タキソール☆4クールの3回目(ラスト)
わーいっいよいよ本日、抗がん剤治療最終日を迎えました。採血の結果、白血球の値は2,800。前回、4,000からかなり下がったけど、前にも、2,500で打った事もあるから、先生も、今回は、3回目(最後)だから先週言ったとおり、予定どおり打ちましょうって。はいっ、望むところです通院治療室の先生や看護師さん達も、いよいよ最後だねーって言ってくださりほんと、言葉通り最後になってほしいと心から願う私なのでした神様、頼むよーーっ!!!最後だからってワケではないと思うけど、本日の抗がん剤のためのルート確保も針を刺す痛みすら何もなく、ピッタリと血管におさまってくれたらしくほんとにラッキー☆でした。血管痛も、ひどくなくて終わりよければ全てよしです。ちゃん、ちゃん♪最後は、治療室の看護師さん達や先生に「色々と、お世話になりました。 ほんとうにありがとうございました。」とご挨拶をして帰ってきました。「全然、名残惜しくないお別れだからねっ。」って 担当の看護師さんが力強く言ってくださいました。次回は、1ヵ月後の外来予約になります。白血球の値が低ければ、来週もう1回採血も・・なんて事も先週言われたけど、何とかこの値なら大丈夫だそうです。うわーっ、こんなに診察の間隔が空くのなんて今までで初めて。。。今年の2月からスタートした私の抗がん剤治療もなんとかかんとか、7ヵ月半ぐらいという長いような短かったような過ぎてしまえば、そう感じる期間でしたが、無事終了です。なんだか感慨深い。。。ほんと。やはり今は素直に、頑張ってきた自分をほめてあげたいって感じかなっ1ヵ月先の外来予約日には、採血をしてホルモンを調べるそうです。ホルモンのレセプター(受容体)はプラスというのは術後の検査で判明しているので、今後は5年間のホルモン治療がスタートします。ただ、ひとつ前の抗がん剤(AC)のエンドキサンという薬の影響で生理が3月の中頃を最後にピタッと止まってしまっているので、ホルモンをもう一度調べます。ホルモン治療に使う薬もたくさんあって、その中でも閉経前と後の人に使う薬が違うので、間違ってしまうと大変らしく・・・それを調べてから薬を決めるそうです。抗がん剤で止まってても、閉経扱いって事ですかね?!決して若いとはいえない年齢だけど、閉経にはまだちと早いんですが・・・それとも、薬で止まってるから閉経前扱いなのでしょうか?!次回にまた、聞いてみよっと。。。聞いてみると言えば、、、今日、主治医の先生にコテンパンにやられましたわたしの質問は、「抗がん剤も終了したし、そろそろ身体を本格的に動かしたいって 気持ちもあるんですけど、体力もつけたいし。 ただ、右腕の腋の下のリンパ節を切除しているので どこまでの範囲で運動したらいいものかと思って・・。 リンパ浮腫になるのも怖いし、加減がわかりません。」 って感じです。すると、主治医は。。。何を言っちゃってるの?!的な笑顔で「前にも、説明したと思うけど・・普通に何でもできるよっ。 逆に動かさないほうが、飛行機のエコノミークラス症候群 じゃないけど、流れるものが滞っちゃって、そっのほうが 浮腫とかなりやすいよ。 全然、普通に何でもしていいんだよ。」って。ここからは、ボケと突っ込みみたいな会話ですが、私、 「えーっ、でも、外来の待合のパンフレットが立てて あるところに浮腫の冊子があって呼んだら、 重い荷物を持つのは避けましょうとか書いてありましたよっ。」主治医、「私は、ああいうところに、そういった冊子を置くのは 反対なんだよね。惑わされちゃって、逆効果になるから。 全然、平気なんだよ。どんどん持っちゃって。 逆に使わないほうが、心配だから。筋肉もある程度 つけた方が、それがリンパ液を流す働きを助ける役目を するから、いいんだよっ。」私、 「じゃあ、筋トレとかもしたほうがいいって事ですか?!」主治医、「あのねー。限度ってものがあるからね。 