[検診→再検査→告知→術前検査]の記事一覧 | *** ラッキー★な乳がん!? ***

これも、やっぱりラッキー☆なのか・・ね。

今日は、首を洗って待っていたいよいよ結果発表。ドキドキでした、ほんと。既に、最悪の状態にはちがいないけど、その中でも少しでも朗報が先生の口から・・・と期待しつつ。10時の診察の予約と、11時からの肺活量の検査が今日の予定。外来受付をして前で待ってると、受付で再度名前を呼ばれる。何でも、診察の待ち時間の間に先に肺活量の検査をしてきてとの事。他科受診用のレントゲン袋みたいな大きめの袋にカルテを入れてもらい、肺活量の検査室へ移動。肺活量の検査は、前に遠い記憶でなんかやった記憶あり。先週ぐらいからの咳の症状が、良くなってきてたけどめいっぱい口にくわえた状態で、吸ってーっ、吐いてーっってやってるうちに咳き込むんじゃないかと気が気じゃない。静かに、長く続けて吐ききるほうの検査は、何とか無事終了。肺活量も充分にあるらしい。次の、思いっきり吸って、一気に目いっぱい吐くやつはさすがに、奥底の痰がゼロゼロ状態だったのでなんとか頑張ったけど、はい、オッケーの声と共に咳き込んだ。でも、大丈夫だったみたい。ほっ。実は、その肺活量検査を待っている時、そー言えばこの中にカルテあるんだ、何か情報が書いてあるかもと思った私は、結果の診察前なのに袋からそっとカルテを引っ張り出した。プラスチックのファィルケースにはいっているカルテの表紙にメモ書きで、12/21入院予定と貼ってあった。・・・・・えーっ、聞いてないよーっ。(古っ、ダチョウ倶楽部かっ)21日って明日じゃん・・今日の明日で入院?!まーでも、温存手術なら一週間くらいの入院としてももしかして、年末で退院?! ラッキー☆なんて期待もしてた。検査を終えて、外来にもどると私の主治医の先生の外来は今日もまた大人気で、混んでる。先に検査に行けといった意味がわかった。もどってからかなりたってから、名前が呼ばれる。ドキドキの頂点で、診察室に入る。最終結果は、母も是非一緒に聞きたいというので一緒に入った。まず、先生は骨への転移確認検査の画像、肺のCT画像、肝臓のCT画像順番に見せながら、遠隔部位への転移はすべてなしなので手術はできます。・・と嬉しい結果を聞かせてくれた。その後、2日前にやった造影MRIの画像を見せた。私の画像を見ながら、ちょっと重くなった口を開いた。なんでも、私のガンはめずらしいらしく。前にもいったけど、触った感じでしこりの確認は難しい。そして、先生が偶然エコーで見つけたガン以外に、右の乳房内に、数個(ざっと見ただけでも3,4個)の小さなガンがはっきり白く見えた。これも、造影MRIを撮って初めて先生も見えたらしい。先生も、びっくりしたみたい。今の技術はほんとすばらしい。昔ではこうは見えないらしい。あの例のうつぶせで、左右の胸を穴の中に入れて撮った検査で見つかった。一箇所のガンなら、その部分を切除して温存も可能だけど私のこの、右乳房内のガンの数をみた先生は、全摘が一番望ましいでしょうと説明してくれた。温存手術でもできない事はないけど、事前に抗がん剤を投与してガン自体を小さくしてから手術するものだけど・・。やっぱり、私の年齢(前にも言ったけどガン年齢としては若いっ)ので、再発や転移のリスクを少しでも押さえるためにも、他の部位に転移していない今、全摘を・・・という事らしい。別の意味で、あなたは若いから、乳房を失う事に抵抗があるなら(乳房に執着があるなら、という言い方をしていた。)後は、術式を選ぶのはあなたです・・・と。母は、やはりその数個のガンがある画像にかなりのショックを受け、私より先に「もちろん、命が優先です!!!」と言い放っていた。私も、頭では理解できていた。告知の時と一緒だ、でもなんだかどこかで別なことを考えている感じで聞いてるようで聞いてない状態。