ローファットな生活

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• もうすこし眠りたいのに

  きのう、母が来た（来ることを忘れていた）ので、昼の安定剤を抜いたのが裏目に。昨晩は、夫が映像編集で遅くなるというので、早めに夕食を済ませて薬を飲んだのだが、その後、早く帰れた夫と少しだけアルコールをいただいてしまい、安定剤の効果だけが先に切れてしまったというわけだ。何事も無ければそのまま寝ているのだろうが、生憎、夫が持病の憩室炎の兆候を見せていたので、やはり落ち着かず起きてしまった。お腹が空いたのだが、ここで食べ物を出すとジュリアが落ち着かないので、砂糖とミルクを入れたコーヒーをいただいてます。そうそう、先日から５日間くらい、アクセス数が２００を越えて多いときは３００を越えました。そのまま続かないのが、不気味ですね。昨日は、普通に戻ってましたが。記事が減って、話題が政治的なものからK-POPに戻ったからか。尖閣諸島の問題にヒートしないからか。だってあれ、おかしいじゃないですか、何で漁船が海上保安庁と喧嘩するの？日本を攻撃したら、ご褒美でももらえるの？中国内のタカ派に利用されてるの？それとも、漁船を装った軍部？なんてことは誰も言わないで、国と国の問題にしているところが不思議。こんな時だけ愛国心に燃える人たちって不気味。そういう精神が、戦争を生むのだとは思いませんか？

  2010年11月06日

• クライミングの話を母にしたら・・・

  きょうは、相続の手続きで実印が必要だからと、母が訪ねて来た。山林組合も、私が引き継ぐ手続きをするそうだ。ほんとうは、自分たちで出向ければいいのだけれど、父の葬儀と法事で疲れていたし、放っておいても母は毎月遊びに来る（笑）。また再来週、遊びに来るそうだ(^^;相続の手続きで忙しくしているうちに、父の不在にも慣れ、介護疲れからも開放されたらしい。これからも、このまま元気でいてくれるといいのだけど。でもって、用事を済ませてお茶飲みながら、クライミングを始めたことを話したら・・・「よかったね」と言う。「そんな危ないこと！」とは一言も言わない！！！「この前、60歳くらいの人がやっているのをTVで見た」とも言っていた。（なーんだ）そして、母は、子供の頃よく私たちを近くの山に連れて行った話をはじめた。そう、子供の頃のレジャーといえば、山歩きだったのだ。そして、沢も歩いた話をすると、自分も終戦後は焚き木を拾うため、毎日、沢を駆け上がった話を自慢げに始める。久しぶりに聞いた。あぁ、この人の娘なのだ私は。と感じた次第です。

  2010年11月05日

• 現代の芸能に於ける秀才たち

  ＜新韓流＞アイドル自らが語る「Ｋ－ＰＯＰブーム」、５人座談会　聯合ニュースhttp://japanese.yonhapnews.co.kr/sports/2010/11/03/0700000000AJP20101103002100882.HTMLその昔、ベストヒットUSAやピーター・バラカン、萩原健太、伊藤正則の音楽番組が幅をきかせていた頃。ヘビーメタルのアーティストはとてもまじめだという伝説があった。彼らのほとんどは、ツアー中もほとんど外出せず、ホテルの部屋に籠もって自分の趣味にふけったり、体調管理に勤めていたという。ドキュメンタリー映画に見られるポップアーティストの多くは、実に奔放そうな行動を見せていたが、ハードコアな衣装に身を包み、舞台上では他を圧倒する派手なパフォーマンスを見せていた彼らのほうが、ツアーに対する入れ込みは強かったのではないだろうか。ま、中にはマイケル・シェンカーのように、破天荒な人もいなかったわけではないが、その周囲を固めるメンバーが硬派だったからこそ、彼らの音楽が世界中に届けられたのではないだろうか。というわけで、私がK-POPのダンスグループを好む理由の一つもそこにある。徹底した自己管理と常に向上心を忘れない態度、バラエティで垣間見る意外とも思える素朴さ。今の日本の若者達に、特に、成功したとして壇上に祭り上げられている若者達に絶対に欠けている要素を彼らはすべて持ち合わせている。彼らの音楽は、多くの人の助力を得て、自分達だけでは到達できないものだと、彼ら自身がよく理解していることの現われでもあるのだ。自分達の才能で、いまがあるなんて思うな。＞馬鹿な真似ばかりする日本の若者たちよ。

  2010年11月05日

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  退屈そうに寝ていたので

  新しいオモチャを出してあげました。 最初は隠して、音を聞かせたら大興奮。 パパが帰ってきたので、みんなで遊びましたとさ。

  2010年11月04日

• 

  クライミング教室　10月20日

  夫が撮った、教室、第一日目の写真です。トップロープで登っています。あの天井の手前辺りが、ゴールなのですが、この先の傾斜が超えられません。ロープエリアは、手足指定なので難しいです。ビレイ（ロープの操作）をしているのが、先生です。生徒は私ひとりだったので、登ってビレイして、忙しかった。帰ったらロープを引いていた利き腕がパンパンだったので、あわてて湿布しました。ドクターのOKが出たら、残り２回分の予約を入れます。次回からは、自分でロープを掛けながらの登るリードクライミングとビレイの仕方を習います。トップロープは、ビレイヤーが確実なら落ちるときの衝撃も少ないのですが、リードクライミングは、落ちるときそれなりに振られるそうで。。。だからって、そんな壁を登らなくてもという壁を登るのが楽しいらしい。。。トップロープだけでよかったんですけど。って今更？（汗）（何しろ、このビギナースクール終了しないと、このエリアは使えないそうなので。。。）

