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カテゴリ:十勝のお店
昨年の暮れに閉店してしまった札内の駅近くの駄菓子屋がありました。 札内に住む子供達が下校途中、また遊びに、とよく立ち寄っていたと聞きます。 経営するのは厳ついが心優しい親父さん、 また笑顔が素敵で柔らかな物腰のお袋さん。 そこがすごろく屋です。 元々はこちらのご夫婦は陸別のドライブインを経営しておりました。 その当時は札内にはすごろく屋の裏、表通りに駄菓子屋があったのです。 そこは現在は魚屋さんになってますね。そこでお婆がやってたんです。 ご夫婦は陸別から移住し、すごろく屋を始めます。 仕出しや弁当などもやっておりました。 そこの唐揚げ棒は秘伝のタレで漬け込んだ絶品の品でした。 ソフトクリームも昔ながらのお味で大好きでした。 昔のお婆の駄菓子屋では札内の(今の30~40代)子供たちなら 知らない人はいないかもしれませんね。その向かいのスーパーでは 現在のたいやき工房社長の親御さんが鯛焼きを焼いておりました。 私は陸別のドライブインによく泊まりに行っていた思い出があります。 その中でも印象に残っている思い出は、ドライブインの常連さんの トラックの運ちゃんに親父さんがお願いし、根室まで私を乗せて 送ってくれた事でした。子供ながらに強面の運ちゃんが怖くて、でも ドライブ中の運ちゃんが優しく、また窓から彩り変わる景色に胸躍らせた 記憶が今でも鮮明に覚えています。 そしてお婆の駄菓子屋ではよくお盆や夏休みに遊びにいき タダで駄菓子を貰って、地元の子供達とは違う扱いだ、 と変な優越感を感じる我ながら卑しい子供だったと思い出します(汗) 出来ればこの閉店したすごろく屋も現在(いま)の子供達に 愉しかった素敵な思い出が残っていて欲しい、と願います。 あーこんな恐いオッちゃんいたなー、とかオバちゃん優しかったなーとか。 おじちゃん、おばちゃん、永らくお疲れ様でした^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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