そりゃ、そうだ・・よ。さっきまで、温存療法に違いないと思っていたぐらいだから。でも、最初の検査以来、今回は期待するとことごとく打ち砕かれる。　常に、最悪の結果。でも、あの数のガンを見たら、多分みんな背筋が寒くなる。先生も、右にあれだけあるから、もしかして左にもあるのかもと心配して両方の乳房を取らなきゃならないかも・・・と心配したとも言っていた。でも、これもラッキー☆といえるのか、間違いで検診でひっかかった左胸には今の所ガンは見えない。だから、やっぱり全摘しか私の選択肢はないらしい。先生も、私が決めてといいながらも、明日の入院のベッドも押さえたし、年内最後の手術は26日の水だからそこに無理矢理予定を押し込んだとも言った。そして、この外来の時間では短い、ほんとは2時間ぐらいかけて説明しなきゃならないので、24日の祝日にお休みだけど、先生が来てくれてじっくり説明する機会を設けてくれるそうだ。　既に入院した後に・・。そりゃそうだ。　ほんと、何も聞けてない。事前に情報入手してかなり勉強していたのに。　それまでに、また勉強してきてと言われる。しかも・・明日の入院は決まってる・・・。入院したらオペやめるわけにいかないじゃん。でも、私は生きるために全摘を受け入れるしかない。やっぱり、女性だから乳房を失うというのはかなりのショック・・・。でも、先生が言うように他に転移してないうちにちゃんと切除しておかないと後で今回の選択を死ぬまで悔やむ事になるに違いない。独身は、独身だけど一度も結婚した事もない女性や子供を産んで母乳育児もしていない女性に比べたら私は、その全てを既に経験してきた。そう思えば、幸せなほうなのだと思う。こんな時でも、私なりに前向きに考えようと頑張る。手足が無くなったりするわけではない、顔半分がただれたりする大火傷を負ったわけでもない。おそらく、術後しばらくすると、私は外見から見たら今の私と何も変わらないんだとしたら・・。私は、子供達のためにまだ死ねない。やっばり生きたい。だから、明日入院します。心の準備も何もあったもんじゃない。今、これを書けてる自分を褒めてあげたい。そして、職場の先生にも今日の内容を診察時間終了後に訪ねて、説明してきた。さんざん家に帰ってから、泣いたので・・・泣かないつもりだったけど、同僚の看護師さんが、私のために涙を流してくれたのを見てもらい泣きした。泣きながらでも、先生の前に座り顔をみながら一生懸命、今日言われた事を正確に伝えた。途中で、先生がティッシュを差し出してくれた。お気遣いすいません。ほんと・・。そして、相変わらずの温かいお言葉で何も仕事の事は心配ないから、治療に専念して・・とまた笑顔で言ってくれた。やり残していた仕事を一応の区切りまで仕上げて後は、同僚や先生に託すことにする。大丈夫、大丈夫ってみんな優しく言ってくれる。ほんとに、ありがとう。私は、ほんとうに幸せって思ってしまった。全摘だと、やっぱり2週間程の入院は最低でも覚悟なのですんごく迷惑をかけます。みなさん、ごめんなさい。そしてありがとう。仕事の関係で、年末年始のお休みを使って少しでも、休む日数を減らしたいという私の希望を叶えてくれた主治医の先生にも感謝です。私、これから先ますますどうなるのか自分が自分を、自分らしく保っていけるのかとーっても不安ですが・・明日、とにかく入院。頑張ります。頑張るしかない。明日以降は、携帯更新できるようにしたからメールで更新できるといいな。その余裕があればだけど・・・。でも、手術まではぴんぴんだから・・変な感じ。入院しちゃっていいの?!ってくらい。ブラインドタッチのPC入力と違って携帯入力はえらく時間がかかっちゃう私は、おそらくめんどくさいので文章はかなり短めになりそうな予感・・・いやっ・・・確実。では、明日行って来ます。たいへーーんっ。まだ何も入院の準備できてない。急げーっっ

