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テーマ:日々自然観察(9783)
カテゴリ:甲虫
写真を撮っても同定できない昆虫が多い
このシナノオオミズクサハムシは昨年も尾瀬ヶ原で見付けたのですが、昆虫名を同定できずお蔵入りしていました。 シナノオオミズクサハムシ2 posted by (C)あっちゃん6331 昆虫を採集せずに、写真で同定でするのは、標本写真と生体写真の比較では、自信をもって「これだ!」と言うことはめったにありません。 蛾などは、生体写真では羽根が畳んだじょうたいですが、標本写真は翅を広げた状態なので非常に難しいです。 今回は昆虫図鑑のオオミズクサハムシから到達することができました。 シナノオオミズクサハムシ1 posted by (C)あっちゃん6331 シナノオオミズクサハムシはミズバショウの葉にいることが多いのですが、毒のある水芭蕉を食べているのかな。 シナノオオミズクサハムシ(信濃大水草葉虫) ●学名 : Lilioceris rugata ●目名 : 鞘翅目 ●科名 : ハムシ科 ●名の由来 : 新潟のオオミズクサ(水芭蕉?)につく草虫だから。 ●特性 : ・北海道、本州に分布し、水芭蕉が生える湿原に生息。 ・前胸背板と上翅は同色で,色彩が大きい.附属肢は2色で,腿節の基部は赤褐色で先端は暗色。 ・背面の色彩:変異が大きく,銅色,黒,赤,緑など.♀には青色の個体がいる.金属光沢がある. ・体長:♂6.9-10.1 mm,♀7.6-11.9 mm ・越冬成虫が4月から7月に現れる。 ・H21.7.4尾瀬ケ原で撮影。 ---------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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