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カテゴリ:久米の薬草
沖縄のローカル新聞「琉球新報」に通信員ネットがあり、粟国島からの通信で「ツクシメナモミ」という雑草の記事が載っておりました。
実は先日、私が薬草茶を扱っていると知っている友人が「痛風草」という薬草を持ってきてくれましたの。数年前から久米に「痛風草」と呼ばれる痛風に良く効く薬草があると言うことを聞いておりましたが、その正体がわからずにおりましたところ、友人の畑にいっぱい生えていると言うことで昨日もってきて下さったのです。 確かに子供の頃よく見かけた雑草のようでしたが、和名がわかりません。早速久米で一番植物に詳しい(と、私が思っている)久米島高校の音楽の先生に聞いてみましたところ、「それはツクシメナモミだろう」という返事を頂いたばかりの日だったのです。 「効能はわかっていないが、健康に良いと言うことで中高年に人気があり、他の島ではすでに取り尽くされている」という内容の記事でした。が、久米では「痛風草」と呼ばれるくらいですから、その効能は「痛風薬」というところでしょうか。そして粟国島同様まだまだそのあたりにたくましく育っているようです。 科学的証明はなされていないと思いますし、口づての効用でしかありませんが、「一発で痛風が治る」と豪語されるくらい、「優れもの」なのだそうですの。 半生葉を数枚用いて早速お茶を立て、お客様方に試飲していただきました。残念ながら痛風のお客様が居合わせず「一発効能」の有無はわかりませんでしたが、なかなかのお味であまりクセもなく、十分お茶で楽しんでいただけます。 薬草茶を出しています私としては、もちろん採取に行かない訳はありません。隠れた薬草をまたひとつ見つけだし、島茶としてお出し出来れば、素敵ですもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月04日 03時27分27秒
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