最後の術前検査。

今日は、術前検査の残りである胸部と骨盤のCTと造影MRI検査をしてきた。午前中は、仕事をして午後お休みをとって。先生、ほんと感謝してます。私が、ガンとわかった時、これからの検査や治療そして術後のさまざまな治療など先が見えないので仕事上迷惑をかけては・・・と思い私自身としては仕事を続けたいけど、院長の判断にお任せしますとお話したら、快く「全面的にバックアップするし、仕事は何とでも　なるから、安心して治療に専念してください。　　　まず治すことを優先に頑張りましょう。」と涙が出るお言葉をかけてくれた。ほんと、ありがたいです。でも、現実問題、スタッフの少ないうちの病院は私ひとりがいなくても、かなりご迷惑をかけてしまうという現実でも、私にとっても今は他に代えがたい大事な時だし。やはり、仕事より命優先です。でも、ガンと告知された時も、私が主治医の先生に唯一質問した事って言えば、手術のために入院は何日かとか・・年末・年始のお休みにぶつけて手術してもらえばお休みが少なくてすむとか、仕事をどうしようという事がまず頭に浮かんだという悲しい現実。仕事をしてると仕方ないよね。みんなそうだと思う。ところで、今日の検査について。うちの病院にも、MRIの機械はあるけどオープン型のもので閉所恐怖症の人でもオッケーの優れもの。大きな病院の狭いトンネルみたいな中に入っていくものが絶えられない人も、うちの病院に紹介状を持ってくる。今日の私の検査のCTは、意外にもオープン型でそんなに厚くない丸い輪のような白い機械の中を台の上に寝て出たり入ったり、息を止めたり吐いたりしながら胸部と骨盤を重点的に数分かけて撮るものだった。金具のある下着をとっただけで服も着たまま。私は、うちの病院のMRIのお試し撮りの経験もあるけど緊張のせいか、ドキドキした記憶あり。今回もやばいかも?!って心配してたけどあっけなく終了。そして、その後は、MRIの検査。今度は、前合わせの上着とズボンに着替え。中の下着は、パンツのみ着用可。まず、造影剤を入れる点滴のルートを確保するため肘の内側から針をさしテープで固定してMRIの部屋へ。そこで、検査技師さんから驚きの一言。「今回は、うつぶせでとりますから・・。　少し苦しいかもしれませんが我慢してくださいね。」うつぶせ・・・なんじゃそりゃ。初めて聞いた。仰向けのイメージしかない私は、どーなるのと思ったけど次の瞬間、ここのMRIは例のごとく、狭いトンネルタイプなのでうつぶせのほうが、圧迫感がないかもと期待。ピンポーン♪。しかも、これも初めて見たけど、胸の部分左右に丸く穴が開いててそこに胸を直接入れて撮影するという。だから、うつぶせでも胸は苦しくない。頭だけ、好きな方向もしくは真下に向けて固定してくださいと言われた。　真下は、苦しくて無理だろうと内心思い、私は、左を向いて固定。その状態で、トンネルの中へ。やっぱりかなり奥まで入る。　しかも、かなり狭い。でも、恐怖感なし。やっぱりエステのマッサージさながらうつぶせで( 腕に針は刺さってるけど・・)手は、前の方にだらんと延ばし、リラックスした状態。こんな形で検査できるんだーと、自分の格好に笑いすら出る。中も、明るいし、ほんわり温かい。眠りそうかも・・。・・・んなわけないっっ!!!音!!!、音は半端じゃないっっうちの病院のMRIは、カンカンカンという音がメインで耳栓なくても、平気だから・・耳栓を今日渡された時一瞬、私必要ないかもって言わなくて良かったカンカンの他に、ミックスされたブザー音がなり響く防犯ブザーかと思ったよ、まったく。耳栓入っているとは思えないほどのスゴさ。でも、不思議とへんな音楽みたいに聞こえてきたラップみたいな感じの規則正しい感じで。慣れって恐ろしい。人間の感覚ってすごい。環境への適応性。閉所恐怖症ではないけど、気の小さい私が最後の方はキョロキョロと中の様子を観察する余裕すらあった。造影剤が入ってきた時の、冷たいものが流れ込んでくる感覚も、味わい・・いろいろとまた初体験をしてしまいました。時間は、少し長めで全部で約30分ぐらい。医療従事者としての目から、色々と興味があるから面白いと言えば、面白いけど・・・まーそんな状況でもない私の今の現実。でも、ひとまず今日ですぺての術前検査終了しました。(正確には、肺活量の検査が結果当日に残ってた。)あさって、最終結果が出ます。神様ーっっ!!! 仏様ーっっ!!何にでもすがりたい心境です。

本日、予定変更でRI 検査。

