[イタリア]の記事一覧 | かえるの喫茶店

殺人マップ

ネオンブルーアパタイト×K14ホワイトゴール...　青の洞窟で検索したらこれが出てきたよ。それぐらい“青い”ていうたとえみたいｗVedi Napoli , e poi muori. （ナポリを見てから死ね）……という諺があるぐらいとっても美しいところらしいのですが、わたしゃ特に行きたいとは思わないんですよ。世界三大夜景の街とか、世界三大美港のある街とか言われてて、ほんとキレイなところらしいのですがｗ；で、そのナポリの美術学生たちが、地元のマフィア（Camorra）が起こした殺人現場の｢観光マップ｣を作製して配布しているそうです。（元記事AFP）ゴミ処理場の問題が持ち上がってから更に魅力がなくなったのに、この殺人マップ……。マフィア支配を非難することが目的らしいのですが、こんなもの配布したらますます観光客が寄り付かなくなると思うんですけどねぇ。あ～、でも“青の洞窟”は見に行きたいかなｗトップページに戻る

トラブルとらべる　イタリア旅行記　【０４】

ええっと……。前回の旅行記アップからなんと半年がたってしまいました。何処まで書いたか思い出すために読み返したところ、わたしはまだ日本国内の留まっているじゃありませんか（驚愕）。ちょっとテンポアップしたほうがいいかもしれませんね。幸いなことに半年が過ぎてこまごまとした出来事の記憶が薄れております。続きをサクサクッと更新でき……たらいいなぁ（遠い目）。（※この日記は１０月１９日に修正アップしております）不安を抱えつつ、機上の人となるで、つづき。ミールバウチャーを使ってアイスクリームを買い、むさぼり食った後ったあと、更にロビーで待たされました。ああ、乗り継ぎ時間がどんどん少なくなっていく、といらいらしながら待つこと３０分。やっと搭乗手続きが始まりました。「乗り換えに間に合うかどうか不安なんですけど」と言うと、「たぶん大丈夫ですよ」とちっとも安心できないコメントが帰ってきました。ゲートをくぐり抜け、国外に出てしまった後で不安になってもしかたがない。でもやっぱり不安。これから旅に出るという高揚は感じられず、なんだかどんよりとした気分で機内に乗り込みました。数時間後にはオランダです。乗り継ぎが上手くいけばオランダ滞在はわずか３０分。ヘタをすれば一泊……。旅費に余裕がないわたしはそれだけは避けたい。ふつう、不安は食を細くするものです。でもこの旅はのっけから普通じゃなかった。わたしは出された機内食をすべてペロリと平らげました。胃は予知していたのかもしれません。美食の国イタリアを旅していながら、ほとんどまともな食事が取れないことを……。つづく。

