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親戚のおじいちゃんの遺作展が開催されます☆
~ 山口伊太郎遺作展 ~ 源氏物語 錦織絵巻 会 期 : 4月27日(日)~ 7月6日(日) 場 所 : 相国寺 承天閣美術館 (そうこくじ・じょうてんかくびじゅつかん) 京都市上京区今出川烏丸東入 開館時間: 午前10時~午後5時 入館料 : 1000円 ☆アクセス案内☆ JR京都駅 または 阪急電車烏丸駅より → 京都市営地下鉄烏丸線 今出川駅下車徒歩8分 京阪電車出町柳駅より → 市バス201・203系統 同志社前下車
伊太郎おじいちゃんは、明治34年生まれ 西陣育ち。 昨年6月に105歳で亡くなるまで、 ずっと西陣織にたずさわり 織物というものを追求し続けたひと。
子供心ながらに、その飽くなき探究心というか バイタリティーというか 織物に対する ただものならぬ情熱を感じずにはいられませんでした。
業界では泣く子も黙る重鎮でしたが NHKの特集番組や雑誌などにもよく登場してたので ご存知の方もいらっしゃるかも。。。
親戚の私たちにも いつもよくしてくれた素敵なおじいちゃんでした。
上七軒の歌舞練場で鬼ごっこをさせてくれたのは このひと。
お正月、いとこたちと一寸劇を披露したら「おひねり」をくれたのもこのひと。
ハレー彗星を2回体験するという、おそらく世界でただ一人!なひと。
100万円する下着をまとっていたのも ・・・このお方。
そうそう、 うちのおばぁちゃんが作る巻き寿司を 「料亭のんより うまい!」と言ってくれてたなぁ・・・
今回、伊太郎氏が晩年取り組んでいた作品 「源氏物語絵巻」を中心に遺作展が開催されることになりました。 この作品はフランスのギメ国立美術館にも所蔵されているんですよ!
きらびやかでありながらも、 奥ゆかしく どこかしっとりとした色使い。 細やかな仕上がりとその表情は、 「織物」の概念をくつがえされるはず。
見ていると 登場人物の感情までもがふんわり浮き上がってくるから不思議。 日本には、われわれには こんなに美しい色使いと繊細な仕事ができるんだ・・・!って感じます。
一生を織物と共に過ごし歩んできた方の作品展です。 ぜひいちど足を運んでみてください。 会場の相国寺も とてもいいお寺ですから。
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