昨日、突然、来週の予約だったRI検査の検査室から電話があった。RIとは、色々な部位を調べる検査だが、私の場合、骨シンチ検査、頭からつま先まで全身の悪性腫瘍の骨への転移を調べる・・つまりガイコツの写真を撮って、転移箇所があれば黒く写るものらしい。医療機関で働く私も、詳しく知ったのは自分がこの検査をすると知ってから乳がんは、肺と骨と肝臓に転移しやすいらしいので・・必要な検査らしいです。何でも、検査薬剤である高価なアメリカからお取り寄せする薬が来週だと輸送の関係で届かない可能性があり、予約日に検査ができないかもしれないので、今週中に検査を受けに来てもらえますか?! という確認だった。予定は来週で、CTと造影のMRIも同日に予約していた私は、心の準備も出来てなかったけど今日の水曜日なら仕事が休みだったのでOKした。なんでも、予約時の説明書には、１人１人に用意する高価なお薬なのでキャンセルはなるべくしないでくださいと注意書きがあったのでてっきり、誰かさんが急遽キャンセルしてその穴埋め要員の確保かなって病院裏事情通の私は解釈をしてた。検査は、朝９時に薬剤を注射して数時間後に検査という一日がかりのもの。私は、昨日から熱はないが咳込んでいたので検査に差し支えないかの確認と、昨日急に変更になった事を看護師さんに注射の時に聞いてみた。看護師さんは、薬剤を作ってる会社が製造を中止したとか、輸送の都合とか結局はっきりしない事を言っていたけど。取り合えず、検査がきちんとできれば問題ないので深くは追求しなかった。でも、私だけではなく数人の人が来週から繰り上げて来ていたので、まんざら単なる予約キャンセルの穴埋めではないらしかった。私は、午後２時の検査時間まで間があったので近くの、ショッピングエリアへ買い物へ行って時間を潰すことにした。食事も普通にオッケーだったので、お昼にオムライスを食べた２時少し前に、病院にもどり検査室前で待っていると、名前を呼ばれた。名前を呼ばれてから、トイレに行って用をたしてからの検査と指示があり、トイレに行って検査室に入った。ステップみたいな二段ぐらいの踏み台をのぼって処置台のような以外に簡易なベッドに横になりトンネル型のそんなに厚くない白い機械が私の身体の上を頭から順番に通過していく感じの検査。各部位、五分ぐらいずつの感覚らしい。最初は、顔からで目を開けるとすぐそこに機械かなり近い。　圧迫感あり。でも、技師さんは寝てていいですよーと明るく言ってた。寝られるかーっっ!!!と思いつつ、目を開くと圧迫感が強いので顔の部分が終わる五分ぐらいは目をつぶっていた。少しして、目を開けると機械が胸の方に移動して顔の圧迫感から開放されていた。手は、体の横に添わせて動かさないでと言われていたが悲しい人間の性で、動かすなと言われるときに限って私の右側の鼻の横が痒くなってきた。げーっ、どうしよう・・・でも、動かせないんだよね。ムズムズ感、がまんできるかな・・。と自問自答しながら、およそ残りの数十分を絶えていた。全部の検査は、大体３０分かかるらしいと最初に説明があったので、表情で鼻をひくつかせて痒みにささやかに抵抗していた。しばらくして、「全身の撮影が終わりました。次に、重点的に胸(患部)とお腹(骨盤)のところを撮りますから」と説明があって、足先まで行っていた機械が顔のほうに戻ってきたので、すかさず技師さんに・・。「すいません・・鼻の横が痒いので今なら掻いてもいいですか?」と聞いたら、「今ならいいですよ。」と笑いながら言われてしまった。私が鼻の右側をひとしきり掻くのを待っててくれてまた、胸の方まで機械が上がってきて、手を身体に添って固定しているように言われた。でも、すっきりしたーーーっ!!!まじで、だめかと思った。ほんと、私っていかなる時にも笑いをとっておバカです。まだ、どこか自分の状況を自覚していないのか・・。でも、いかなる時でも明るく行こうって決めたから。昔から、人を楽しませたり笑ってもらうの好きだったし。人の笑顔にはパワーがある。私も、だからいつも患者さんにも笑顔で接して患者さんからも笑顔のパワーをもらってる。私の周りの人には、家族だろうと友人だろうと他人だろうとみんなに笑顔でいてほしい。くよくよしてても、同じ一日だったら笑って過ごしたいしね。いつまで、こう言ってられるやら・・・・検査終了して、また少し高めのステップから降りるときによろけて、技師さんに支えてもらった。今まで、余裕がなくて気づかなかったけど以外にイケメン技師さんだったことに、その時気がついた。　これも、ひとつのラッキー☆?!

