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カテゴリ:ご陽気な日常ネタ
今日は午後から、友人N+赤ちゃんと買い物ツアーに出かけていた。
前日の天気予報は「雨」で「予想最高気温29度」だったのだが、朝からカンカン照りの上に33度。 「嘘ばっかり言いよってからに・・・」 と、車のエアコンをいじりながらボヤいて出発。 夕方。 低反発座布団だの何だのと、大荷物+赤ちゃんを抱えてテナントから出てくると、何だか雲行きが怪しくなっていた。 「天気予報、時間差攻撃やな」 「小腹も空いたことやし、次の店で買い物したら、中で何かちょっと食べよ」 全然噛み合わない会話をして、車で数分移動。 最後の買い物をして、ワッフルなんぞをほおばっていた時の事だ。 「めっちゃ雨降ってるやん!」 「最悪~!!」 と、10代後半の女の子が怒っている。 席からは外の様子が見えなかったので、ふうん、としか思わずに、食べ終えて帰ることにした。 地下駐車場に降りてみると、何だか雨の音が凄い。傘を差してても濡れるという感じの音だ。 ま、車だから関係ないか、と駐車場を出た瞬間! どどどどどどどどどどど!!!! なんちゅう雨やあ!! 滝の中に入ってるみたいやん!! ワイパーも最速にしないと、前方が全く見えない。 前の車のテールランプに気をつけながら運転していると、何やらピカピカッと光ったので、 「パチンコ店なんかあったっけ?」 と言った途端、ゴロゴロゴローッ!! いきなり真上で雷。 そのまま運転を続けてみたものの、次の交差点を曲がった所から、約10kmにわたって信号のない高架道が続く(高速道路じゃないよ)。車のスピードが、フロントガラスに当たる雨を更に激しくしてしまうのだ。 「あかん! このまま走ったらヤバイ!!」 ハザードランプをつけて、路肩に駐車。怖いもん知らずはこの雨の中を走って行くが、私と同じ様に路肩に止まる車は前後にどんどん増えていった。 激しい雨音と雷で、赤ちゃんが怖がらないかと心配になったが、見ると完全熟睡していた・・・。 あんた、大物になるわ・・・。 それから10分。雨も雷も少しましになったので、ようやく車を出す。 「凄かったなぁ、嵐やったなぁ」 「大雨洪水警報、出てたんちゃうか?」 そうして少し低い位置の道に差し掛かった時だ。 大きな音と共に、タイヤが大量の水を両脇に巻き上げた。高所から流れてきた水が、そこにかなり溜まっていたのだ。 「ぬおおおお!」 「ビックリしたあ!」 「凄かったなぁ」 「ウォータースライダーみたい!」 「お足元のビニールをお使い下さいませ~」 そのまま走って行くと、嵐の中を飛ばして行った無謀な奴の、横転した車が一台。 「ひっくり返ってるでー!」 「高橋レーシングチームやな!」 「見学の皆様は、離れてご覧下さいませ~」 やがて、その高速道路まがいの道から逸れて、下の道に降りたのだが、いきなり大きな水音が。高架から大量の水が落ちてきているのだ。 「凄いぞ!」 「ナイアガラの滝や!!」 「こちら、カナダ滝でございま~す」 そんなアホな会話をしながら家についたら、雨も雷も止んだ・・・。どないやねん。一番酷い時に運転してたんか・・・。 で、赤ちゃんはというと、あのまま爆睡してたのだが、荷物を降ろす際に私がクシャミをしたらパッと目を覚まし、うわあああああん!と号泣し出した。 私のクシャミは、あの雷より凄いんかい・・・。なんだかな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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