トラブルとらべる　イタリア旅行記　【０３】

はじめてのミールバウチャーいままでいろいろトラブったけど、これをもらうのは始めて。５００円分の金券（ミールバウチャーって言うんですか、これ。あとで知りました）を握りしめ、とっても得した気分でうきうきとカウンターを離れたわたし。これを使って朝食をとることにし、カウンター近くにあったスターバックスへ向かいました。アイスコーヒーとシナモンスコーンを一つだけ注文し、いざ金券を提示。一泊の間。おもむろに券を手にしたレジのおねーさん、眉頭をぐぐっと寄せたかと思うと、「暫くお待ちください」の言葉を残して奥へ引っ込んじゃったじゃないですか。なんかイヤな予感。いきなり赤案の定、使えませんでした。券を差し返しながらお姉さん、「申し訳ございませんが、当店ではご利用頂けません」と問い顔。落ちた視線の先は、わたしが手にするトレーです。そこにはアイスコーヒーと温められたスコーンが……。払いますとも、現金で。払いましたとも、現金で！たかが５００円そこらとはいえ、超がつくほどの貧乏旅行なので予定外の出費は痛かった。ちょっぴり顔を引きつらせながら、自腹で買ったスコーンをパクつきました。スタバカフェの美味しさも半減です。壁のデジタル時計を横目で眺めつつ、テーブルに肘をついてアイスコーヒーを飲みながら思ったことは、「ん、じゃあ、コレどこで使えるのさ？」。航空会社のお姉さん曰く、当日のみ有効。聞かなかったけど、たぶん関空のみ有効。日本を離れるまであと２時間ほどしかありません。わたしに残された時間は後僅かです。ちくしょう、意地でも使っちゃる。とりあえず、先に航空チケットをもらわないと話になりません。よし、と気合いを入れてコーヒーカップをひっつかむと席を立ちました。そりゃないよ、お姉さん「まだ決まっていません。先に出国審査をすませて、中のカウンターでこれと引き替えにチケットを受け取ってください。１４番ゲート、１２時１０分の搭乗です」がらーんとした発券カウンターで引換券を受け取ると、背負った荷物がぐんと重みをましました。たかが券一枚、なのになんと重いことか。なんだかなぁ。まだ半日もたっていないのになぁ。もーどうでもいいや。えへへへへっ。とにかく出国してしまえば後は何とかなるでしょう。お姉さんに金券が使える場所を聞いて、そこはおとなしく退場しました。時刻は１０時４８分。一時間ほど余裕（？）ができました。さあ、金券を使うぞ！おみやげ屋さんでダメ出し、ミネラルウォーターを自腹で購入。うむむ、そういえばお姉さんは「売店で使えます」と言ってたような。で、売店に移動。チョコを買おうとしてダメだし。え、なんで？　チョコは買わずに棚に戻しました。そんなことを５回ほど繰り返したでしょうか、残り時間が２０分になったところで諦めました。５００円分の券のために飛行機に乗れなかったなんて、悲劇を通りこして喜劇です。手荷物検査でトラブル少々あわててセキュリティーチェックを受けに行くと人影もまばら。カゴに上着やサイフなどを入れつつ、これはすぐに済むなと思っていたら、みごと検査にひっかかちゃいました。バックを開けて調べられたのは初めてです。「刃物を入れた覚えはありませんか？」と問う職員。「ありません」と答えるわたし。