普通の温泉フロアに行って、汗を流してから帰りました。帰り道、夫は箱根湯本までバスでどうかと言ったのですが、具合が悪くなるといけないので、来た道を戻ることにしました。しかし、バスが小涌谷の駅に着く頃にはもう道路はすごい渋滞だったので、電車に乗り換えて正解でした。そして、箱根湯本でロマンスカーの指定席を取って、普段より少し上等のかまぼこを買って帰りました。〆は板わさで（笑）

  2008年08月25日

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  やっちまったな

  クレージーケンバンドの新譜だけ買うつもりだったのに、久しぶりに店頭に行くとあれですね。おすすめは、チャリートmeetsミシェル・ルグランです。ハイデイ・トリップ/パット・メセニー(ウィズ・クリスチャン・マクブライド & アントニオ・サンチェス)［CD］トーキョー・デイ・トリップ/パット・メセニー(ウィズ・クリスチャン・マクブライド & アントニオ・サンチェス)［CD］【送料無料選択可！】イン・ザ・センター ［完全限定生産］ / ロドニー・フランクリンスティーヴ・カーン、アンソニー・ジャクソン、デニス・チェンバース　ザ・スーツケースウォッチ・ホワット・ハプンズ ～チャリート meets ミシェル・ルグラン～●Beck“MODERN　GUILT”CD（2008/8/6）●クレイジーケンバンド“ZERO”CD（2008/8/13）

  2008年08月23日

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  おたまが黒こげ

  手鍋を火にかけたまま、うっかり寝てしまった。換気扇がまわっていたのと、中身（具の少ない味噌汁）のおかげで燃えるようなことはなかったのだが、部屋中、炭の匂いが充満している。きのうは、ご汁にしたので、鍋の中のおたまには、つぶした豆のつぶが炭になってこびりついていた。これをはがすのは困難なので、新しいおたまを買わなければいけない。アフィリエイト検索をしてみたら、ミニおたま　１円からあるではないか。とにかく安いので、送料がもったいないので、おたまは普通にお店で買うことにして、好奇心で、一番高価なおたまを探してみた（笑）　【山田工業所】中華お玉 パイプ柄 鉄製 大中華料理用のおたまはそれなりに高いのがある。でも、もっと安いものもたくさんあった。ナンバーズ　No.10 おたまこのメーカーのおたまが最高値であった。柄が陶器なのかもしれない。うちにも、シリコン製のものやグッチ裕三のおたまとかあるけど、どちらも使い勝手がよくない。私はやっぱりスーパーとかに売っている、普通の柄がプラスチックみたいなおたまが一番使い易いと思う。

  2008年08月20日

• 図書館で

  お盆休み中に、図書館に行った。次の読書会の課題図書が、１２６００円もするから。ついでに書架をのぞいていたら、ゲーテ研究の本（２冊）と目が合って、エンツェンスベルガーの論文も見つけちゃって、ガダマーの詩論もあったので、みんな借りてしまった。しかし、図書館の本は、学術研究書も多くて、ゲーテ関連２冊は、精読するのはちょっとつらいものがあった。というわけで、夫が買った内田樹の『私家版・ユダヤ文化論』を読んでいる。現代思想の本を読むには、ユダヤ人という言葉は避けて通れない。でも、読んでも読んでもよくわからない。よくわからないけど、ユダヤ人とされている人たちによって遺されたものは、よくわからないけど、私の気を惹くのだ。文章然り、音楽然り。だけど、イスラエルのパレスチナに対する態度は、いくら迫害を受け続けたからといって、やりすぎだと思った。ドキュメンタリー番組で見ただけだけどね。

  2008年08月19日

• 筋肉痛

  メタボ対策にと、卓球をはじめることにしました。しかし、夫は１時間道具を借りてやっただけで筋肉痛。その後、電子ピアノの台を買って、ＣＤとセッション。私は、ほんの１時間鍵盤をたたいただけで、筋肉痛。きょうは、１時間半卓球をやって、何事も無し。体力が付いたなぁと思う今日この頃。

