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分太郎の映画日記

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2007.02.28
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 池部良、原節子、司葉子の主演による、島津保次郎監督の往年の名作(1939年)のリメイク。互いを暖かく思いやる兄夫婦と妹の姿を描き出してた、ちょっとした感動作。

 池袋の新文芸坐で開催中の「二枚目スター 池部良の魅力のすべて」にて上映(2007/2/26)。
 評価:☆☆☆☆

 真面目な会社員の兄(池部)は妻(原)、商社に英文タイピストとして勤務する妹(司)との仲のよい三人暮らし。このところ部長の囲碁の相手をして帰宅が午前様になるのが玉に瑕ではあるが、その部長から妹の縁談を進められる。一方、仕事の出来ることを妬んだ会社の同僚の企みで、会社の中には彼が上司に讒言して取り入る嫌な奴との評判が流れて……。

 後半、男の嫉妬による“災い”が降りかかるまで特別に大きなドラマがあるわけではなく、割と淡々と話は進むのだが、妹の幸せを願う兄夫婦の心情と、自分が原因で兄の会社での立場が悪くなっていることに気づいた妹の兄を思いやる心遣いのそれぞれが、細やかに丹念に描かれていて、非常に心地よかった。

 池部と原の夫婦は、まさに美男美女の理想的な取り合わせとしか言いようがないが、デビュー2年目の司葉子が妹役をはつらつと演じていて非常によかった。また、加藤大介もちょい役だが憎まれ役を好演。

 戦前の島津監督によるオリジナル作品も観てみたいのだが、どこかで上映されないだろうか。 

『兄とその妹』
【製作年】1956年、日本
【配給】東宝
【監督】松林宗恵
【脚本】島津保次郎
【脚色】長瀬喜伴
【音楽】黛敏郎
【出演】池部良、原節子、司葉子、柳永二郎、平田昭彦、藤原釜足、加東大介 ほか





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最終更新日  2007.06.08 15:51:28
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