中を探られること数十秒、バックの中からハサミが取り出されました。ああ、恥ずかしい。そういえば荷づくりの途中、ガイドブックの切り抜きをしてたっけ。すみませんと謝ってハサミを受け取り、没収箱に入れました（規則かなにかで持ち主本人がいれないとダメなんだそうです）。これで１０分近くのロス。あと１０分で搭乗ゲートまでたどり着かなくてはなりません。これで出国審査でもトラブったらアウトです。どうしてこんなことになるんでしょう。急いで階段を下り、出国審査を受けました。あっさり終了。なにも悪いことはしていないので、あっさり出国できて当然なんですけどね。でもその時は、「いいの、本当に出国していいの？」と少々戸惑いながら先を急ぎました。さて、ゲートはどこだ？まだ先があったこれは帰りに撮った写真。行きは写真を撮る余裕なんて……。免税店のウィンドを長めながら早歩きしていると、なにやら駅のような場所にたどり着きました。そう、搭乗ゲートはリニアに乗った先。がびーん。間に合わない。いや、まだ、まだぎりぎり間に合う。気ばかり焦り、意味がないとは思いつつリニアの中で走りだす始末。先頭車両（といっても２両ほど）にたどりつくと、オシッコを我慢する幼女のように身をくねらせつつ、一秒でも早い到着を祈りました。祈っても早まりませんでしたけど。背中に痛いほど視線を感じつつ、リニアの扉が開くとすぐに飛び出し、猛ダッシュ。でもすぐに減速。日頃もっと運動しておけばよかった。早歩きよりちょっと早い程度のスピードでしたが、１４番ゲートにたどり着く頃には息も絶えだえになっていました。それでもなんとか間にあいましたよ。チケットプリーズたどり着くと、もう搭乗手続きが始まっているはずなのにゲート前に列はなし。フロアには搭乗待ちと思われる人があふれていました。へんだな、と思いながらも真っ直ぐカウンターへ。正規のチケットに引き替えてもらうため券を差し出すと、金髪のお姉さんが水の入ったペットボトルを差し出してきました。謎です。わたしが欲しいのはミラノ行きの航空券であって、ミネラルウォーターが入ったペットボトルではありません。(@公@)ってな顔をしたら、金髪お姉さんの顔も(@公@)ってな顔に。い、いや、そんな顔をされても水はいらん。“NO Thank you”“ok”いやいや、オッケーやない。チケットプリーズ！困り切っていると、横から日本人スタッフが助けに入ってくれました。出発が３０分遅れているとのこと。さっきのミネラルウォーターは「お詫び」だったみたいです。またか、と思いつつチケットを受け取とりました。ん～、チケットを見ると「関空→スキムポール→マルペンサ」……結局同じルートじゃないか。都合１時間半の遅れ。ああ、もうどうでもいいや。スキムポールでも走るよ。走りますよ！３０分の暇ができたので、ソフトクリームでも買って食べることにしました。イライラしたときは甘いものが一番です。にしても、この緩急の激しさはなんなんでしょう。運がいいのか悪いのか。ソフトクリームを受け取るとき、もしかしたらと期待をこめて５００円の金券を差し出すと……使えました。やっと使えました。あと少しで紙くずになるところでした。やっと出国。でも、まだ日本国内。この日の話はさらに続く……。