  2010年11月04日

• 先日のセッションで

  セラピストの先生に、クライミングジムに行き始めたことを話したら、もう目標にたどり着くなんて展開が速いですね。お父さまの導きかな。って言われました。岩登りの楽しさを知ったのは、当初、父の不在感があまりに大きくて、不調になるのを避けたくて、敢えてアウトレットに足を運んで、買物に逃避を見出していたときでした。大した物欲も予算も無いので、買物に飽きてしまった頃、アウトドアショップでのクライミング体験で、気持ちが大きく動くのを感じました。そして、子供の頃、登れる場所は、どこでも登って遊んでいたことを思い出しました。先生は、何故登りたいのでしょうね？と私に問いかけます。そこに岩があるからです。と答えたいのを我慢したかどうかは忘れてしまいましたが（笑）、子供の頃、近所の大きな寺社で木登りをしたり、とにかく高いところに登るのが好きだったと話したと思います。クライミングは個人技なので、ロープ・クライミングには、ビレイ（ロープの確保）をしてくれるパートナーが必要ですが、ボルダリングは、道具さえあれば一人でも楽しめます。ボルダリング専用エリアでは、知人同士話している場合でも、それは休息を取っていたり、次に登りたいコースを待っている場合が多く、近隣の人が集まるスポーツジムにありがちな、社交場のような雰囲気ではありません。人の出入りは多いけど、飾り気の無い静かな空間なのです。そして、登りながら考えることは、次に手足をかける場所はどれか？どう登るか。危険は無いか、それくらい。体験クライミングや教室で、腕のいい人にビレイしてもらっているときは、ほぼ登ることだけに集中できます。動きながら、自分の身体に問いかける時間は、座禅にも似た感覚です。心を空にするわけではありませんが、次の目標に集中するので、余計なことが頭に入り込んで来ません。私の場合、高所恐怖が少ないこともあるでしょうが。特に、登ること、身体を動かすことが、本質的に好きな私にとって、それは、実に自然な時間でした。だから、夫の庇護から離れて一人で活動するという当初の目標（まだ入り口に過ぎませんが）に、あっという間に立ってしまったことに、先生は驚き喜んでくれました。私も、そうしたいと思ってクライミングを選んだのだと思います。少しづつ、自分だけの時間を外で過ごすことによって、社会との接点の取り方を工夫していって、多少の身体的欠損は、むしろ、誰かを頼るための道具にしてしまおうと考えられるようにもなりました。心を強く。柔軟に。

  2010年11月04日

• まだジュリアも寝ている

  今朝も早くから目が覚めてしまい（布団を厚手のものに変えた上、下着を着こんで寝たので、暑苦しかったせいだろう）、不定愁訴というか、体全体が気持ち悪ーい感じに我慢ができずに起きてみたものの、頭はまだ寝ている感じで何もする気にならない。二十代後半から再婚（’９６）前までは、チャットしながら夜明かしなんてことも珍しくなかったから、こんな時間にすっきりしないで起きると、悪いことをしている気分だ。きのう、夕方に寝てしまったのが良くなかったかな。

  2010年11月04日

• 日本政府は、国家運営の迷走をナショナリズムで埋め合わせしないで欲しい。

  日中友好団体「困難なときこそ中日民間交流が必要」　人民網日本語版http://j.people.com.cn/94473/7185498.html中国メディアは、自国に不利な情報は流さない傾向にあるのは確かだ。（デモなど、国内紛争の報道はあまり見かけない）けれど、韓国を経由して流される情報を通じて、私たちは日本のメディアが書きたてるほど、中国政府は日本を敵視していないと感じることがある。尖閣諸島後のレアアースの問題にしても、すぐに担当部門（商務省？だったか）が否定の声明を出したと報じられていた。このような現象は、時期総書記に最も近いとされる人物が、太子党の子弟という現在の中国の状況を反映していると考えられる。おそらく、建国後はじめて表立った権力闘争なしに総書記の座に着いた胡錦濤も、日本と戦争をする気は無いだろう。単に、自国の領土が瓦解するのを食い止めるために、日本を利用して国内世論をコントロールしていても不思議は無いし、そのように利用されることを想定せず、反目を続ける日本政府の態度も外交態度としては、幼稚なのではないか。友好条約を結び、中国の改革開放を後押しした頃の関係性が、いまや断絶してしまったかのように見えるのは何故だろう？日中国交正常化は、夢だったとでも言うのだろうか。

  2010年11月03日

• 失われた眠気を求めて・・・

  だいぶ体調が良さそうなので、先生も安定剤は毎食後でなくていいというので、夜の服薬をパキシルだけにしてみた。すると、眠れないではないか。いま、寝室とリビングのエアコンが修理に出ていて、２階は少し冷えるのに、その対策をしなかったのもいけなかったのだろうが、手編みのオーガニックコットンのゆるゆる靴下を脱いでしまうほど体が温まっても、眠れなかった。明け方、カーテンの向こうが白みはじめたので、諦めてバルベックの海岸に戻ることにした。シャイニーを聴きながら読みかけのプルーストを手に取ると、パリやコンプレーとバルベックでの人間関係の繋がりがだいぶ見えてきて、止められない。思わず、寝る前だけと思っていた本を手に、リビング＠１階に降りて来てしまった次第です。

  2010年11月03日

• 韓国、ファイティン！

  【取材日記】韓米ＦＴＡを見守る‘不便’な視線　中央日報http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=134485&servcode=300§code=300これって、日本に比べてっていうことじゃないでしょうか。いつまでも敗戦国でいる日本がアメリカの要求を簡単に受け入れ続けた結果、アメリカの政治勢力の増長を許したのではないでしょうか。戦争責任は、影響を与えた人たちに取るものであって、それ以外の占領国に利益を与えるべきものではないと思います。（当然、占領国の中の戦争被害者には出すべきですが）まして、戦後の無政府状態を監督するという名目の元に支配下に置かれて、朝鮮との戦争を後押しされて、結果、南北分断と停戦状態がずっと続いていることに、韓国人はもっと怒りを覚えるべきだし、日本人も、いっしょに怒りを覚えてあげてもいいんじゃないかな。と、こういったニュースに触れる度に思うのです。アメリカは広くて大きな国で、そのほとんどが善良な人たちによって支えられています。ただし、国家や経済繁栄の夢を見続ける一部の人たち（主に政治家や資本家）が、その善良さをそぎ落としているというのが、あの国の本当の姿ではないでしょうか。韓国の皆さんには、簡単に引き下がらないで欲しいです。

  2010年11月02日

• 東西ドイツ方式

  【社説】離散家族再会、国軍出身者に顔向けできない　朝鮮日報http://www.chosunonline.com/news/20101101000054お金で、失った時間が取り戻せるわけではないが、少しでも南北の緊張緩和になるのなら、東西ドイツ方式の導入は考えて欲しい。そのために、外貨を獲得する必要があるのなら、日本政府はもっと韓国製品の購入を促進すればいいじゃない。隣人のためだもの。何も、苦労して、日本語で覚えた歌を歌わなくても、日本人が韓国語を習えばいいじゃない。（東方神起は、韓国語の歌はかなりいけるので驚きました。やはり母国語のほうが実力が出せるのでしょう）昔、欧米の楽曲を、いっしょうけんめい英語の対訳を見ながら聴いたことを思い出す。K-POPだって、昔ながらの洋楽と同様の輸入の仕方をすれば、もっと大勢のアーティストに出会えるはず。J-POPや、日本の音楽家たちを韓国にもっと売り込んだっていい。そうすれば、日本語の壁をもろともしないアーティストが育っていくのだ。だいたい、隣国の言葉が、どうして義務教育で習えないの？アメリカが駄目だと言うから？いったいいつまで敗戦国でいるつもりなのでしょうか。この国の政府は。

