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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:甲虫
目立つ紅色は「毒を持っているヨ」のサインのはずなんだけれど
新緑の里山には、さまざまな甲虫類が生活している。 交尾、営巣、産卵と春のひと時を忙しく過ごしているのだ。 そんな里山でカクムネベニボタルを見つけた。 カクムネべにボタル1 posted by (C)あっちゃん6331 触覚の櫛形が浅くてノコギリの歯状は雌の印、オスは櫛形が深く鹿の角のように立派な触覚をもっています。 で、この子は、女の子。 カクムネべにボタル2 posted by (C)あっちゃん6331 ベニボタルの仲間は、体内に毒をもっていて、危険を感じると脚から毒を含む液体を出します。 カクムネベニボタルは毒がなにのにベニボタルに擬態して鳥などの捕食から実を守っているチャッカリ者です。 カクムネベニボタル(角胸紅蛍) ●学名 : Lyponia quadricollis ●目名 : コウチュウ目 ●科名 : コメツキムシ科 ●名の由来 : 紅色をした蛍ににた昆虫だから。 ●特性 : ・日本には全土に分布しに分布し里山などの低山に生息。 ・成虫の体長は9~15mm程度。 ・上翅に 9条の縦線を具える点が特徴。 ・幼虫は小さな虫などを食べ、成虫は草木の葉や花を食べる。 ・雄は触角の枝分かれが長く、雌はノコギリの歯状。 ・ホタルの名が付くが、光ったりはしない。 ・H21.4.29群馬昆虫の森里山エリヤで撮影。 ------------------------------------------------------------------------ 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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