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「ガラサー山」は、実はその上に「角」を生やしているゆえ、男性のシンボルとも称されています。昔から拝所として、男性のシンボル岩としてこの地域では敬愛されてきましたの。
島にはもう一つ女性をあらわす奇岩が存在します。海に突き出た岩盤にぽっかり開いた穴が、女性にたとえられ「ミーフガー」と呼ばれて、同じように敬愛を持って親しまれています。 この二つの岩を参拝すると子宝に恵まれるらしく、同じ通りの民宿のご主人が「結婚して十数年も子供の出来ない(観光に来た)ご夫婦を連れて行ったら、なんとあきらめていた子供が出来たとはがきをよこしたよ」と、まじめに話していましたわ。 考えて見ますと、「ミーフガー」は風光明媚なため、観光の名所になっており、大勢の観光客が訪れますが、「ガラサー山」に観光に来る人は滅多におりません。「男」があって「女」がある。あるいは「女」あって「男」がある、どちらでもよろしいのですが「ミーフガー」があって「ガラサー山」があるのは、ごく当然のように思われるんですが・・・。 観光という業界の中に「ガラサー山」がマイナーなのは残念です。 最近、ミーフガーはガラサー山から島を通り抜け、真北に一直線につないだ線の上にあるのを発見しましたの。つまり二つの奇岩は、ほぼ同じ経線上に位置していると言うわけです。誰がこの奇遇を「男岩」と「女岩」の名称で現わしたんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月03日 02時33分49秒
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