  2010年11月02日

• 指貫き新 作

  左は、市販の２５番段染めの刺繍糸二本取り。 右は、２５番刺繍糸二本とコーヒー染めの絹縫い糸の三本取りで作りました。

  2010年11月01日

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  金容雲『日本語の正体』

  日本語の正体価格：1,575円（税込、送料別）この本は、だいたい一年かけて読み終えました。歴史を学び、ドラマやK-POPにつかまっている間も、ずっと読みかけのまま傍に置いておきました。きのうからきょうにかけて、残り三分の一を一気に読みました。たぶん、卒論を履修できたら、熟読すると思います。これでやっと金先生の新刊（確か歴史の話でした）にも、手が出せます（笑）。

  2010年11月01日

• ラ・フランスが熟れてきた

  去年、ドイツに住む義妹夫婦が来日したときに、お土産にジャム用の砂糖を買ってきてくれました。以前、送ってもらった洋ナシのジャムが美味しかったので、作り方を訊いたら専用の砂糖があるとのことでした。（でも、楽天では見当たりません）この砂糖、とても便利で、具材を刻んで分量の砂糖を混ぜて、水分が出たら火にかけて、沸騰したら５分煮るだけでジャムが出来ます。瓶ごと煮沸消毒すれば、かなり持ちますよ。調べたら、砂糖にペクチンやレモン汁が入っているそうなのです。どおりで、色の違う粒子が混じっていたわけです。春に、イチゴとアンズのジャムを作ったのが好評だったので、ラ・フランスが安いときに注文して、熟するのを待っているところです。４個入り２パックのうち１つはだいぶ熟しましたが、もうひとつがまだ青いままです。義妹は、熟したもので作ったのが一番美味しかったというので、もう少しだけ我慢しようと思います。待ち遠しいです。

  2010年11月01日

• 毛沢東はもう現れない

  【社説】天下大勢を読む中国の目が惜しい　中央日報http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=134463&servcode=100§code=110確か、先々週間での授業で、毛沢東の時代の話を聞いた。そして、日々、韓国によってもたらされる中国の記事を読む度、中国はあの頃の統一幻想を追おうとしているかに思える。当時は、現代のような世界中を取り巻くメディアも無かったし、国境を越えてかかる様々な圧力も、国民には知られずに済んだ時代だったわけで。。。それに、経済の開放を決めた時に、漢族中心の政策がそれに矛盾することに気づいて欲しかった。あぁ、いつ瓦解するのかわからない隣国に、日本政府は何故的確な提言を出来ないのだろう。アメリカの壁によって、直接アジアに関われなかった時代を経て、日本人は自分が白人だとでも思っているかのようだ。私の肌の色は、黄色だって言われたって、何てこと無いよ。その通りだもの。

  2010年11月01日

• 歩くだけなら大丈夫ですが

  みなさまには、いろいろご心配おかけしていますが、股関節の痛みは、ときどきチクッとする程度に治まり、とりあえず日常生活に支障はなくなりました。ただ、体重の変化と骨盤の位置が変わった可能性があるのと、せっかくはじめたクライミングを続けたいので、股関節専門外来に予約を入れました。以前、近くの病院から紹介してもらった担当の先生は、「骨切り」（大腿骨を受ける側の骨の一部を切り取ってずらす）手術の専門家です。だから、患者さんのほとんどは、松葉杖だったり、車椅子だったり、だから、私のように非常時だけ杖を使うような者が、待合のベンチに座るのは申し訳ない雰囲気です。でも、この痛みの原因が、体重の変化で骨盤の位置が変わって起こったとか、軟骨が削れて神経を圧迫しているのだとしたら、それを取り除くだけでも痛みが軽減される場合もあるそうですし、過敏性大腸に乗じて通院をさぼっていたのですが、定期検査は必要と感じています。それに、乳がんを経験して、人生を楽しみたいという気持ちも強くなりました。だから、検査を受けるのと、先生に股関節の取り扱い方法を相談して来ようということです。（病院嫌いだけど、ちょっと頑張る）私の場合、２５歳になるまで股関節の形成不全がわからなかった（死産の入院中に整形外科で検査を受けて判明）、という特異なケース（小学校高学年で水泳、中学3年間は卓球、高校は毎日坂を登って登校していたので、腿が前に突き出すほど筋肉が発達していました）らしいので、ある程度の筋力を保てば、自力で生活できる公算もあるわけです。最近では、筑波大で開発されたロボットスーツなどもありますし（保険適応になるといいですね）、なんとか自分の能力を社会に還元して、社会からも還元を受けて生きていけばいいのだと考えたいです。なかなか、そう強気にはなれないのですが。。。ﾌｧｲﾃｨﾝ！

  2010年11月01日

• 

  レアード・ハント　『インディアナ、インディアナ』

  インディアナ、インディアナ価格：1,680円（税込、送料別）数年前、放送大学の『文学の愉しみ』という授業を履修しようとした。しようとしたと書いたのは、過敏性大腸がひどい時期で試験に行けそうも無くで単位を諦めたということでもあり、ほんとうのところは、通信指導の問題が苦手な記述式（小論文）だったから、授業だけ聴いて病気に埋没することにした。（つまり単位は落としたし、受験資格も得られなかった）だけど、この本の訳者でもある柴田元幸先生が紹介してくれた、現代のアメリカ文学に興味を持ち（元々夫が英米文学科を出ていることもあり）、書店で海外文学の棚を見ていて、この本を見つけた。（教科書に載っていた本は、一冊も見つからず、いまも見つけていない）読んでみた感想は、軽やかなのに重い。という不思議な感覚だ。これは、現代の優れた小説が持つ共通の特徴ではないかと思う。そして、軽く、鮮やかな語り口で現場の風景が映し出されていくのに、全体像は一向に見えてこない。（最後まで読んでようやく登場人物それぞれの関係性が理解できたほどだ）社会の片隅で、保護されたようでもあり、阻害されたようでもある主人公と、その周辺の人々が織りなす、ある種のファンタジーとも読める。だからといって、そこに完結する物語を期待してはいけない。現代音楽のように、不協和音の束が、やがて不思議な空間を作り上げるような、不思議な作品なのだ。サリンジャーのハプワース・・・や、サム・シェパードのモーテル・クロニクルズが好きだという方には、おすすめしてもいいかなと思う。こういう本は、趣味は読書だからと、字面を見ずに買ってはいけないという警告を含めて。