すっごく手間取った・・・(汗)

記念すべき、楽天ブログへのデビュー他にも、２個ほど別のブログもやってる私。でも、ここでのブログは私個人の裏ブログとしてスタートです。まだ、なんだか把握できていない状態でえっらく時間がかかってしまった私は、先日、平成１９年１１月２２日に乳がん告知を受けました。まだまだ、術前検査進行中の新参者です。少し覗いただけですが、心強い情報を得られる同じ患者さん達がたくさんいらっしゃるようなので、これからいろいろと参考にさせてもらえそうで嬉しい限りです。これからの私の行く道がリアルに見えて、恐怖もありますが・・・。私の気持ちを整理できる場所を探してここにたどりつきました。あまりまだ友達に話せるまでの、ちゃんとした診断もついてないし自分自身の余裕もない、いっぱい、いっぱいの状態です。とにかく、すごく不安です。怖いです。でも、ほんとにガン告知された人とは思えない健康体の私。明るく毎日、仕事続けてます。　根っからの前向き人間です。多分、私のがんとの戦いは術後からだなって覚悟してます。　幸い?! 私の職場は医療機関なので、職場の仲良しの同僚と先生には色々と話を聞いてもらう事ができるのが救いといえば救いです。細かい説明なしに、話が通じるのも嬉しい。普通の会社のＯＬじゃなくて良かったと感じる今日この頃。これも、ひとつのラッキー☆です。こんな私、この先どうなるのか右も左もわからない状態ですが頑張っていきたいと思ってます。

