ぶひぶひ倶楽部 わんこパパのココだけの話

先週の金曜の事。
釧路から車で帰宅していた。　それも急いで。
その理由は、爆弾低気圧の影響で釧路、帯広で50センチの積雪、暴風が吹き荒れるという天気予報が原因。

その日は、釧路で仕事を早々に切り上げ、午後3時頃小樽に向けて車を走らせた。
昨日は、路面も出ていた釧路でも今は既に道路は厚雪状態です。
雪も次第に強くなってきている。
なんでも情報では、帯広が今の時間帯凄い！という。
ちんたら走る車を縫うように走らせ、浦幌当りに差し掛かると、渋滞。
しかも路上の雪はハンドルが取られるような積もり方。
除雪はまだ入っていないんだなぁ。
でもここまで2時間で来れたのは予定通りです。

流れ始めた車の間を又縫うように走る。
吹き飛ぶ路上の粉雪。視界は100ｍくらいか？
そのとき・・・・エンジンの吹け方のムラに気が付いた。
《ボン・・ボン・・・ボン・・》
？？？
低速に成れば成るほど、引っかかる体感。
しかも焦げ臭い。
あらまぁ？
こりゃ困った。

帯広まで我慢して走るしかない。と思い速度を落とさないように走った。
幕別にようやく到達した頃は、車の異変にはっきりと体感できるほどの違和感。
交差点に差し掛かり、停止。停止線を遥かに越え、真ん中近くで停止。
《ボン・・ボン・・ボンボン》
エンジン停止のエンスト。
AT車でエンストかい？？？
慌てて、エンジンキーを回すも、なかなかエンジンが掛らない我が愛車。
すかさず、パパはハザードランプ点滅したけど、後ろの車からのクラクションがウザイ！


後ろのクラクションが止まない。　うざい！
車から降りて、後続車に陳謝のポーズを取り、
ボンネットを開けて点検してるパパも早く早くと焦っていたのに、
後ろのカップルの運転手のクラクションが鳴り止まぬ。
うざい！


バッテリー不足？NO
冷却水不足？NO
原因はパパじゃ判らんなぁ～。
ボンネットを苛立ちながら【バシン！】と乱暴に閉め
ギアをニュートラルにして交差点の反対方向まで20ｍほど車を押した。

向かいの道路にJOMOのGSが見えた。
あそこまで行ければなんとかなりそう。
すぐさま車に飛び乗りエンジンを無理やり回すと、・・・
《ボン・・・ボン・・・ボン・・。》
と引っ掛かりながらも回りだす。
アクセル全開にして吹かしながらエンジン音が安定するまで狂ったように回す。
ソロリソロリと動き出す。
Uターンできる交差点に差し掛かりゆっくりとUターンする途中で又エンスト。
そして又ハザードランプ点等。
すると、先ほどのクラクションをけたたましく鳴らしてたカップルの車が、
又直ぐ後ろで、又クラクション鳴らしてる。
ウザイ！

流石に、温厚なパパも怒ったさ。
そのときの身なりは、作業着に長靴。
外見は怖いオッサンのパパが怒った顔で後ろの車の運転席のドアをこじ開け、
運転手を引きずり出した。
若い兄さん。
助手席には、頭の悪そうなケバイ生き物が喚いてる。
兄さんを振り回し威圧的に顔を上から見下ろし無言で路上に座らせた。
その瞬間、兄さんの謝罪の態度。【ごめんなさい】
この間、ほんの数十秒。
パパは一言も発せず。
兄さん、一目散に立ち去った。

そんな事よりパパの車。
赤信号を狙い、又押すパパ。
GSにたどり着いたときにはクタクタでした。

現在6時。
整備士さんの話では、ボンネットの中のエンジンルームの両端に巻き上げた雪が溜まり、
電気等の配線を外から急激に冷やされた為、配線内部で水滴が発生し漏電状態になったという見解。水分が乾けば元に戻るとの事。

待つこと1時間。診断通り、何も無かったようなエンジン音。
仏に神とはこの事だよ。
なんども謝礼した。
「お客さん！帰りは滝川周りで帰ったほうが良いですよ。途中同じようになる可能性ありますから」
全く安心して走られないじゃないの！？

なんでも○ッ○○車はこういうトラブル多い見たいね＾＾。


札幌に近づくにつれ、先ほどの暴雪なんて嘘のような天気。
一体なんだったんでしょう。
まぁ～、なんとか自宅の玄関までたどり着いたのが深夜12時半。
釧路から、9時間半の運転でした。


翌朝土曜。
TVのニュースでは、「今日午後から、後志地方暴風雪の注意が必要です・・・・・」
なに～～～！やっちまったなぁ～～～。
パパのいく所、暴風雪地帯？かぁ～。