  2010年10月30日

• 魔窟から

  夫が町田の駅前（歯科医院を）にいくというので、魔窟（レコファン）に行くなら韓国盤をと頼みました。 ガールズグループの新譜は見当たらなかったそうですが、代わりに、前回悩んでやめておいたＤＪＤＯＣの三枚組のベスト盤を買ってきてくれました。 しばらくこの喜びを満喫したいので、ガールズの新譜は先送りでつね。

  2010年10月30日

• モンゴルの砂漠化は、黄砂など、日本にも関わる問題です。

  中国の砂漠にさつまいもを植えて黄砂を阻む　中央日報http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=134415&servcode=400§code=400以前、病気をする前のこと。カシミヤの糸を扱う店でアルバイトをしていたとき、内蒙古から来ていた留学生の書（モンゴル語の）を見に行ったことがある。彼は、砂漠に植林をする活動をしていたが、土地が貧しい地域では、生活のために住民によっても自然破壊が進む現状は、なかなか変えられないのだろう。それからしばらくして、大陸内部を大寒波が襲った事があり、外蒙古の山羊が寒波で大量に死んでしまい、（ただでさえ餌の少ない土地に大量の山羊が放牧されていたことにもよるらしい）カシミヤ原毛の輸入が止まった。そのときも、中国経由で内蒙古のカシミヤ（遊牧ではなく牧場で飼育されていたらしい）は入荷したのだが、それを境に、しばらくは中国産の糸や原毛を使うことになった。（それまでの糸より少し固さを感じたのは、数年後に明らかになった羊毛の混入もあったのかもしれない）現在内蒙古の住民が、どれほどの家畜を放牧しているかは分からないし、燃料にするため草木が刈り取られ砂漠化する状況も詳しくはわからない。けれど、燃料を買うための現金収入が乏しい地域では、誰もが生活のために自然を頼ることだろう。日本だって、里山が里山として機能していた頃は、柴刈り（焚き木集め）によって燃料を得ることで人々の生活が成り立っていたはずだ。近年では、以前は高価であまり見かけなかったカシミヤのセーターが、どこでも手軽に買えるようになった。しかし、カシミヤ山羊の故郷であるインドとパキスタンの国境、カシミール地方はいまも紛争中。カシミヤ山羊の飼育に適した外モンゴルでは、山羊の放牧量の増加で自然破壊が進んで、遊牧生活を離れる人が増えているという。寒さに弱い私は、つい暖かい衣類に頼ってしまうのだが、洗濯して縮んだセーター一枚の来歴を思うと、なかなか箪笥の中身を処分することもできないでいる。

  2010年10月29日

• 悪い子じゃないんだけどね。

  ネットで新聞記事を読んでいたら、麻布大学が海外で開発されたソフトを改良した C-barq という犬の行動解析システムがあるという。犬の行動解析システム C-barq http://cbarq.inutokurasu.jp/さっそく登録して試してみると。。。ジュリアさん、ちょっと分離不安傾向あり。。。やっぱりね。最近、飼い主が情緒不安定だから、ちょっとかわいがり過ぎってことはわかっていました。悪い子じゃないんだけど、甘やかすとつけあがります。特に女の子はずるなの（汗）。もう少し落ち着いたら、旅行するときにでもあわせて、訓練に出そうかね。と、夫と話しています。

  2010年10月29日

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  ボルダリング初心者におすすめ！

  Enjoyフリークライミング価格：1,365円（税込、送料別）股関節の痛みでビギナースクールをキャンセルしたら、２、３回めを他の日程に振り替えてもらえることがわかりました。しかし、いつ再開できるかわからないし、近くに大事な用事もあったので、夫と待ち合わせる間にクライミングジムを訪ねてみました。ほんとうは、靴とかトレーニング用品を探す予定でいたのですが、いつ再開できるかわからないので、とりあえず勉強から。これが私には一番効果的です。というわけで、すすめられるまま買ってきた本ですが、ボルダリングのテクニックがすごくわかりやすく解説されています。休んでいる間にこれを読んでおけば、体の弱点がカバーできそうな気がします。この本の監修をしているのが、いま通っているお店の店長さんです。あとは整形外科の先生と相談ですね。今回の通院時には、何としてもクライミングがしたいと伝えて、痛みをカバーする術を何か探してみたいと思っています。

  2010年10月28日

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  ナショナリズム　岩波書店

  ナショナリズム戦前の日本と戦後の日本には、理解しがたい大きな溝が横たわっているように思える。それは、戦勝国と敗戦国の違いなどではなく、何を基幹としてこの国が成り立っているかを、国民がどのように理解し受け入れて来たかということが、ぼんやりと生きてきた私にも伝わってくるからだ。アメリカに強いられ、やがて受容され、一人歩きした資本主義が、確たる指導者のいない日本にどれほど危ういものか、バブル崩壊程度では済まない変化が、少し先の未来に近づいているのを感じる。姜尚中氏は、朝鮮半島の統一を願っているが、それが実現するより先に、中国が変化するような気がしてならない。中国政府もまた、自らの巨体を御しえぬほど、複雑な選択を迫られ続けているからだ。流氷は、そのほとんどを海中に隠したまま漂流するそうだ。タイタニック日本丸が衝突を避けるには、水面下の氷塊の大きさを認識することが必要だろう。しかし、日本の政治家たちは、某国の一挙手一投足によって、その水源を溢れさせもすれば、枯れさせもするのだ。あーうー。

  2010年10月27日

• 骨か筋肉か。。。

  きのうからまた、股関節が痛み出して、外を歩くのに久しぶりに杖を使いました。寒さのせいか、抗エストロゲン剤の服薬を終えて骨が弱くなったのか、急に無理な力がかかったからか、理由がわからないので、とりあえず整形外科を受診することにしました。以前、股関節専門の先生に診てもらったときに、太らないでくださいといわれていたのに、それから半年で１０キロ近く太って痛みも出なかったのに。過敏性大腸の治療の服薬で、急激に痩せたのも、原因の一つかもしれません。きょうは、クライミングの教室なのですが、体調不良でお休みします。というか、ロープクライミングは、股関節の片がつくまでしばらく断念するしかなさそうです。でも、ボルダリング（低めの壁を一人で登って落ちる）は、続けたいなぁ。