術前検査あれこれスタート

今日から、色々な検査がスタートする。私が、仕事もしていてお休みがあまり取れないのを知っている先生が一度でいろんな検査ができる月曜日に来なさいと言ってくれた。まー今日は１日がかり覚悟の検査。大人気の私の主治医の先生の外来診察は、初診の私では、昼過ぎになるでしょうと受付で言われた。でも、以外にも11時半過ぎぐらいに呼ばれた。ラッキー☆診察の後、検査ツアーに行くように言われる。病院の案内図みたいのを見ながら、オリエンテーリングさながら、いろいろな検査を順番にこなしていく。まったく。方向音痴の私には地獄だよ大きい病院は、目的地への進行方向に色々な色のテープで目印ラインがある。でも、迷った、迷った。地図を片手にウロウロする見てからに迷子の私に、何度も通りすがりの職員さん達が声をかけてその都度丁寧に教えてくれた。　まさに人のぬくもりです今は、色々と患者の取り違えも問題なので、行く先々の検査室で本人確認のために何度もフルネームで名前を言わされ・・・幼稚園か、小学生以来だよーっと思ってしまった。採血、採尿、胸部レントゲン、またまたのマンモグラフィー(今度はかなり気合の入った念入り検査)しかも、前の検査でマンモに写らなかった私のガンは、今回も先生が、検査技師さんが場所がどこか触っても多分わからないから、この指示箋を技師さんに見せてと胸の絵にバッテンの印をつけて渡してくれた。　確かに、私のガンのしこりは触ってもわからない。これがそうだという場所が不明。先生が、エコーでみつけたしこりは、私には、しこりとして認識できない。それが何を意味するのかが今の私にはまだわからない・・・。山田邦子さんが、自分の体験で「肉まんの中に梅干の種を入れて上から触った感じ」と言っていたが、そんなのないし。。。骨みたいなのと筋みたいなものはあるけど・・でも同じようなものが、ガンのない左側にもあるから、ますます不明。そして、心電図と念入りの高解像度エコー検査を受けた。小心者選手権で間違いなく優勝候補の私は、心電図もドキドキしてしまったらしく、今まで異常なんかあった事ないのに「不整脈とか言われた事ありますか?!」と聞かれる始末。トホホです。後は、次回のRIという全身のがいこつ写真、つまり骨への転移をみる検査と、造影MRI、単純CT とその他箇所への転移を見る大物三種類の検査の予約を取っておしまい。なんと、その三つも一日でやってしまう予定。でも、仕事をしているとありがたい。ほんと。結果は、すべての結果が出た後の予定。それで、私のガンの状態がハッキリするでしょう。怖いなっ。結果も、ちょこちょこ聞きに来るより、一回で済んだほうがいいでしょとの先生の配慮です。そんなこんなで、大物の検査が続いて、今まで医療従事者側から見ていた検査を自分が受けているなんて、ほんとにガンなんだな私って実感してきた。　( この後に及んで、まだ他人事?!)もう、逃げも隠れもできない。闘うのみです。

人の心のぬくもり。

朝、目覚めて・・・あれ?!なんか私昨日・・・あった?! あ・・・っ、そうだ私、ガンって言われたんだ。どこか他人事で、夢だったような気もするけどやっぱり朝起きても、しっかり、はっきりと現実だった昨日、告知された瞬間は、自分でも意味不明の変な笑いをして先生と話していた私。　涙はその時、出なかった。でも。。。その後があった。結局、その日の検診センターの最後の患者さんになった私。主治医となる、その先生のいる病院宛の紹介状やマンモ画像、細胞の検体などを準備してもらっているのを待っていた。そして、青い大きなビニール製の袋に入ったそれを係りの職員さんが私に、渡す時。「がんばってくださいね。」と少し憐れみの表情で言った。湿っぽいのはいやな私は、その時私ができる精一杯の笑顔で「ありがとうございますっ!!! 頑張りますっ。」と答えて一階に下りて、会計を済ませた。センターの前から駅までのバスの時刻まで少し間があったので家で、結果を待っている母に電話をかける事にした。予想外に父が出た。　一瞬、父に先に話していいものか迷ったが、「やっぱり、ガンだった・・・・っ」と涙で声がつまったような声が出た。父も、「あ・・っ、そうかい・・・。」と低く答えただけ。私は、これ以上は号泣だと思ったので、これから帰ることだけ伝えて、電話を切った。そして、駅へ向かうバスに乗った。そのバスの中は、時間が遅いのもあって、ほとんどが仕事終わりの職員さんたちだった。そして、そのバスは運悪く一部分が電車の席みたいに通路を挟んで向かい合わせの席があり、私は、そこにしか空席がなかったので、仕方なく座った。普通のバスみたいに、運転手さんのほうを全員向いているやつだったら、１人がけとかだと少し涙ぐんでても気づかれないかなって期待してたから。家に電話をしてから、私の涙腺と鼻水はかなりヤバイ状態。そして、その向かい合わせの席の斜め前に座った５０代ぐらいのおそらく看護師さんと思われる人が、私の只ならぬ様子をじっと気にして見ていてくれるのがわかった。その検診センターから例の大きなビニールを持って帰る人はおそらく、重い病気が見つかって紹介状や資料をもって紹介される病院へ行く人だと、職員さんならわかったんだと思う。私も、バスに座ったとたん、もっとヤバイ状態で色々と診察室で話を聞いた事などがフラッシュバックしてきてジワジワと恐怖と喪失感とこれからの不安が込み上げて涙と鼻水が垂れないように必死に耐えていた。バスが、駅に着いた時、その人は先に降りたのにその場所で私が降りてくるのを待っててくれた。「あなた、大丈夫ですか?! 」と優しい笑顔で声をかけてくれた。もーっ、限界だ・・・・私の中の張りつめていたものがブチっと切れた。　そして、すごい泣きが入ってしまった。「すいません、先生の話を聞いているときは何ともなかったんですけど　時間が経つにつれて、ジワジワと実感してきて・・・っ」としゃくりあげながら、話す私の肩のあたりを優しくさすってくれて「あなたは、まだ、若いんだから。きっと治るから。大丈夫よ。」って励ましてくれた。心の中で、冷静に実はそんなに若くないんです・・と否定している自分もいたけどほんと、今、私に優しい言葉をかけたらだめーっというタイミングのお言葉だったけど・・・嬉しかった。やっぱり。まだ、どうなるかもわからないけど。やっぱりガンって言われて恐怖を感じない人がいたらお会いしたいもんだ。そんな時に、人の心の温かさを実感してしまった。その後、涙目の泣き腫らした顔の私に席を譲ってくれた電車の中のおじさん。見て、見ないふりをしてくれた人達。　ほんとにありがとう。感謝ですでも、ほんとどこか１人の場所があったら、駆け込んで一度大泣きしたら、少しすっきりできたと思うけど。泣きたいときに、おもいっきり泣けない辛さをしみじみと実感した。　理性が働いて、こんなおばさんが公共の場で泣いてたら、頭がおかしいかと思われるに違いないし。そして、自宅もより駅まで心配して迎えにきた両親の車に乗り込んだとたん私は、今までのストレスを解消するかのように泣き叫んだのでした。ちゃんちゃん。あーっ、ほんとスッキリした。

