ま。いっか。

運命の日
１月１５日　日曜日

ここのところの彼の態度にイライラ気味だったみぽりん。
いくら、みぽりんが明るく接するにも限度があります。

堪忍袋の尾が切れて、ぷっつんしてしまいました。

「いったい、どういうつもりなのよ！」

「・・・・・・」

長い間の沈黙。

彼の言葉は、半年前と同じ言葉でした。

「結婚、辞めたい」


ファミレスでこの話を聞き、とりあえず店を出ようと駐車場まで行ったのですが、
同じ車に乗って帰る気にもなれず。。。

車に乗らず、歩いて帰るというみぽりんを、彼は必死で説得して
車に乗せました。

きっと、このまま帰したら、何をするかわからないオーラでも出ていたんでしょうか。


とりあえず、みぽりんの実家に行き、状況を説明。

両親も驚きを隠せません。

きちんと状況を説明して欲しいの要望にも

彼は「すみません・・・」の一言ばかり。


結局、みぽりんと彼の二人で話し合いをすることになりました。


そこで、ビックリする事実が・・・


彼には気になる女性の存在があったのです。


始まりは、６月。

急に家に彼女（今後：Ａさん）から電話があったそうです。
顔見知りだけど、電話番号の交換などしていなく、ビックリしたと。

Ａさんは、彼が気に入って、知人を使って電話番号を入手してかけてきたと。
自分と付き合って欲しいとアプローチ。

彼の気持ちが揺らいでしまったのです。

そして、第一回目の「結婚辞めたい宣言」に繋がるのです。

でも、傷ついたみぽりんの姿に耐える事ができず、、
また、みぽりんの元に帰ってきたのです。

その時に、彼はＡさんに「実は結婚するんだ」と初めて告白したらしいです。

それでも、Ａさんの電話攻撃は再三続いたらしく・・・

みぽりんのアメリカ旅行の間に連絡が取れなかった時、
彼は、Ａさんと会っていたらしいのです。

これで最後にしよう・・・最後にしよう・・・と思いながらも、
お正月にも一度会ったらしく。。。


それよりももっとビックリしたことは、、、
Ａさんは、みぽりんの顔見知りな人でした。

Ａさんに交際と断ったとき、相手は誰なのかとしつこく聞かれたらしく、
彼は、みぽりんのことを話してしまったらしいのです。

結婚相手がみぽりんと知っていながらも、しつこく迫ってくるＡさん。

みぽりんは、許す事ができませんでした。

もちろん、優柔不断な彼のことも、、、

つづく