  2010年10月27日

• 黄金探索者を読み終えた

  ひさしぶりに、長編を一気に読んだ気がする。長編といっても、全集を組んだ池澤夏樹氏が言うように、叙事詩のように描かれた一人の男の半生だ。ル・クレジオの重過ぎはしないが＜ぶれ＞のない文体に誘われるように、私は海を渡り、黄金探索の夢を見た。ジュリアの散歩をしながらも、頭の中でル・クレジオの文体を模倣する。そんな日々は、急に訪れた悲しみと疲れと、多少の不安から、どこか遠い場所へ私を連れ出してくれるようでもあった。そしてきょう、最後のページを読み終えた後、解説（前の作品を作家の堀江敏幸氏が担当していた）を眺めていたら、同じ巻に収録されている、トゥルニエという作家の経歴と、また我が家の本棚がリンクした。トゥルニエが傾倒し、その後門下に入ることになったバシュラールという哲学者の翻訳に「夢見る権利」という本がある。つい最近、誰かが、版画が有名な画家の展覧会を見て、好みではなかったと書いていたのを思い出し、バシュラールの著書で知った、アルベール・フロコンを見せてあげたいと考えたのを思い出す。日本の美術館、特に、デパートなどの催事を巡回する展覧会は、十年くらいのスパンで、同じような傾向の作品を繰り返し展示する。それらの絵画をはじめてみる子供たちや、それだけが好きという人には待ち望んだ展示なのだろうが、四半世紀くらいそれらの会場を行き来すると、次第に飽きが来る。絵画なんて、旅先とか、思いがけない場所で出会うほうが、同じ作家の作品の羅列を見るよりずっと印象深く感じられるものなのだ。

  2010年10月25日

• 終わったドラマを見ながら

  このところ、週末に用事が立て込んで、結局休む間もなく月曜を迎えた。今朝はのんびりするつもりだったのに、洗濯物も結構あるし、ジュリアも朝から元気いっぱい。朝から、冬場の半分のコースを歩いてしまった。（朝食後、ジュリアさんはもうお休み）週末と今朝の分のK-POPを編集（今朝の分は収穫無し）して、先週終わったドラマ（国家が呼ぶ）の終わりから2回目を見ながらこれを書いる。劇中で、理事長が歌ったのは、チョー･ヨンピルではないかなぁ。韓国盤のアルバムをソニーのネットジュークで分類すると、演歌には入らない。彼は本国では、ロッカーだから。生協の共済に入ることにした。医療保険は入れないけど、怪我には備えておかないと。写真は、オリーヴ。やっと色づいた。

  2010年10月25日

• なんとなく一日が過ぎる

  きょうは、朝から夫が歯科医院（睡眠時無呼吸症候群の治療でマウスピースの型取り）だったので、朝食もそこそこにジュリアと散歩。帰宅後、庭木の剪定をしてから、紫蘇の実を取ろうとして、蚊に襲われた。昼食後、衣更えを片付けて、ドッグランに行った。きょうは、久しぶりなのに、いい子が多く、大型・中型エリアでそつなく過ごす。日没とともに、買物をして帰宅。夕食後は、音楽を聴きながら、本を読んだ。

  2010年10月23日

• たつる先生の研究室から

  教育のコストは誰が負担するのか？ 内田樹の研究室http://blog.tatsuru.com/2010/10/22_1013.php日本では、子供のいない家庭（我が家もそうです）は税負担が大きいです。それがどのような使い道にまわされていくかも、なんとなくですが理解して負担を受け入れています。だから、補助金で成り立っている大学に入って勉強しない学生とか、奨学金を返さない社会人なんて許せませんね。子育ての苦労はありませんが、老後、自分達で生計を維持するために、定年後の仕事のために自己投資だってしなければならない。。。就職難だから留年するとか、そんな馬鹿なことを続けさせるより、補助金の出ている大学を出たら、全員、一定期間、社会奉仕の仕事に就いてから就職活動をさせるべきです。人手の足りない山村、漁村とか、福祉の現場など、社会経験を積ませてから社会に出せば、少しはましな社会人になれるのでは？そうそう、公務員希望者には、そういった奉仕期間を義務付けるのもいいですね。

  2010年10月22日

• あ、すごい

  きょうのミュージックバンク。シークレットの『マドンナ』はリミックスだろうか、テンポが速くなって、ダンサーが増えてる。これ、いいかも。って、つぶやきになってるし。

  2010年10月22日

• つまり、こういうことなんですよね。

  くらしの周辺－「二度とあってはならない」ではなく　朝鮮新報http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2010/06/1006j1022-00006.htm過去は変えられませんが、過去を悔いる気持ちを正しく意識することは大切です。それによって、政治や、一般人の意識を変えていかなければ、戦争責任を取ったことにはならないでしょう。

  2010年10月22日

• 脱北者だって人間なのに

  脱北者の２４％「韓国を離れたい」…４人は「北朝鮮に帰りたい」と回答　東亜日報http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010102297498以前にも、北欧で多くの脱北者が国籍の問題で退去を命じられているというニュースを紹介したと思う。朝鮮半島分断は、第二次大戦後に起こったことだけど、日本が朝鮮半島を植民地化したために、半島には、戦後の国家を一つにまとめられる政治勢力が存在しなかった。だから、朝鮮半島は分割され、更に、それを統一しようとする金日成によって朝鮮戦争の火蓋が切られた。一度は、撤退を決めていたアメリカが戻り、韓国を支援したのは、第二次大戦後の東西のパワーバランスによるものだ。手を出すことが許されなかったとはいえ、責任の一端が日本に無いとは言い切れない問題だ。蓮池薫さんの本に書いてあった北朝鮮の生活が事実ならば、北での生活を生き抜いてきた人たちの多くは、日本での田舎暮らしなどわけないはずだ。むしろ、荒廃する日本の山林を管理する仕事や、物の無い環境での工夫など、彼らが持つ知的資産も多いはずだ。そんな人たちを日本に迎えることはできないのだろうか？朝鮮総連がそれを許さないのか？北朝鮮は、このまま中国とアメリカの壁として利用され続けるつもりなのだろうか？日本人として生まれ、いままで何一つ知らずに生きてきたことを恥じながら、もう少し他国に生活する人の人生を思いやる社会にできないかと、改めて考えさせられる問題なのだ。

