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さて、ホタル祭りのお手伝いで、お店を2日も休んでしまいました。商店街の一大イベントが終わりましたので、またそぞろお店に戻り、いつものように仕事が始まりましたの。
このところお祭りに気を取られ、空気を感ずることを忘れておりました。ふと気がつくと商店街の川沿いに、真っ赤なデイゴの花が咲きだしていました。沖縄県の県花で燃えるような赤い花を咲かせる大きな木です。 この木はとても柔らかく木彫りに向いているという事で、大城さんという友達が、よくお面を掘ってくれますの。 宮古のアンガマに似た風情で、爺様や婆様のお面、鬼のお面、滑稽なお面、あるいは枝を利用した大きな白蛇の彫り物とか、木の形をうまく使っていろいろなものを彫っているようです。私が頂くものはおおかたお面が多いのですが、荒削りで素朴なものばかりですの。 こういう方って実に器用で、器用な分お料理も上手なのですね。店を作ってくれた「好坊」もお料理抜群でしたし、どちらも喫茶をやっています私のところに、お料理を作って持ってきてくれるですから、店主かたなしですわよね。 私はよく大城さんに、「隣のショップ(リサイクルショップ花龍)で売れるわよ」と声をかけるのですが、全然相手にしてもらえませんの。どこか頑固で趣味に徹しているところは、やはりちょっと変わった方(ヘンジン?)の部類に入るのでしょうか。 花龍のお台所にはデイゴの白蛇が乗っていますの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月26日 03時41分05秒
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