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テーマ:山に咲くお花たち(423)
カテゴリ:山には花がいっぱい
2008.9.7追記
ウメバチソウの盛りは一週間ほどなのに上手く当たっている 昨年、尾瀬のウメバチソウを紹介したのが9月8日に紹介して、今年は赤城、地蔵岳のウメバチソウを今日、紹介しますが。 ウメバチソウの雄しべは5本で一日に一本ずつ起き上がるので、雄しべの葯の付いた写真を撮れるのは一つの花で5日だけということになります。 そういう意味では、2年連続で写真が撮れるのは幸運なのかもしれない。 今年は、マイブームの虫メガネ観察(手間が掛ります、笑)です。 最近、仕事が忙しくて山も久々なので、虫たちも挨拶に来てくれるので一緒に紹介しましょう。 名前は知りませんが。 ウメバチソウの蜜は美味しいのか、アブ?、アサギマダラ等が吸蜜に来ていました。 何気ない虫も虫メガネでみると、なんて綺麗なんでしょう。 ウメバチソウ2 posted by (C)あっちゃん6331 ウメバチソウは、仮雄蕊という組織を持っているので、虫メガネ観察には打って付けの花です。 ウメバチソウ3 posted by (C)あっちゃん6331 そうそう、尾瀬ヶ原で見はぐった(見忘れた)花は、標高の関係で1、2週間後でアヤメ平で見ることができます。 静かな湿原と、人間の愚かさを(リサーチしてから行って下さいネ)同時に見ることができます。 2007.9.8 最近紹介していなくて今、尾瀬ヶ原で花盛りの花 今の尾瀬ヶ原は花のエゾリンドウなどの秋の花に引き継ぐ時期で、花の数は少なめです。 花盛りの植物は、「トリカブト」、「イワショウブ」、「ウメバチソウ」、「アキノキリンソウ」というところでしょうか。 トリカブトとイワショウブは、苗場山で紹介してしまったので、「ウメバチソウ」を紹介します。 尾瀬では、尾瀬沼周辺、尾瀬ヶ原、至仏山、燧ヶ岳などほとんどの場所でみることができます。 根生葉で花茎の先端に白い花を付けているので、尾瀬の爽やかな風に揺れています。 ウメバチソウ(梅鉢草) ●学名 : Parnassia palustris ●科名 : ユキノシタ科 ●属名 : ウメバチソウ属 ●名の由来 : 花が梅鉢の紋に似ていることからこう呼ばれる。 ●花言葉 : いじらしい ●特性: ・日本全国に分布し、山野の草地や砂礫地に育成する多年草。 ・やや湿った、日当たりの良い場所を好む。 ・花期は8月から10月。 ・花茎は10cmから40センチで、茎先に白色の可憐な花をひとつ上向きに付ける。 ・花弁は5枚で花径2.5cm程度。 ・花は10日以上咲き続ける。 ・子房を持つ太い雄しべ5本と、糸状に裂開し先端に腺体が付いた仮雄蕊(かゆうずい:仮雄しべ)がある。 ・開花当初、5本の雄しべは内側に曲がっていて、1日に1本ずつ立ち上がり花粉を放出するため、立ち上がった雄しべの数を数えると、おおよその開花日数が解る。 ・本種は仮雄蕊の先端が15~22に分かれ、エゾウメバチソウは9~14、コウメバチソウは7~9に裂ける。 ・H19.9.1尾瀬沼、沼尻にて撮影。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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