そして、告知・・・。

今日も、午後からお休みをもらいこの間の針生検の結果を聞きにいった。職場の先生も、同僚も「きっと、大丈夫!!!」って励ましてくれた。私も、自分でも、まだどこかで私は大丈夫って思っていた。４時半ぐらいに、他の患者さんの診察が終わった頃の予約だったけど、少し早く４時前に着いた私はずーっと待合室で待っていた。すっごい眠気が襲ってきて、うとうとしていた。また、何でもなかった人達が嬉しそうに帰っていくのを横目でみながら・・・私もあんな笑顔で帰れるかなって不安が込み上げてくる。前の再検査の２回は、私の母親が心配で付き添ってくると言い張るので、一緒だったけど・・・。いつも、居残り検査で終了時間の予定がたたないので今回は、結果だけだから１人で聞きに来た。母も、異常なしと間違いなく思っていたようだ。でも、その結果は最悪だった。忘れもしないピンクの番号札３０番の私は、３番の診察室前の椅子に座ってよばれるのを待っていた。ひとつ前に呼ばれた、６０代後半のご婦人が中に入って先生と話しているのが、少し聞こえてきた。途切れ途切れだけど、どうやらそのご婦人は既に乳がんでオペ経験ありらしく、先生とは長い付き合いらしい会話が聞こえてきてた。　この次は、腫瘍マーカーを調べましょうという声と患者さんのお世話さまでしたという声と同時にドアがスライドして中からそのご婦人が出てきた。　私に、軽く会釈して帰っていった。次は、私だなっ・・・って思ったとき・・・。診察室の中から、先生と看護師さんの会話が聞こえた。看護師さん　「これがガンですか?!」先生　　　　「いやっ、こっちだよ。」看護師さん　「あっ、こっちかと思った。　これですね。」えっ?! 何っ?! 今帰っていったご婦人のマンモ画像かエコー画像でも見ての会話?!でも、医療機関に勤める私は察知してた。診察室を出た、患者さんのカルテや資料はごっちゃにならないようによけて、大抵は次に呼ぶ患者さんのカルテや画像に目を通すのが通常だと・・・・。・・・って事は、私の・・・だよ。うそっっ?! 私、ガンなの?!すごい心臓が早くなった。そして、考える暇もなく私の番号が呼ばれた。まるで、ドラマのヒロインだよ・・とどこか遠くで思った。部屋に入ると、これで三度目の先生の顔。ほんとだったら、こんなにお会いしたくなかった荷物をおいて、先生の前に座ると・・・先生が、「検査の結果ですけどねーっ、やっぱりガンの反応が　　　　　でちゃったの。それでね、これはもう手術するしか　　　　　方法がないの。　この検診センターでは見つける所　　　　　までしか担当しないのね。だから、今までの資料を　　　　　持たせるから、キチンと専門の先生にかかって　　　　　ちゃんとした治療を受けてほしいんです。」ほんと、頭が真っ白だよ。　先生が次々に、専門の先生がいる大きな病院の名前と先生達の名前もあげたけど・・そんなの聞こえてるけど、理解できてるわけもない。遠くで、先生の声がうっすら聞こえていた。私の頭の中は、えっ?! やっぱりガンなの・・。わーっ、嘘だよね、現実?! なんだか頭の中でありとあらゆる、否定と疑問の言葉が駆け巡る。でも、「ガンです。」と言われた、私の第一声は意外にも、ちょっと情けない感じの笑顔と共に出た「あーそうですか・・。」だったと思う。告知された瞬間、みんなはどんな反応するんだろう。私の反応ってこれ?!と自分自身を分析していた。泣き崩れちゃったりする人もいるのかな・・。でも、涙はまだ出ない。私は、まだ自覚してないんだ。どこかで、まだ他人事な感じなんだ、きっと。今まで風邪すら引かない健康体の私。入院と言えば、2回の出産とイカのお刺身で大当たりした急性胃腸炎の時ぐらいだし。つまり、病院は私にとって、仕事をしにいくところで、病気を治すためにかかる場所ではなかった。よく、患者さんにも、「あんたは、健康そうでいいねーっ。」って言われて、元気よく「はいっ!!それだけがとりえなもんで」と応えていた。この私が、しかも「がん」だなんて。世界中の誰1人として、私が「がん患者」だなんて気づくわけない。　絶対違う。認めたくない。でも、現実だ。　夢じゃない。冷静に判断できた。そんな中、どこか心当たりのある病院や先生がいればそちら宛に紹介状を書きますよと言われたが、乳がんなんて、予想もしてなかったし、ましてや事前の調査なんてしているわけもなく。。。正直、どこも心当たりありません・・と伝えた。そしたら、その先生が「私は、私が勤める大学病院の乳腺・甲状腺外科の責任者だから、もしどこも心あたりがないのなら、その病院の私宛で紹介状を作成するから、それをもって近い月曜日に受診してください。私が診ますから。」とおっしゃった。先生ったら、そんなスゴイ先生だったのね。私の、見つかるはずもなかったガンをみつけてくれた先生にとことん最後まで、お世話になることにした。これも、何かのご縁だし・・・それに他の選択肢も今の私には浮かばなかった。　先生が差し伸べてくれた手を握るのが精一杯だった。大学病院も、今は６、７割が温存治療だそうだが、それはキチンとこれから検査をして、がんの進行具合やリンパ節への転移などを検査してから術式を判断するらしい。つまり、温存優先で病巣を残しても仕方がないという事だ。まだ、今の私にはどうなるのかもわからないけど。その通り、命にかかわるなら全部とってくれと思ってしまった。まだ、子供のために死ぬわけにいかない。先生は、「あなたは、今すごいショックだと思うけど。　　　　　見方を変えると、今ここにいる事がすごく　　　　　ラッキーだと思ってくださいね。　　　　　なんでもない、左側が検診でひっかからなかったら　　　　　今、あなたはここにいないし、何でもないからと　　　　　また来年とか予定がつかなくて、検診自体受けずに数年が　　　　　たってしまったら・・・・、それこそ大変な事に　　　　　なっていたかもしれない。　だから、ほんとに　　　　　ラッキーだと思って治療に専念しましょう!!!」とも　　　　　おっしゃった。確かに、その通りだと思った。ものは、考えようだよ。　本来、前向きで健康な私、今回の検診で何も異常がなければ、この先の検診なんてもう大丈夫ってな感じでさぼっていたに違いない。　間違いなく、この乳がん自体を温存したまま、じっくりと育てていったに違いない。考えると恐ろしすぎる・・・ほんと、ぞっとする。最後に、私は先生にもう一度これだけは確認したかった。「私の右側のガンは、マンモグラフィーには　写らなかったんですよね?!」　「写らなかったんだよねーっ・・・」と先生も苦笑していた。だから、私の乳がんはラッキー☆なのだそうです。そして、これから先の検査結果＆治療で最終的にラッキー☆と言えるガンなのかはわからないけど、前向きに頑張っていきたいと思います。すごい長くなってしまった。ここまで読んでくれた方がいたらほんとにありがとう。　そして、お疲れ様です。でも、その時々のリアルタイムな感情も自分の覚え書きとして今後大切に保管したかった。どこまで、めげずに(めげる時だってあっていいよね?!)ブログ続けていけるかわからないけど・・私、頑張ります頑張り過ぎない程度に・・・ねっ。　　　　　　　　　　　　