エコノミークラス症候群予防のために、 同じ姿勢をとらないとか、足首を回したりとか 少し立って歩くとかする人はいても、 飛行機の中で、ヒンズースクワットやる人は いないでしょ?!」私、 「・・・・。そうですね(例えのすごさに苦笑)確かに。 じゃあ水泳とかも平気なんですね。 重いものオッケーって事は、変な話ボーリングも オッケーって事ですか?!(ボーリングの玉はさすがに 重いだろとおもって聞いてみた。)」主治医、 「もちろんいいよっ。水泳でもテニスでもゴルフでも 何でもオッケー、とにかく何でも普通で 大丈夫だから。そうじゃなきゃ、乳がんで リンパ節を取っちゃった人は、みんな 身体障害者になっちゃうって事でしょ?!」私、 「まぁ、私は利き腕なので普通には使ってますけど、 特に、日常生活で不便もないですし。 ただ、使いすぎた時は、腕全体がパーンと張った感じが するし、腋の下は、リンパ節と一緒に神経も切って るから、知覚的麻痺は一生残ると言われたし、 実際に、腋の下は何かがはさまってるような 窮屈感もあるので・・なんだか心配で・・・。」主治医、 「とにかく、手術していない左側は、もちろん普通に 使えるし、それと同じように右の手術側もドンドン 使ってね。 知覚の麻痺は仕方ないけど、実際に 腫れているわけではないから。 わかった?!」と、スゴイ早口でまくしたてられ。。。かなり押し切られた感じの私なのでしたでも先生、私、この質問したの初めてですから。何回も話の中で、前にも言ったじゃなーいって感じで言われたけど。。。何人もの患者さんいるんだから他の人に言ってるのと勘違いしたんじゃないの?!めんどくさいから、あえてそこの所は否定しなかったけどいつもは、数分で終わる診察も、私が振ったこの質問によりいつもより長くなってしまったのでした。先生の後ろに立ってた看護師さんが、すごい私を気にして一生懸命、アイコンタクトで同情してくれていたのがおもしろかったけど。まぁー、蚊に刺されるのもダメって書いてあるのも読んだことあるし、実際に先生に「蚊に刺されたんですけど、大丈夫でしょうか?!」って電話をかけてくる患者さんもいるそうだから・・・先生も、蚊に絶対刺されないようにするなんてできるワケがないでしょって笑ってたけど。。次の診察待ちの順番の人、ほんとごめんなさい先生が急に力説しだすから。。。お待たせしました。でもでも、その私が貰って来たリンパ浮腫の小冊子は、リンパ学会の専門医の先生が書いたものだし、生活上の注意点に1、肥満は、リンパ浮腫の発症率を上げる、または浮腫を憎悪させるので注意。2、皮膚を傷つけないように。炎症はリンパ系への負担を増やす。 (これに関しては、主治医の先生も注意してねと言ってました、はいっ)3、重い荷物を持つことは避けましょう。4、睡眠時を含め、腕または脚をあげる機会を増やす。などと、しっかり書いてあります。私ゃ、一体誰を信用すればいいのか。。。まぁ、最後に付き添ってた看護師さんが、私が診察室を出た後、気を使ってくれたのか、横の通路から出てきてくれて、要は、自分なりで調整していけばいいよって教えてくれました。先生が言ったように、ほとんど普通にしてて問題ないし、でも、使いすぎたなって思ったら、翌日は休めるとかペースを掴んでうまく付き合っていけば大丈夫だよって言ってくれました。 普通にできるってのは心強い、確かに。結局、自分の身は自分で守れって事だよね。。。私は、実際に乳がん術後のリンパ浮腫の患者さんも、外来の待合で数人見てるし、話も聞いたんだよね。ああだけは、やっぱりなりたくないもん。1度なっちゃうと治らないらしいし。たいへーんだから、私、適度な運動はしても、ボーリングは、多分、恐らく、ぜーったいやんない今日は、かなり打たれたから、ストレスたまってて長編大作になってしまいました。何はともあれ、私の抗がん剤治療は、今日で終了なのでした。めでたし、めでたし♪