トラブルとらべる　イタリア旅行記　【０２】

とりあえず大阪市内に移動新今宮駅に着く頃には、ヒーターの電源を切った切らない云々の悩み事は頭の片隅というか、頭蓋骨外にはじき出されすっかりイベントモードに突入状態のわたし。重い荷を背負っているにもかかわらず軽やかに階段を駆け上がり、南海・新今宮駅のきっぷ売り場改に向かいます。朝のちょっとしたトラブルのためラピートを乗り逃がしていたので、関空へは「快速」で行くことにしました。キップを購入し、ホーム手前の案内板を見上げると次ぎの関空行き快速列車は１０分後。ここでちょっぴり自然の欲求に耳をかたむけることにしました。あわや列車に……とりあえず快速の着く３番ホームへ。なにが「とりあえず」なのかよく解りませんが、そのときはトイレの前に３番ホームに行かなくてはならないような気がしていたんです。徹夜明けで脳が酸欠になっていたのでしょう。こうして無意味に３分ほどホームをうろついてから、ようやくホーム下のトイレへ向かいました。……で、トイレについてびっくり。混んでいるじゃーありませんか。できないとなると途端に我慢できなくなるもので、「関空までもちましぇーん」状態に。こうなるともうホームへ戻れません。スッキリしておかないと気が済まない。なんでこんな時にかぎってこうなるかなぁ～。いらいらソワソワしながら待つこと約３分。自分の番が回ってきたので急いで用を足し、ロクに手も洗わず（手なんぞいつでも洗える）、あわててホームに駆け上がりました。快速が来ていました。ドアが開いています。正確に描写すると閉じかけてました。乗り込もうとしてドアに体を挟まれました。両肩に軽い衝撃を受けたその瞬間、「のぁぁ～っ」と意味不明な言葉を叫んでしまいましたが、さいわいなことに車中の乗客が少なかったため、あまり恥ずかしい思いをせずにすみました。関空までの道中、わたしが寝たふりをしていたのは言うまでもありません。関空到着列車は何事もなく９時２０分すぎに関空駅に到着。寝たふりが本当に寝てしまっていたところがあるようで、ところどころ、とくにホームに着く直前の記憶が抜け落ちていましたが、とにかく関空につきました。時間も時間なので真っ直ぐチェックインカウンターへ行きました。少し焦っていましたけど、すんなりたどり着きましたよ。さすがに関空では迷子になりません。迷子になっても大丈夫だったんですけどね。遅々として進まずチケットと荷物のチェックをうけて、エコノミークラスのカウンターへ。すでに何十人か並んでいます。とは言っても、この位置なら２０分も待たされることは無いだろう、出発まで２時間あるし余裕よゆう……と思っていたら、まさか１時間以上も待たされることになるなんて！じりじりと列が進む中、「トイレに行っててよかった」だの、「やっぱり２時間前にきててよかった」だの、３０分前とほぼ変わらない位置でのんきなことを考えていました。「ちょっと遅すぎないか」、と焦りだしたのは関空到着から１時間後のことです。カウンターを観察してみると、客の一人ひとりが何か地上職員にクレームをつけているもよう。すんなりチェックインしているひとはごく僅か。荷物の預け入れでそんなに揉めることがあるのか、とカウンター前に陣取る外人に腹を立てていたところ、後ろにいたおばさん３人組の会話が耳に入ってきました。「この飛行機、遅れてるからノンビリチェックインしてるんやね」１時間半遅れやて「はぁ？　遅れてるんですか、これ？」くるっと振り向くと、いきなりおばさんたちに話しかけていました。聞けば搭乗予定の飛行機がさっき関空に着いたところだとか何とか。あちらの空港で何かトラブルがあったらしく、到着時間が大幅に遅れたらしいよ、とのこと。すると、カウンターでクレームをつけていたのは……わたしと同じく乗り継ぎの時間の余裕がない人たちか。ひ～。カウンター近くまで進んだとき、案の定、「乗り継ぎできなかったり、現地到着が遅れて予約していたホテルがキャンセルになった場合、どないしてくれんねん？」という話があちこちのカウンターから聞こえてきました。ほんと、どないしてくれんねん？予定たたず自分の番が回ってきたとき、ミラノへの乗り継ぎが２時間しかないことを告げました。「このまま１時間半遅れですむならギリギリ間に合うか？」というところです。乗り換え空港で端から端まで移動していたら、間に合わないかもしれません。というか、これ以上出発が遅れたら絶対間に合わない。大丈夫なんですか？こちらの問いにカウンターのお姉さんは、「もしかしたらアムステルダムからパリに飛んで、パリからミラノへ飛んでいただくことになるかもしれません。その場合、ミラノ着は夜の１０時（現地）になります」、と回答。さらに「もしかすると、他社の便で直接パリに飛んでもらい、そこからミラノになるかもしれません」とも。なんじゃ、そら。現時点ではまだ未確定なことが多く、はっきりしたことは言えない決められない、ということで一旦カウンターを離れることになりました。そのとき当日限り有効５００円分の金券（右の写真）のチケットをもらったのですが、これがまたいらんトラブル（？）を起こすもとになりまして……。３０分後に再びカウンターに戻ってきたときには疲労困憊していたのでありました。まだ日本国内、この日の話はまだまだ続く……。

