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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:甲虫
ハンミョウの仲間は逃げ足が速くて撮影が難しい
10/15 データに間違いがあったので加筆修正しました。 ハンミョウの仲間は、ナミハンミョウとミヤマハンミョウが撮影の機会が有ったのですが、走るは、飛ぶはで撮影に成功していない ハンミョウとはいっても種類の違う、動きの鈍い、マルクビツチハンミョウに出会った。 全身は紺色の金属光沢の姿が綺麗で、一瞬「オッ!」と思ったが よく見ると、ズングリと気持ち悪いカッコ。 マルクビツチハンミョウ2 posted by (C)あっちゃん6331 それでもと思い、撮影開始、動きが鈍いといっても数秒で地中に姿を消しました。 マルクビツチハンミョウ1 posted by (C)あっちゃん6331 掘り出しても可愛そうだし、有毒昆虫なので、深追いは止めました。 マルクビツチハンミョウ(丸首土斑猫) ●学名 : Meloe corvinus ●目名 : カブトムシ亜目 ●科名 : ツチハンミョウ科 ●名の由来 : 丸い首のツチハンミョウだから ●特性 : ・北海道から九州に分布し、広葉樹林に面した草地、畑などに生息。 ・全身は紺色の金属光沢があり、腹部は大きくてやわらかく前翅からはみ出す。動きが鈍く、地面を歩き回る。 ・成虫は体長15mm程度。鞘翅が退化して短くなり、飛ぶことはできない。 ・触ると死んだ振りをするが、この時に脚の関節から黄色い液体を分泌する。この液には毒成分カンタリジンが含まれ、皮膚に付くと水膨れを生じる。体内にもカンタリジンが含まれるため鳥なども食べることはない。 ・チハンミョウの毒は忍者も利用した猛毒で、中国では暗殺用に用いられた。 ・単独生活するハナバチ類の巣に寄生して成長するため、大量の卵を産卵するが成虫になるのは、ごく少なく微妙な環境の上に生息している。 ・5月ごろ孵化した、花粉程の大きさの幼虫は周辺の花に一斉に登り、吸蜜に来たトラマルハナバチの足などにしがみつき、巣に忍び込み、蜂の卵を食べた後、母蜂が子供のために用意した食料を横取りして育成する。 ・イギリスでは農薬の影響で60年前に絶滅したと言われていたが、昨年、生息が確認されたことが環境保護団体、ナショナル・トラストから発表された。 ・H20.10.6赤久縄山、登山道にて撮影。 --------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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