  2008年08月17日

• 有明ドライブ

  先週の検査結果を聞きに病院までドライブしてきました。夫もいっしょなので車で出かけてみたのですが、それは正解でした。病院に着くと、前の歩道にはたくさんの人、りんかい線の駅のほうにも行列ができていて、きょうからコミケがはじまるのを思い出させてくれました。こんな日に、電車で具合が悪くなったら、どうにもなりません。幸い、お盆中で、首都高も順調に流れていました。少し早めに着いたので、コンビニで朝ごはんを買ったら呼び出しが鳴りました。受付を済ませると、呼び出し端末が渡されて、病院内のどこで待っていてもいいことになっているんです。朝ごはんを食べる間もなく中待合で待機。１０分くらいで診察となりました。検査の結果は、特に悪いこともなく、抗エストロゲン剤をジェネリックにしますか？と聞かれましたが、とりあえず同じものをもらいました。（次回からジェネリックにしようと思います）終わって朝ごはんと思って病院内を夫をさがしまわり、やっと見つけたと思ったら、今度は婦人科から呼び出しがあり、またも中待合へ。椅子に座る間もなく診察室へ。抗エストロゲン剤の副作用で、すこし内膜に腫れがあるそうですが、検査をしていれば問題ないとのことでした。次回はまた担当医が変わるそう。大病院は、医師の移動も多いのかな。さすがにお盆の病院はすいていて、会計を済ませてお薬をもらってもまだ１１時前だったので、家に戻ってジュリアの相手をすることにしました。病院を出て、お台場に向かって車を走らせていると、国際展示場の周辺は、どの道もたくさんの人が行列をつくっておりました。先日エスカレーター事故があった国際展示場ですが、コミケの事故って聞きませんよね。やはり、ボランティアスタッフの熱意が支えているイベントだけあると夫と話しました。それからきょうは、診察のときに、形成の先生の予約を入れてもらいました。再建については、まだ不安もあるのですが、病院側は、再建に関する勉強会を開催したりと、患者さんをサポートするという使命感を持っている様子。しかし、現時点での幾つかの選択肢を簡単に比較してみると、脂肪を移植するには長時間の手術と入院が必要（これは手術できる病院も限られている）で、筋肉と脂肪を移植する手術は体に負担がかかり、インプラントを入れるにはフトコロに負担がかかるという具合です。普通の下着が使えない。公共の場で人の視線が気になる。など、片胸の無い不便さというのもありますが、だからといって日常生活に負担を強いてまで普通の体にこだわる必要も無いのではという思いもあります。しかし、病気を明かすと仕事さえ失いかねない日本の社会状況を考えると、病気の痕跡を隠そう、消そうという意識が働くのは当然ともいえるでしょう。世の中はどうしてこんなに生き難いのでしょうか。片方へこんだ胸を見て、「あぁ、たいへんでしたね。」「ええ、そうなんですよ。」それだけで済む社会ならば、病気を抱えて生きるのも、それほど不幸では無いと思うのですが。手術から３年半経った傷跡は、多少のひきつれやかゆみを感じることはあっても、もう私の体の一部です。この安定した体を捨てて、再建を望むのは、いったい何のため、誰のためなのか。フリーター、ニートではないけれど、居場所が無いから主婦になった私には、復帰する社会も無いのが実情です。病気をきっかけに健康への道を模索するようになった私ですが、何を持って健康というか？いまだに答えがつかめずにいます。ガイドラインなどという、他人の引いた境界線で、自分の一生を括られたくないことだけはわかるのですが。

  2008年08月15日

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  お盆休み

  夫の会社は工場を持っているので、お盆休み＝夏休みです。ことしも去年に引き続き、２泊３日で丹沢にキャンプに行ってきました。去年買ったテント、ことしも無事使えましたが、組み立てマニュアルを家に忘れたので少々難儀しました。今年になって手に入れたダッチオーブンで、ベーコンと卵の燻製、タンドリーチキン、チーズケーキを作りました。ベーコンです。焚き火台の上にダッチオーブンを乗せて燻製にしました。翌朝、あぶってサンドイッチにして食べました。美味しかったです。タンドリーチキンもサンドイッチにしました。（タンドリーチキンは、暗くなってから焼いたので写真はないです）紙の焼き型が入ったチーズケーキの素を買っていって作りました。こちらは、七輪とダッチオーブンで焼きました。簡単ですけど、甘いものがあると楽しいですね。今年買ったターフの下で読書する夫です。ターフ安かったけど充分でしたねぇ。セールで２９８０円。来年は、パエリアをつくるそうです（笑）