トラブルとらべる　イタリア旅行記　【０１】

いきなり出遅れ……予定どうり、時間どおり。わたしにとってはかなり難しいことです。約束の時間に約束の場所に現れたためしがありません。出発の朝も例外ではありませんでした。「余裕を持って６時半には家を出よう」と思い、寝過ごさないよう徹夜までしたというのに、けっきょく家を出たのは７時すぎのことです。ささっと身支度を整え、パンパンに膨れあがったバックパックを背負うと、朝ご飯も食べずに家を飛び出ました。撮るか、ふつう？そりゃもう、よく晴れたきもちのいい朝でした。空気が爽やかです。あまりに気持ちいいので、少しだけ遠回りして近くの公園で青空をバックに桜を撮ることにしました。「帰国したときにはもう散っているはず、いま撮っておかなければ来年まで見られない」。いまから考えると、とんでもないあふぉです。桜は来年もまた見られますが、飛行機に乗り遅れたらイタリア旅行は数年間おあずけ。でも、その時は「旅立ちの朝に桜を撮る」ってことが、とってもロマンチックで重要なことに思えたんです（左上の写真は数枚撮った桜のうちの一枚）。ほんとに、もう。何を考えていたんだか。そんな時間があるなら、ちゃんと朝ご飯を食べればいいのに。不吉な予感おばかな思いつきを実行したために、いよいよ時間の余裕が無くなってしまいました。自転車を飛ばして駅に向かいます。普段、わたしの家から某ＪＲ駅まで、空を見上げ鼻歌を歌いながら自転車をこぐと１５分かかります。ごく普通に行けば自転車で１０分ほど、爆走すれば５、６分といったところでしょうか。もちろん、超爆走モードで朝の街をかっ飛ばしましたよ。予定では余裕の鼻歌モードで駅に向かうはずだったんですけどね、ま、いつもこんな感じです。怪音ペダルをこぎ出して２分。ちょうど駅と家の中間地点で、立て続けに乾いた音がなりました。急ブレーキをかけて自転車を止め、ざっと目視点検。異常なし。恐るおそる振り向くと、な、なんと、荷がこぼれているではありませんか！　アスファルトの上に点々と落ちる小さな影。担いでいたバックを降ろして見ると、一番前のポケットが全開になっています。こ、ここにはさっきデジカメを入れたはず……。ノートにボールペン、テッシュ、それにサイドポケットに入れておいた折りたたみ傘などをすっ飛ばし、まっすぐデジカメの元へ走り寄りました。液晶画面が割れていたら一大事です。買ったばかりなのに、旅行前だというのに。行く前から半泣きです。両手を前に突きだし、「いぃぃぃぃぃ」と怪音を発しながら朝日をバックに走る姿はさながらバタリアン……のようだったことでしょう。誰もいなくてよかった。とりあえず駅に到着震える手でケースからカメラを取り出し、電源を入れました。ああ、液晶モニターに映る我が街並みがこれほど美しいとは。ちゃんとつきました。液晶モニターにヒビや割れはなく、画像も綺麗に表示されています。安堵のあまり道に座り込むわたし。つまらないことで貴重な体力と気力を失ってしまいました。眠気がどっと襲ってきたのはこの時です。このまま座っていたい、という誘惑にかられ、たぶん５分はそこで座っていたと思います。職場へ向かう人たちが傍を通りはじめなければ、本当に寝ていたかもしれません。わたしの中に微かに残る羞恥心が、閉じかけた目をこじ開けてくれました。あわてて荷を回収すると、再び駅に向かいました。突如よぎった不安７時２０分、某ＪＲ駅到着。大丈夫、まだ間に合う。予定出発時刻が１１時２５分ですから、２時間前の９時２５分にチェックインカウンターにいけば大丈夫のはず。某ＪＲ駅から関西国際空港駅までは、乗り継ぎの待ち時間を入れても１時間半ほどです。まだまだ間に合います。けれど、念のため一番早い南海電車乗り継ぎルートをとることにしました。新今宮駅までのキップを購入し、朝の通勤ラッシュでごった返すホームへ。人の迷惑顧みず、バックパックを背負ったまま、サラリーマンの後ろに並びました。朝の光を反射して輝くレールを見つめているうちに、なぜか妙な胸騒ぎが……。ものすごく嫌な感じです。なんだろう、これは？電車に乗り込んでからようやく胸騒ぎの原因に気づきました。夜通しつけていたヒーターの電源を消した覚えが無いんです。ひ～。燃えてしまえ！どうする？　さあ、どうする！？　いまから家に戻って確かめていたら、完全に遅刻してしまいます。１時間ぐらいチェックインが遅れても大丈夫……いやいや、国内線ならともかく国際線でそれは危険。出国審査もあるし……。わたしの出した結論は「燃えるなら、燃えてしまえ」でした。これは万が一の場合は、「火事になる前にヒーターの安全装置が作動して切れる」と踏んでの結論です。下の階に住むおばあちゃんと、そのとなりに住む老夫婦は昼間、アパートの前の駐車場でひなたぼっこをするのが日課、それに日中わりと人通りのある道に接しています。夕方にはそのほかの部屋にも人が戻ってくるので、火事になったらすぐに発見されるはず。めちゃくちゃ非常識。人が火傷したり死んだりしたらどうする気だったんでしょうね？そう、わたしは既にこの時点で「正気」と「常識」を失っていたのです。つづく……。

