ダリアのことを少しだけ・・・
<本日3回目の日記> 昨日の特別セミナーで聞いた話のうち、忘れないようにダリアについて自分になりにまとめておこうと思います。 昨日の現存する古い品種として名前を挙げたバルホス・グロリーの画像が見つかりました。 こちらをクリックするとご覧いただけます。 この品種は、ウィルス病に罹患しなかったとしても、球根が肥育しにくく世に残るのは難しい品種とのことでした。 植えても芋があまり増えることなく、元の芋だけが大きく育ってしまうと聞きました。 こうした場合、挿し芽が考えられるわけですが、これがまたウィルス病にかかりやしくなってしまうそうで、短日処理をするとこうした品種も芋がたくさん取れるようになるのだそうです。 ユリなどもウィルス病にやられるわけですが、ハサミを使わなければそのリスクが減るわけではなく、たとえ手で折り取ったとしても樹液が出て、それを触った手でほかの株に触れれば罹患してしまうのだそうです。 (摘むようにすると樹液が出やすく、樹液を介してウイルス病を広めてしまう) ハサミをその都度消毒するとか、手を石鹸などで丁寧に洗うというような最新の注意が必要であると聞きました。 クリスマスローズではブラックデスという恐ろしい病気がありますから、それなりに気にしていましたが、そのほかの植物ではあまり気にかけていませんでした。 ユリなどは葉に白くシマが出てウィルス病にやられていることがわかるそうですが、生産者が多肥で育ててしまうと葉が濃い緑になってわからなくなることもあるのだとか。 ウィルス病はモザイク病とも呼ばれるもので、発病すると葉や花弁に濃淡のまだら模様ができてモザイク状に見えるそうです。 その他の症状としては株が萎縮する、葉が縮れたり、小さくなるといった症状が出るそうで、芽が出てきた時点で極端にちぢれているようなものは抜き取るしかないそうです。 梅雨時は光合成ができにくいため葉の緑が薄いので、この時期は病気を見つけるのに向いているそうです。 梅雨が明けると日差しが強くなって、それに連れて葉色が色濃くなり病気を見つけにくくなるのだとか。 この病気に対しては特効薬はないため、残念ながら廃棄するしかないのだそう。 勿体ですけれど、病気を広げないために必要なことなのですね。 ダリアは根を広く浅く張るので、元肥を施すよりも上からパラパラと肥料を施す方が効果があるとも。 鉢でしたら鉢の縁に沿って、地植えであれば葉先の距離でぐるりとやるとよいそうです。 ダリアの球根の保存は、気温5℃、湿度75%が最適なのだそうですが。 ダリアの球根は水仙に比べれば腐りにくく、水仙はなるべくシーズン遅めに購入するのがお勧めだそうです。 海外から輸入した水仙の球根のうち3割程度ダメになるのだとか伺いました。 「チューリップは1年でだめになるけれど、水仙の方が長持ちするからお勧め」とのことでしたが、「水仙の方が球根が高価なので日本ではあまり好まれません」とも。 すでにバイオテクノロジーによって、ダリアの生長点を切り出して培養し、モザイク症状の消えた苗を作り出しているのだそう。 こうして、現在ダリアの球根もウィルスフリーなものも生産されているそうですが、だからと言ってウィルス病に感染する危険が全くなくなるわけでなないとも話されていました。 コスト面等で商品化が困難な場合もあるそうです。 種からのダリア、アンウィン混合。 この蕾の色からすると、黄色かオレンジ? リトルAnnさんにいただいたダリア、年数が経過してあ半分になってしまいました。 管理方法を知らなかったのです(^^ゞ それでも、2色めがもう少しで咲きそう♪ ブログランキングに登録しています。よろしければポチッとしてくださいませ。 先週末のニュースでしたか。。。 JAの肥料が60%の価格アップと報じていました。 農家もこれでは生産しても合わないのではないかと心配になります。 燃料の値上がりで漁師さんたちは船を出さなかったとも報じられていました。 食品類もどんどん値上げのお知らせが続きます。 こうした中、公務員への某奈須が支給されたそう。 国は赤字なのに、年々昇級し、賞与も必ず支給される。 経費を節減するという考えはあまりなく、予算が足りなくなれば国民から徴収すればよいと思っているよう。 国も明日の夕張市だという危機感は全くないようです。 高齢者や障害者、母子家庭への補助などどんどん打ち切られていきます。 この国って変だと思いませんか。