細胞診の結果発表　→　そのまま太針生検へ

いろいろ、ブログ開設日より前へさかのぼって記憶をたどり書き込み中なので整理できてなく読みづらいものとなってます一ヶ月前までしかさかのぼれないらしいので・・・このブログ(涙)まず、すべてのはじまりは、９月の頭頃受けた住民検診の中の婦人科検診というもの。　市町村役場の保健センターみたいな所に、検診車が数台来て流れ作業的にやるものです。私も、そろそろガン年齢かもと思い、子宮がん検診＆乳がん検診のセットで受けました。子宮がん健診は、産後とか以前にも数回検診経験あり。でも、乳がん検診は初体験。検査は、エコーかマンモグラフィーに生まれ年度の奇数、偶数とかで分かれていて今年、私の年齢ではマンモグラフィー検査でした。左右から、サンドイッチ状態で縦にはさむやつでした。痛くないといったら嘘になるけど・・。頑張りました。異常のあった人だけに、通知が来るという事で終了。１０月の始め頃、もう１ヵ月も過ぎて、当然異常なしと思っていたというか、検診受けた自体も忘れかけた頃、再検査にひっかかったと書面で通知あり。　　すごいショックでも、一方ですごい数の人数を流れ作業的に検査してるので少しでも疑わしきはひっかけるという世間話も待合場所で耳にしていたので、その程度の事かと安易に考えていた。２００７年１０月２７日(土)再検査当日。午後、お休みをもらい、県の予防財団の検診センターなる所へ。結構、たくさんの人が再検査に来ていた。先生の診察前に、看護師さんとのお話あり。今回、左側の胸に異常陰影ありで再検査となったと初めて聞かされる。再検査通知では、詳しい記載なしでした。もう一度、左右のマンモグラフィー検査(今回は上下から横にはさむ)をして先生の診察へ。うす暗い部屋で、上半身脱いで両手を頭の後ろにあげ先生の触診。　だいたい、外科の先生は男性だよね、やっぱり。そのままベッドへ横になり、エコー診断へ。左が、検査対象だけど右側から開始。ゼリーを塗って、すべらせるのだが胸の脇あたりはくすぐったい、震えて笑いそうになったけど不謹慎なので我慢でも、そこで耐えて正解!!!先生のエコーの手は、私の右側の乳頭の少し上あたりでピタッととまり、そこばかりをグリグリと確認している様子。なんだ?! 何かそこにある?!そして、先生はしばらくその場所を確認した後・・・。「右側のここに、しこりがあるのね。　このしこりの周りのギザギザな感じが、がんのしこりに　感じが似てるから、採血針ぐらいの針で細胞を採って　詳しく調べて診ますから。　あっ、でもまだガンと　決まったわけではないから、心配しないで。　たまにいるんだよね、あなたみたいに検診でひっかかった　方と反対側の異常が見つかる人・・。」とおっしゃった。し、心配しないわけないじゃん。頭の中が真っ白というか・・・、声も聞こえてるし先生の言ってる事も理解できるけど、流れるような先生の口調に返す言葉もないまま、ただ「はい」と返事だけできた。そして、検査対象だった左側も入念なエコーの結果。こちらは、発達した乳腺が重なり合って影のように見えたんでしょうと言う事で異常なし。そうなんです。　つまり私は、検診でひっかかった側ではない反対側に疑わしきものが見つかったという事。検診時のマンモには、右側のそれは写ってなかったらしい。検診の意味って?! 私は、問いたい・・・。これも、ラッキー☆と言えるのかなぁ・・・。他の患者さんの診察終了後、何人か細胞診のため居残りさせられた人が順番に、検査となった。こちらは、麻酔はなし。処置室のベッドに横になり採血針ぐらいの細い針で、先生がエコーを確認しながらしこりのあたりを指しチクッとした痛み、あとはシ数回シャカ、シャカと軽い何かを吸い上げるような感覚あり。あっという間に終わり。傷口も採血針程度だから全然わからない。細胞診の結果は、２週間後・・・。直接聞きに来てくださいと言われ、今回の細胞針は針が細いのできちんと吸い取れない事もあり、その結果が不明瞭だと、次回の結果の時に太い針を使った検査が必要と説明を受け帰宅。何でもなく笑顔で帰宅していった人達がすっごく羨ましかった。何で私、ここまで残されてるのと不安だらけ。でも、ちゃんと調べてもらって何ともなければすべてよしと自分を奮い立たせる。頑張れ私!!!　きっと大丈夫。。。２００７年１１月８日(木)前回の細胞診の結果・・・なんでも、細胞診のレベルが５段階のうちの３というなんとも中途半端な、境界域だと判明つまり、どっちにも転ぶ可能性大。　よく転べばいいが・・・。先生も、「やっぱりこれだと何とも言えないから、ごめんなさいねー　　　　　今回は、徹底的に調べさせてください。今度は、局所麻酔で　　　　　メスを入れてそこから組織を太い針で採るから・・・。　　　　　それをすればハッキリしますからー。　　　　　同意書にサインをもらわないと、傷害罪になっちゃうからここに署名してねー。」先生も、私の気持ちをほぐそうとして冗談ぽく言ったのかもしれないけど・・・はっきり言って笑えないだろーーーーーーー!!!はははっ・・・という感じの情けない苦笑のみ。細胞診の結果は、異常なしといってもらう期待と、やっぱ針生検かも・・と不安半分で行った私は一気に谷底に突き落とされた感あり。また、追加検査ーっ?!でも、こうなったら仕方ない、また徹底的に調べてもらおう。他の患者さんの診察が終了した頃まで待って処置室のベッドで、オペさながらに横たわり顔から不織布のような右胸の患部だけ丸く切り取られたもので覆われ、何も見えない状態の中・・・局所麻酔。メスで切開して、そこに極太のサインペンの先にボールペンの先ぐらいの太さの針がついたもので、組織を採った。でっかい音が、ガシャン、ガシャンと３回ぐらいなるけどびっくりして動かないでね・・と前置きがあり。まずお試し版で、先生が音を聞かせてくれる。では、本番。　やっぱり、でっかいホッチキスみたいな音が大きいので怖い。　顔からかけられているから、何も見えないし。見えない恐怖もやばい。初体験の事ばかりで、普段は低い私の血圧もこの検査の前には、１３０以上に上がってました。小心者の私には、厳しいっすステリーストリップという、切開した皮膚どうしを貼り合わせてくっつける医療用絆創膏みたいなのをペタっと貼って、そのうえから止血圧迫のための山のように上から重ねられたガーゼとバストバンドという肋骨骨折の時に巻く伸縮バンド(腰のコルセットみたいなもの)で、強烈にしめつけられたまま帰宅。くっ苦しいっっ・・・でも我慢明日の朝までは、はずせないらしい。今日の針生検の結果は、さらに２週間後・・・。神のみぞ知るってやつです。つまり針のむしろ状態です。２週間は長いよねーっ