瀬戸内寂聴さんが「国際ノニーノ賞」を受賞

作家の瀬戸内寂聴さんが「国際ノニーノ賞」を受賞されたそうです。わたし、ノニーノなる賞の存在を初めて知りました。イタリアの蒸留酒会社ノニーノ主催の「国際ノニーノ賞」は、イタリア人以外で活躍がめざましい文化人に送られる賞なんだとか。ふ～ん……。さて、寂聴さんの受賞理由ですが、ニュースサイト毎に翻訳テキストが違います。これが面白いので、ちょっと比べてみましょう。□ asahi.com「最も先鋭的な感覚をもった仏教者の１人で、（小説に）『静寂を聴くこと』を成し遂げた」□ Sankei Web「その小説に、この無常の世界全体を見ることができる」□ YOMIURI ON-LINE「先鋭的な感覚をもつ仏教者として、常に変容し前進する文学的試みを成し遂げた」イタリア語のニュースソースが解らないのでアレなんですが……YOMIURI ON-LINEさんが一番おじょうず（＾＾）！ていうか、asahi.comさんの「（小説に）『静寂を聴くこと』を成し遂げた」ってなんですか？意味不明ですよ（笑）。言葉って、ただ機械的に訳するだけじゃダメなんですね。ちなみにイタリアで寂聴作品は、「女徳」「比叡」の２点が翻訳出版されているそうです。【楽天ブックス】・「女徳」は、瀬戸内寂聴全集（第 3巻）に収録。・「比叡」は、瀬戸内寂聴全集（第11巻）に収録。

暗記カードも電子化の時代です。

もうすぐっていうか、いままさに受験シーズンですね。わたしが受験勉強をしたのは、ン十年前のこと。いまは当時した苦労などすっかり忘れてしました。もう一度、あれを経験したいとは思いません。したくても集中力と体力がないので出来ない。脳細胞もかなり減ってるし（笑）。ああ、そういえば……。受験勉強用にと、必死になって英単語とか歴史の年号を単語カードに書き写していましたね。作ったこと自体に満足して、その後ろくにカードを繰りませんでしたけど（＾＾；最近は電車やバスの中やプラットホームで、単語カードを繰る学生さんの姿をみかけませんね。作るのがめんどくさいのか、いまどき「単語カード」なんて流行らないの？でも、単語カードって便利なんですよ。ポケットに入れておけば、ちょっとした空き時間にさっと取り出して勉強することができます。ノートと違って、満員電車の中で見ても周りの人の邪魔になりません。作るのが面倒、そして何となく単語カードは格好悪いって人、これなんかどうでしょう？コクヨ電子暗記カード「memoribo（メモリボ）」です。価格は7,140円 (税・送料込)で、重さはたった５０グラム！本体色も白、黒、ピンク、ブルー、グリーンの５色揃ってますよ。大学入試によく出てくる英単語集つき。付属のソフトをパソコンにインストールすれば、自分で暗記カードを作成することも可能。英単語だけでなく他の外国語、たとえばイタリア語の単語カードも作れますね（※特殊記号は入力できません）。「自動再生機能」や問題をランダムに表示する「シャッフル機能」など、電子カードならではの便利な学習モードも搭載。専用ホームページでは、「漢字ターゲット1700」や「日本史年代暗記」「世界史年代暗記」（株式会社旺文社刊）などなど、順次ダウンロード（無料）できるようになるそうです。これ、音声つきならもっとよかったかも。綴りと発音を同時に学習できればいうことなしだったんだけどなぁ。コクヨさん、語学学習用に作ってくれませんか？英語だけでなく、イタリア語やドイツ語などの外国語コンテンツも同時発売お願いします（＾＾）

不定冠詞？　定冠詞？

当サイトタイトルの「カエルの喫茶店」、これをイタリア語にしたら……１）Bar di una rana（不定冠詞）２）Bar della rana（定冠詞）１と２のどっちになるんでしょう？　カエルといえば「あまがえる」を思い浮かべる人もいるし、「うしがえる」を思い浮かべる人がいるかもしれない。でも、ここにはぺたぺた「かえる」の絵が貼り付けてあるから、これだって特定してもいいような……。イタリア語ペラペラの人、どなたか教えてくださいませんか？