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2008/10/24
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カテゴリ:道北のお店



今年の7月15日、旭川へ桜に逢いに行ってきましてね^^
その行く途中で念願だった富良野麓郷にある
らあめん屋とみ川」さんに伺う事が出来ました。
このお店は現在も札幌エスタのらーめん共和国に出店しており
知名度が高いお店のひとつ。

17945316_3995912430.jpg

以前小野田そばに来訪した事があり、
なんとその向かいにあったのですねー!
知りませんでしたよ…。

17945316_492738371.jpg

麓郷の「麓」という文字の暖簾がいいっすネ♪
では暖簾を潜りまっす。

入ってみると、これが中々の広さです。
大きなオープン厨房があり、
その廻りに配したカウンター。
そしてテーブル席が多い。

私の入店時間は昼真っ只中。
お客さんが約5割近いでしょうか?

「いらっしゃいませー」

うん大きな声でお出迎え^^
ただ威勢の良いだけでなく、
温かみのある優しい声掛けにニヤっとしてしまいましたw
これだけで、うんいいっすね。


さてカウンターへ。
メニューを拝見すると、拘りが。
『旨味調味料は使いません(中略)保存料・添加物は"ほとんど"使っておりません』

この"ほとんど"が味噌。実直さが判るというものです。
出来る限り厳選したものを使用するにしても
少なからず素材、調味料に含まれている場合もある。
大袈裟に無化調を謳うお店に私が疑問符が浮かぶのはそういうところ。



では私はデフォの醤油らあめんにチャーシューをトッピング。
麺は通常平打ちが使われるが
その他に極細、地獄、石臼など選択、また替え玉が出来る。
全て自家製麺らしい。

そしてなんと昼メニューと夜メニューでは
若干らあめんの種類が変わるようである。
こりゃー夜もお出でませ!ということかww


待っている間にもお客さんが入ってきます。
厨房をよく見ると店主さんの目配せにまたもやニヤっw
調理をしながらもお客さんの一人一人の動向に注意しておるのが見受けられる。
うーんいいっすね(^o^)丿
更にサポートするお弟子さんも素晴らしい。
こんなに混んでいるのに私のお冷の事を気にしておったようで。

「お冷のポット、遠くないですか^^?」
「すいません、角で狭いですね」

私だけでなくその他のお客さんにもちょっとした気配りが。
これはひとえに店主さんが自ら行動として見せていないと
ここまでお弟子さんに伝わりません。

お!厨房をみると丼を事前に温めている。
嬉しい配慮です。


お!そうこうしている間にキマしたよお♪
醤油らあめん650円にチャーシュー+200円です。
17945316_3122731507.jpg

うーん柔かい風味が鼻を擽る。

では一口。
鶏ガラベースらしいですが、
なんともコクが口内に一気にひろがる。
旭川ラーメンが源流のような気もしますが
魚介風味は知覚されどベクトルが全く異なるな。
こりゃ旨い!

17945316_1937354934.jpg

麺は平打ち。喉越しが面白い^^
チュルチュル入ってく。
スープの絡みがどうのこうのじゃなくて
麺そのものが旨い。
先述だが、風味が鼻に抜けて嗅覚まで味わえる感覚。
今まであまり食した事がないかもしれない。
更に驚きなのがほうれん草!
なんだ?!旨いっす!ほうれん草が。なんで?
更に更にここのロースチャーシューは絶品。



こりゃ、なんかワクワク、ニヤニヤの連続だ。


マズいはまっていくww
よし!こうなりゃー替え玉だ!!

「すいませーん、石臼で替え玉お願いしまーす」
「はいかしこまりました^^ありがとうございます!」


で、キマしたww
17945316_2942923290.jpg

表面になんかの油を少々絡ませておりますねー。
と、ここで店主さんが。

「まずは麺をそのままで七味唐辛子をパッとかけて食べてみませんか^^??」
「え??唐辛子ですか?!」

半信半疑で七味をかけ皿の上でそのまま食してみた。
………!

あちゃーこれはこれで麺の味が生きているのが判る。
イキだな、まるで蕎麦のようだ。面白い(^o^)丿!


では丼に投入!
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はいはいはい麺が旨い!
しかしもうその頃にはスープが少々冷め、
熱々で頂けなかったのが残念(泣)…


もうねーここまで来たらイクしかないっしょ!
はいチャーシュー丼(300円)、追加ねww
17945316_1531356316.jpg

厚めのチャーシューで良いっす^^
これで250~280円位だったら飛んで喜びます。



さて富良野の奥地麓郷でこんな凄いお店があったのです。
味だけでなくソフト面が素晴らしいと感じました。
らーめん共和国でも食した事のある方は
本店のほうが旨いと評される方が多いようです。
それはそれで置いといて私が感じるのは

17945316_1155584695.jpg

地産に拘っていながらにして
他地域で支店を構えてしまってはどうなのか?
本店だからこそ!のプレミアム感であろうか?
夏場には富良野産素材自給率100%の時もあるそうだ。


富良野だからこそ頂ける「とみ川」のラーメン(らあめん)。
だからこそ麓郷まで来て食す意味があるというもの。


店内にこんな言葉の書が掲げてあった。
店主富川哲人さんのポリシーがこの言葉に集約されている。
これにつきるのではないだろうか。



「フラノを愛し、富良野を食す。 哲」





らあめん屋とみ川* HP
時間 11時~21時(LO20:30)
住所 富良野市字麓郷市街地の5
定休 水曜日





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Last updated  2008/10/24 12:30:10 PM
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