  2010年10月22日

• 盗作はいけないけど

  ‘イ・ヒョリ盗作曲’のＢＡＨＮＵＳに懲役１年６月　中央日報http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=134171&servcode=700§code=720盗作、海賊版と、アジアの新しい文化は、大きく揺れています。しかし、著作権という制度はそもそも資本主義によってもたらされたもので、資本主義を受け入れるなら、ある程度守る義務は必要でしょうが、それを受け入れない世界では、あまり関係ないとも言えます。例えば、貝殻が貨幣の島があったとします。そこのバーで、海外の音楽が演奏されて、それを楽しむ人がいるとします。そのバーで提供されるのは、地元の産物で作られたお酒です。果たして、著作権者たちは、その店主から何を徴収すればいいでしょうか。音楽がいまのようにビジネス化する以前は、様々な音楽が利権に縛られないで流通していたはずです。現在では、パッケージ商品は生産量より売れず、破棄されるほうが多い場合もあります。音楽産業に拾われたアーティスト達も、たいした修練を積んだわけではなく時間も無い中で、音楽を作り続けるる能力などありません。裏方が、同じなら、計算された同じような音楽しか生まれて来ないし、飽きられて当然です。我が家でいま、韓国の音楽が好まれているのは、まだ、ある程度時間をかけて育てられた人たちが、大勢のスタッフと共同でステージを作っているのがわかるからです。玉石混交ではありますが、まだ、彼の国では、音楽が音楽として生きているといえるのではないでしょうか。そして、日本の若いアーティスト達も、いろいろと宗旨替えして一見それなりに見える音楽を創っているように見えますが、実際の能力は、楽曲、歌、踊、ラップのすべてを平均点以上にこなす韓国のグループと比べると、見劣りしてしまうのは事実です。唯一、日本が韓国に勝つ面は、バンドマン達の演奏技術なのですが、いかんせん、日本語がロックに上手く乗らないため、音楽そのものが完成されないのです。先日、昔のフォーク世代のミュージシャンたちのライブ番組を見ながら、日本語が一番よく乗る音楽は、フォークだと、我が家では意見の一致をみました。皆さんは、どう思われますか？

  2010年10月22日

• ラップが好きになったのは

  韓国系ヒップホップ・グループがビルボード1位に　朝鮮日報http://www.chosunonline.com/news/20101022000035この記事とは直接関係無いのですが、私がK-POPを聴き出すきっかけは、ドラマ等、番組の間に流されていたビデオクリップを見てからでした。マイティマウスというヒップホップグループの「恋愛特講」という曲に惹かれて、情報を探すうちに、いつの間にか韓国の音楽にどっぷり漬かる生活となっています。去年、一昨年辺りは、ジェロの影響で演歌にどっぷり漬かっていた我が家なので、演歌やトロットもOKですし、若い頃から様々な音楽を聴いてきた耳に、韓国語のラップがすごく新鮮に聴こえたのです。韓国語は、子音の発音が複雑で、日本語のように語尾がすべて母音にならないため、音楽的にとても変化が楽しめます。それに、韓国語独特の強い発声が、ラップに合うとも考えられます。実際、アメリカ人のラップのほうが、もっともったりと遅れる感じで、それを再現しているアーティストまでいて、驚かされます。我が家でよく聴くアーティストは、マイティマウス、リッサン、アウトサイダー、DJ DOC　などですが、韓国語を覚えて、もっとたくさん聴いてみたいです。

  2010年10月22日

• 輪　K-POP

  KBS WORLD で新しく始まった音楽番組です。古家さんというインターFMでK-POPの番組をお持ちの方が、満を持しての登場です。最初の何回かは、日本で活動をはじめるアーチストばかりで、ちょっとどうかなぁという感じでしたが、月、水と週二回あると気づいて、今週の録画をチェックしていたら、クラブ系のアーティストも紹介されていて、なかなかいい番組構成になってきたと思います。他に、４番組ほど録画チェックして、編集して、RAMに焼いていたら、（最初の頃は編集しなかったので）もう１０枚を越えて、年内には２０枚くらいになりそうです。こんなに音楽にのめりこむのは久しぶりなのですが、K-POPは、昔、シンセテクノとかよく聴いていた私には、わりと耳なじみがいいのです。バラードは、どれを聴いても同じに聞こえてしまうのですが、OSTの曲は、繰り返して聴く機会があるので、割と好きになったりします。今週はちょっとハードスケジュールだったので、やっと編集時間が取れるようになりました。これから３本ほど片付けようと思うのですが、その途中にまた番組録画がひとつ始まりそうです。

  2010年10月22日

• 

  クライミング用品を探していたら

  こんなお店を見つけちゃいました。山、ですよ。山。そう、春には山仕事が待っているじゃないですか。こんなところで繋がってくるとは。ご存知無い方に、説明させていただきますと、この度、父が、投機目的で買ったのに、植林をして、結局売れずに木だけが育ち続けている、１ｈａほどの小さな山林を受け継ぐことが決まりました。家族の誰も反対しなかったので。既に、充電式チェンソー（１０ｃｍくらいの太さまでしか切れませんが）で、数年前から藤蔓の処理をしています。将来的には、木に登ってみたいのと、山頂へ向かう崖（傾斜がきつくて、まっすぐには登れない場所がある）をショートカットするルートを作りたいなぁと。山頂の台風で倒れたカラマツがどうなっているか、見に行きたいし、数年内には杉を少し切り出して、製材して、家族の使う家具にできたらいいなぁとか、その後には、染料になる木を植えたいなぁとか、持ち出しになるけど、いろいろやりたいことがあるんです。父の形見の山なので。

  2010年10月21日

• ビギナー

  クライミングのビギナー講習を受けてきました。初日は、体を支えるベルトにロープを結ぶ方法と、ロープの操作技術です。トップロープという、最初から吊られているロープを使っての講習でした。定員６人だったら、なんとかなるかなぁ？と思って行ったら、生徒は私ひとり。先生と二人で、ロープを結んでは解き、交代で、登ったり、支えたり、落ちたり、止めたり、あっという間の２時間でした。実はこの施設、しばらく前は、以前通っていたスポーツクラブの多目的広場の壁面で運営されていたのですが、新しく近所に移転していて、規模も大きくなっていました。ですから、想像していたのと壁の高さが格段に違って（以前は、２階のフィットネスルームの窓から見下ろす感じが、いまは、高いところが３階建ての天井くらいです）、最初は少し後悔したのですが。。。登ってみると、高さより、次にどこに手足を置くかに集中するしかなくて、それほど恐怖感は感じません。トップロープは一度経験しているのと、なにより、道具も、パートナーもしっかりしているとわかっていたので。しばらくは、あちこちの教室で習いながら、パートナーを探さないといけませんが、ボルダリングという、ロープを使わないで低い壁を登るのも、楽しそうです。しかし、普段あまり重いものを持たせていなかった右手に、ロープ操作は負担だったらしく、帰宅時には腕が重くなっていたので、湿布をして休みました。でも、クライミング時は、腕を上げていることが多いので、浮腫の心配は少なそうです。