  2008年08月13日

• 暑かったよ

  きょうは半年毎の検査で、有明まで行って来た。朝、ジュリアを散歩させようとしたけど、あまりの暑さに庭で用を足させた。最近またパニックの兆候があるので、帰宅が楽になるよう駅前に車を置いて出かけた。小田急線、地下鉄は、夏休みなのでかなり空いていたが、新橋をおりてゆりかもめに向かうと、地上に出た辺りでたくさんの人が合流する。ホームに待っていた車両も満員。でも、遅刻しそうなので、入口まで人の立つ車内に体をねじこんだ。家族連れが目的地の駅を確認しながら、周囲の景色を見ては声をあげる。父親のいない家族たち。夏も働いて家族を養う父親たち。そして、子供のいない我が家は、一年中離れ離れの生活を続けるしかないのか。テレコムセンターの辺りで、空に飛行機を見つけた。空といっても低い空。ちょうど、羽田に着陸する機体の後姿が見えるのだ。ちょっとした航空ショーだ。この辺りでたくさんいた乗客はほとんどいなくなり、有明に着くころには車両はがらがらにあいていた。きょうは検査だけなので、たいして待たずにすぐ用事は済んだ。少しだけ混んでいた画像診断室の待合いでは、やはり親子連れの姿を何組か見かけた。待っている人の姿からは、何の病かは想像つかない。ここに来るからは病人なのだろうけど、日常生活の場に戻れば病人でいられない現実もあるのだろう。胸部のレントゲンが終わって、食欲も無かったのでまっすぐ家に戻った。冷房の効いた家の中で、ジュリアがどこに行ってたの？と首をかしげた。明日からはしばらくパパもいっしょだよ。

  2008年08月08日

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  スワンの恋

  紅茶にひたしたマドレーヌを食べると、主人公の意識がどこかにぶっ飛んでしまうのは、有名な話だ。しかし、第二部の主人公スワンも、別の事象によってぶっ飛ぶとは知らなかった。スワンが彼女とどうなるかは、第一部を読む限り分かりきったことなのに、第二部が終わっても、どうなったかは依然として不明である。推理小説なら、推理できるものを。。。文学は、失われた時を求めて（1）謎があってこそ、成り立つのかもしれない。

  2008年08月08日

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  失われた時を求めて

  入院するときに読もうと思い、ちくま文庫を５巻まで買った。しかし、手術後は体がいうことをきかなくて、厚みのある本のページをめくることはできなかった。もちろん、だらだらと長い文章を追うこともできず。そうして、２年が過ぎた頃から少しづつ読み進めて、ようやく１巻の第一章コンブレーを読み終えた。プルーストの重さは、綴られた単語の量に比例するのではないかと思う。とりあえず、１／３０くらいは越えただろうか。ようやく、畳み掛けるような文章にも慣れてきた。これに慣れるまで、どれほど内容を把握して読み飛ばす誘惑に駆られたことか。でも、そうしてしまっては、この本を読んだことにはならない。工藤先生が、無人島に持っていくならこの本といわれた意味は、文章の細部にあるのではないかと思う。原文で読んだら、表現の見本書みたいなものなのだろう。ともかく、買ってしまった５冊を片付けよう。そして、残りの５冊に生きているうちに出会えることを祈ろう。

  2008年08月07日

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  時代のきしみ　＜わたし＞と国家のあいだ

  時代のきしみしばらく読みかけにしてあった本を、試験が終わったので読みきった。１９００円台という価格にもかかわらず、偉い先生たちの名前や引用がばんばん出てきて、教科書か？！と突っ込みたくなるようなボリューム感があった。夏休み、哲学に触れたいと思う人は、ソフィーの世界はやめて池田晶子にしておくべきと思う。更に深入りしたいなら、鷲田清一はおすすめです。

  2008年08月06日

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  ソビエトの記憶

  今朝、ひさしぶりに早起きして、ぼんやり朝刊をながめていたら、ソルジェニーツィンを取り上げた論説に出会う。あれ？と思ってきのうの夕刊を出したら、一面に訃報が載っていた。テロの記事が大きかったので、気付かなかったよ。『収容所群島』を読んだのは、十数年前になる。あれから、ソビエトの崩壊を喜ぶ人々の笑顔の意味がより明確に感じられるようになったと思う。でも、実際に人々が直面している現実は、自由主義経済という化け物との闘いなんだよね。一党独裁、思想統制のある社会は嫌ですが、自由を売りに思考をコントロールされる社会も嫌です。収容所群島（3）悪意ではなく、生きるために他人を売らなければならなくなったら、あなたはどうしますか？昔あった恐ろしい世界の話です。

  2008年08月05日

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