猪と鹿 いのしし&しか 動物園じゃなくてお肉です
今日は、シェフと一緒に紀美野町へ。いつも柿を分けてもらっている古田さんですが、今日は、そのおじいちゃんが猟師ということで、猪肉があると聞き、見に行きました。山の奥深く古田さんちでは、いつもどおり猟犬5頭がけたたましく吠えて出迎えてくれました。いつも、柿を分けてもらう時は、「うるさい犬やな」としか思わなかったのですが、今日は、こいつらがおじいちゃんと一緒に猟に出てるんやなと思うと、なんとなく親しみがわきました。近づくと、飛び掛って来て怖かったのですが、じゃれているだけと聞くと、かわいくも思えました。今まで、番犬に吠えられているように思っていたけど、これからは、歓迎してくれているんだなと思えそうです。そして、猟師のおじいちゃんに面会。優しい気さくなおじいちゃんでした。今シーズンもう何度か猟に出たらしく、冷凍ストッカーには、猪肉の塊が小分けされて入っています。その中から、背ロースの部分を分けてもらいました。猪は、赤身の部分より、脂の部分がおいしいそうです。だから、バランスよく脂のついた部分を選びました。その時見つけたのが、「鹿」って書いた袋。「これって鹿肉?」って聞くと、「そうこの間獲ったばかり」との返事。行く途中シェフが「鹿肉ってないかな?」と言っていたばかりなので、なんと絶妙なタイミングで登場してくれたものです。ということで、鹿肉もGet!この辺では、鹿は少なく、貴重なようです。鹿刺しにするとおいしいそうです。ということで、今日は、しし肉としか肉を調達。どんな料理になるか楽しみです。シェフがイタリアにいたとき、猪や鹿の料理をよく見かけたし実際食べたりしたので、興味があったそう。滞在していた町の近くに猪料理の町があったとか。イタリア仕込みの野生肉料理。近々カフェに登場するので、お楽しみに。途中、山のレストランと温泉に寄ったので、明日はその話で。