  2010年10月21日

• 朝食はメロンパン

  夫に朝食用のパンを頼んだら、ＴＶで見た「メロンパンに合う食材はサイダー」という取り合わせで、コンビにで売られていたといってメロンパンとサイダーを買って来ました。ドイツじゃ、朝からケーキ食べているそうなので別に驚きはしないけど、ソーダ水に浸しては食べません。コーヒーでいただきました。先週末の帰省がたいへんだった分、今週のセラピーで、ある程度解決がついたこともあって、体調はいいです。いまは、自分にかけてしまう心理的な負荷がどこから来るのか探っている状態なので、法事の席での恐怖感は結構成果がありました。無防備な（弱っている）状態で、危険な場所に立ち入ってはいけない。これが、先週末の教訓。普通の人には当たり前にみえることが、育った環境と運命で、普通に出来ないことがあるんですね。もう、しばらく親戚の集まりには顔を出さないようにして、自宅での生活に専念します。やっと何もやらないで時間を過ごす余裕がある感じなんですよね。いままでは、何かやらないと、不安で仕方なかったし。

  2010年10月20日

• お散歩

  なかなかじっとしてくれません。遊び足りなかったか。

  2010年10月19日

• オリーヴ

  今年は、小さい木がたくさん実を付けたのだが、まだ熟さない。

  2010年10月19日

• 拝み虫

  なんとなく、車の下に居たので。

  2010年10月19日

• 

  黄金探索者

  世界文学全集（2ー09）ル・クレジオの「黄金探索者」とても面白いです。長いから、少しづつ楽しんでますが、船旅の場面で「アエネーイス」を重ねる場面があったりして、思わず、ギリシャ･ローマ文学の教科書出して調べ物をしてしまいました。大人向けのビルドゥングスロマンですね。

  2010年10月19日

• ふるさとは

  故郷は、遠く離れて、そっと眺めるだけがいい。子供の頃、小さな背丈から眺めた世界は、どんどん変わってしまうから。足利学校の史跡は、私が通った小学校を壊して発掘されました。だから、子供の頃から知っている場所は、いまも保存されている孔子廟と史跡図書館だけです。ばんな寺の境内も、あれこれ石碑が建てられたりして、懐かしい暗がりが減ってしまいました。子供の頃、夜寝ないと、大きな籠を背負った人がきて連れて行かれると言われて怖かったのは、ばんな寺の暗がりが我が家のそばにあったからです。あんなに観光客がいたら、子供達は境内で遊べない。（木登りなんて、ご法度ですよね。昔はよくやりました 笑）　商店街がさびれたから、住民が減って、遊ぶ子供すらいない。街を再生するという名目で、何をしているのかよくわからないＮＰＯが通りに面した建物に入っていたり、しばらく前に行われた事業仕分けで、観光化目的の区画整理事業は、１０年間凍結となりました。あの区画整理事業が無かったら、父の癌が悪化する前に、雨漏りのする家を建て直して、もう少し長生きさせてあげられたのではないかと思うと、無念です。でもそれは、故郷に帰る余裕の無かった私にはどうにも出来なかったことです。そういう運命だったとしか、言いようがありません。でも、行政のやることは、もう信用しませんから。これからは、疲れ果てた母にどう暮らしてもらおうか。ほぼ毎日、少しづつ理由を作っては電話する日々が続いています。

  2010年10月19日

• 自分の中の恐怖感に気づく

  土曜の法事で、母方の叔母、叔父たちの毒気にやられた。母が法事の配り物に気を取られて、精進落しの席に遅れたからだ。なかなか姿を出さない母と、何が起きているかわからない私たちの前で、叔父は、「みんなで手分けしてやればいいのに・・・」という。確かに正論だが。娘二人を抱えた妹（そのうち一人は、具合悪いし）と、先週倒れた私に、母はきょうの式次第を何一つ知らせずに、自分ひとりでやろうとしていた。弟だって（前日、仕事明けに来た）、私と夫（当日の午前２時に着いた）だっていたのに。それだけではない。母は、私の病気（乳がんも、過敏性腸症候群も）を、自分の妹弟たちにずっと黙っていた。我が家では、誰でも罹る病気でさえ、恥じて隠すべき事柄なのだ。親戚が集まる席では、誰がどこの学校に入ったとか、誰がどこに就職したとか、そういう話ばかりが語られる。落ちこぼれた上に、マイナス点を重ねる私のことは、誰にも知られたくないのだろう。中学の頃のいじめも辛かったけど、ＰＴＳＤと知らされてはじめて、慶事、法事の度に繰り返されてきた叱責が相当きつかったのだと改めて感じた。母が私たちを甘やかしたのではなくて、同居していた父方の祖母が何もさせなかっただけなのに。中学で戦後を迎えた母は、家事の出来ない母方の祖母のかわりに叔父、叔母の世話をしてきたから、祖母に文句を言われながら私たちを使うより、自分で片付けたほうが楽だったのだ。誰も悪いことなどしていないのに、気の短い親戚の叱責に、縮み上がる私の心。その後、いじめやら何やら、様々な段階を踏んで、私の恐怖心は脳裏に深く根を張った。今朝は、何度か繰り返された夢が、フラッシュバックに感じられて、不安で床から出られなくなった。異動日だというのに、夫は会社に遅れて行って大丈夫なのだろうか。駄目だとしても、失業したら、次を探せばいいだけだけどね。（転職は慣れてるし 笑）西に向かって。

  2010年10月18日

• 帰省は疲れた。

  父の法事（少し早めですが、四十九日と納骨）は、これといった事も無く片付いたように見えましたが、法事の後の精進落しでの親類たちの様子に過去の記憶が反応してしまい、会食が終わるなり過敏性大腸の人となりました。翌日曜は、首都高が空いていて（山手トンネルは平日のほうが混雑しますね）無事帰宅できましたが、後部座席でジュリアといっしょに熱中症にやられ、更にＰＴＳＤの余波は今朝まで続き、異動直後の夫を遅刻させてしまいました。残念。さて、きょうから元の生活に戻ります。「反日」の意味について 内田樹の研究室http://blog.tatsuru.com/中国での反日デモについての貴重な意見です。皆さんも、読まれることをおすすめします。だいたい、いまの国境も、国連も、第二次世界大戦後の戦勝国が中心となって地図に書き込まれたものであって、それは、国境を接する各国間の合意でしか成立しないものです。（例えば「うやむやにしておこう」というのも合意の一種です）中国が、今の国家基盤を維持するに至ったのは、第二次大戦後内戦と、幾度かに渡る政治制度改革の末のことなので、国の内外にその間の軋轢は未だ残された状態です。しかも中国は、多民族を抱える国であり、日本のように単一民族ではなくとも共通言語で事足りる国ではありません。その内部からの圧力を回避させるために許可された反日デモが、暴走したという事情はよくわかります。これは、ほんとうに対岸の火事なのか、ただ自分達に火の粉がかからなければ、傍観するだけで済むことなのか。多くの企業の生産拠点がアジア各地に分散する今、日本はもっと外交の手法そのものを見直す時期に来ているはずなのですが。。。

  2010年10月18日

• ぐるぐるまわる。

  めまいも落ち着いて、少しづつ動けるようになって気付いたことがある。それは、家事をしながら、自分がぐるぐる回っているということだ。狭い我が家では、動線がある程度固定されている。だから、手に持った物を置く場所は自ずと限られていて、それを判別すると体が自動的に動き始める。問題なのは、狭い環境でそれを繰り返すと、回転運動になってしまうということだ。キッチンで、食洗機から、食器を棚に戻しているときや、洗濯物を干すときなどは、見事なまでにぐるぐる回っていた。それに気付いてからは、動作を意識的に遅くしているのだが、ゆっくり動けばまだ次の仕事を見出してしまったりと、悩みは尽きない。目が疲れるといけないから、細かい仕事も我慢してるのになぁ。

  2010年10月15日

• あ、

  読み終わっちゃった。 三巻につづく

  2010年10月14日

• ひどい一日の終わりと始まりに

  日記って、その日のことだけじゃなくて、過去とか、未来とかいろいろなものが入り混じると、ベンヤミンが書いていた。きょうは、きのうの話から。ジュリアが朝からお腹をぐるぐるいわせて、一日ぐったりしていた。おそらくストレス性の下痢である。しばらく疲れていた私たち夫婦が、つい１階のケージにジュリアを入れずに、寝室近くに置いたクレートで寝かせてしまったのだ。そして、翌日、普通に一匹で休ませたところ、寂しさで下痢娘になってしまったというわけだ。犬は、自分より相手が下だとみると、態度が急にでかくなる。下痢の後、ベッド２つに立て続けにマーキングをされて、一日の大半を洗濯に費やした。犬には、犬に向いた愛情のかけかたがあると思い知らされた一日であった。チリの落盤事故。まだ、きっと世界のどこかに落盤の危険を潜ませた鉱山が稼動しているのだろう。それは、資本主義経済の止められない戦争のような駆け引きから、振り落とされまいとする資本家達が、善悪の分別もなく、続けた取り引きの成果ともいえる。金がすべての世の中で、人の命などはあっけなく危険にさらされる。リコールされるような車が大量に出回るのと、原理的には変わらない。犬一匹管理できない奴が何を偉そうにといわれたら、返答のしようは無いのだが、犬一匹を捨てずに飼い続けることが、今の自分たちの限界だと知って踏ん張っているだけまだましだと思う。きのう、夫に異動命令が出て、また部署が変わるそうだ。今度は何をさせられるやら。。。

  2010年10月14日

• さて、何をしよう。

  きのうのセッション（カウンセリング）で、またも「心に負担をかけてまで社会参加する必要は無いのではないか」というお話が。。。子供の頃から傷の上に傷を重ねた脳が拒絶反応を示すなら、そのような場を避けて生きる方法を探すべき、ということらしい。いったい何したらいいのか？遊びで集めたものはたくさんあるけど、それをどうまとめたらいいか、なかなか思いつかないものなのです。でも、生きていくためには、何かしないとねぇ。

  2010年10月13日

• 髭はいいなぁ。

  朝からこんな話題ですみません。毎週、月曜の朝は、週末と朝撮れたミュージックビデオの編集をしながら過ごします。先週末は、連休中に少し片付けてしまったので、数は少ないのですが、いまは、ＭＢＬＡＱの特番を見ながら、ＭＴＶの録画が終わるのを待っているところです。デビューの頃の映像だから、ＧＯがまだ髭を生やしていて、いい感じです。そもそも、何で髭が好きかというと、若い頃はまった、スコーピオンズのギタリスト、ルドルフ・シェンカー（マイケル・シェンカーの実兄）に遡ります。皮のタイトなパンツに、髭を生やして、ステージに立つ姿のかっこいいこと。当時はライブに行く余裕もなくて、映像でしか見たことありませんが、いまでも、西洋人なら彼！というくらい、好みです。その後、韓流時代劇で、髭にはまり、夫にも、連休中は髭を剃るなと言い渡してあります（爆）。しかし、最近、ＫＢＳではじめた古家さんの番組、お試し録画中ですが、先週分も消去となりました。なぜ面白くないんだろう？理由はともかく、意味のわからない言葉のバラードをすすめられても、困るなぁという感じ。せめて、ダンスなり、Ｒ＆Ｂなり、ラップなり、言葉わからなくても楽しめる音楽を！と願うのでした。

  2010年10月12日

• 

  ジュリア、トリミングしました。

  今回は、膿皮症対策に、足元に少しふくらみを持たせて、あとはぜんぶバリカンにしてもらいました。 足に毛があると、やせて見えます（笑）。

  2010年10月10日

• ＩｎＣ

  先々週の検査の結果、夫が睡眠時無呼吸症と診断されました。程度は軽いのですが、悪化する恐れがあるので、マウスピースによる治療をすることになりました。で、結果を聞きに行った睡眠障害専門クリニックが町田だったので、帰りに魔窟（レコファン）に寄ったわけですが。。。シャイニー（韓）の旧譜を探しに行って、買うかどうか決めかねているうち、現代音楽の棚に、見覚えの無いＩｎ Ｃ（テリー・ライリー）を見つけました。しかも、百円。シャイニー、ヴィセンテ・アミーゴ、森山威男といっしょに持ち帰ることに。百円だけあって、あちこち汚れが目立ったのですが、既に三枚持っていた、どの音源より、いい演奏でした。天使からの贈り物か、さもなくば、そうと知らずにガスパールに魂を売り渡したのか。クリニックでの検査で、一晩中いびきをかいているとわかった夫の横で、毎晩何事も無く寝ている私には、魂の取引きなど気付きようもありませんが（笑）。

  2010年10月09日

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